公開日:2023.03.07
人材手配サービスアプリに関するアンケート調査
人材手配サービスアプリ「現在使用している」のは自分時間がとれている人
< TOPICS >
- 人材手配サービスアプリの認知は全体の4割に満たない
- 「クラウドワークス」「ココナラ」が群を抜いて使用率が高い
- 重要視している点、「安心感、信頼度」が最も高く 次いで「適した値段」「クオリティやサービス内容の充実度」
- 自分時間がとれている層、自身のスキルを出品した経験が高い
調査概要
調査名 | 人材手配サービスアプリに関するアンケート |
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対象者条件 | 【性別】男女 【年齢】20代-40代 【地域】全国 【その他】仕事以外の日常生活で人材手配サービスアプリを使用している人 |
調査項目 | 【スクリーニング】 ・アプリの認知度 ・アプリの使用実態 ・アプリの使用タイミング 【本調査】 ・自分時間 ・アプリの認知経路 ・使用アプリの種類 ・使用アプリの重視点 ・依頼カテゴリー ・アプリ使用頻度 ・自身のスキル販売の有無 |
サンプルサイズ | 600サンプル |
割付 | 性年代均等回収 |
調査期間 | 2023年2月7日(火)~2月14日(火) |
調査方法 | Webアンケート |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
アプリの認知度
SC1.人材手配サービスアプリの認知状況についてお知らせください。(1つ選択) ※人材手配サービスアプリ:個人の知識や経験スキルをネット上で商品として販売するサービスアプリ(ココナラ・タイムチケット・クラウドワークス等)
人材手配サービスアプリを知っている?
認知は4割に満たない。
年代別でみると、40代の認知率が低いことがわかる。
性別×年代別では、20代男女と30代男性の認知率が高く、40代女性の認知率が低い。
アプリの使用実態
SC2.人材手配サービスアプリの使用実態についてお知らせください。(1つ選択) ※人材手配サービスアプリ:個人の知識や経験スキルをネット上で商品として販売するサービスアプリ(ココナラ・タイムチケット・クラウドワークス等)
人材手配サービスアプリを使用している?
自分時間がとれていない層より、自分時間がとれている層の方が「現在使用している」割合が高い。
一方で、「現在使用していないが、過去に使用していた」割合は逆転し、自分時間がとれていない層の方が高くなる。自分時間がとれていない層は、離反ユーザーの割合が多いと推察。
アプリの認知経路
Q2.あなたが、人材手配サービスアプリを知ったきっかけをお知らせください。(1つ選択) ※人材手配サービスアプリ:個人の知識や経験スキルをネット上で商品として販売するサービスアプリ(ココナラ・タイムチケット・クラウドワークス等)
人材手配サービスアプリを知ったきっかけは?
認知のきっかけは、「Webメディア」が最も高く全体の3分の1を超える。次いで、「SNS」「広告媒体(テレビCM含む)」の順。
年代別でみると、どの年代でも「Webメディア」が最も高いものの、40代で半数近くを占める一方で、20代では3割に満たない。また、20代では他の年代に比べ、「広告媒体(テレビCM含む)」も高く、また、30代では「SNS」も高い。
使用アプリの種類
Q3.あなたが、これまでに使用したアプリ名を全てお知らせください。(複数選択可) また、その中で最も使用している、または使用していたアプリを1つお知らせください。(1つ選択) ※人材手配サービスアプリ:個人の知識や経験スキルをネット上で商品として販売するサービスアプリ(ココナラ・タイムチケット・クラウドワークス等)
最も使用している人材手配サービスアプリは?
最も使用されている(されていた含む)アプリは、「クラウドワークス」が約4割を占めて最も高く、次いで、「ココナラ」が3割となり、次点の「ランサーズ」は1割に満たないため、「クラウドワークス」「ココナラ」が群を抜いて使用率が高いことがわかる。
男女別では、女性の方が「クラウドワークス」の使用率が高く、男女で開きがあることが読み取れる。
性別×年代別では、30~40代女性で「クラウドワークス」の使用率が高く、20代男性では極端に低くなる。唯一20代男性で、「クラウドワークス」より「ココナラ」の使用率の方が高くなっている。
使用アプリの重視点
Q4.あなたが人材手配サービスアプリを使用する上で重要視している点を全てお知らせください。(複数選択可) ※人材手配サービスアプリ:個人の知識や経験スキルをネット上で商品として販売するサービスアプリ(ココナラ・タイムチケット・クラウドワークス等)
アプリを使用する時に重要視している点は?
重要視している点は、「安心感、信頼度」が最も高く約半数を占める。次いで、「適した値段」「クオリティやサービス内容の充実度」の順。
年代別では、いずれも「安心感、信頼度」が最も高いものの、20代より40代の方が割合が顕著に高く、大きく開きがみられる。
性別×年代別では、他の年代に比べ、「安心感、信頼度」が30~40代女性で高く、20代男性で顕著に低くなる。40代女性にとっては、「適した値段」「アプリ内の操作性・使いやすさ」も重要視する傾向がみられる。また、20代女性では、「クオリティやサービス内容の充実度」は他の年代に比べて重要視する傾向が低い。
自身のスキル販売の有無
Q7.あなたは、人材手配サービスアプリで自身のスキルを出品したことがありますか?(1つ選択) ※人材手配サービスアプリ:個人の知識や経験スキルをネット上で商品として販売するサービスアプリ(ココナラ・タイムチケット・クラウドワークス等)
自分のスキルを販売したことはある?ない?
自身のスキルを出品した経験は、「ある」「ない」で約半々。
年代別でみると、20~30代で「ある」がわずかに高く、40代で「ない」が極端に高くなる。
性別×年代別では、20~30代男性で「ある」が高く、40代男女で「ない」が高くなる。
自分時間別では、自分時間がとれている層が、自身のスキルを出品した経験が高いことがわかる。
調査結果の引用・転載について
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近年のライフスタイルの多様化により、個々の事情に応じた多様な働き方を選択できる社会の実現が求められています。半強制的に広がったテレワークや在宅勤務や時短勤務は、これまでの働き方を大きく変化させています。また、副業(ダブルワーク)を許可する企業も増え、サイドビジネスもブームになりつつあります。推奨されてるサイドビジネスのひとつに、自分の経験や特技・趣味をお金に変えられる人材手配サービスアプリ(スキルシェアサービスアプリ)があります。実際のところ、仕事外の日常生活でどれくらいの方々が人材手配サービスアプリを通してスキルを売買しているのでしょうか。今回は、全国の20-40代男女に、人材手配サービスアプリの使用実態について、性年代別・自分時間別に比較し、調査しました。