例えば対象が 30 ~ 50 代主婦であれば、平日の日中であっても時間を調整しやすいので問題ありませんが、逆に女性でも正社員/フルタイムで働いていることが条件の場合、通常は平日の日中には調査にご協力いただけないので、土日、あるいは平日夕方以降~夜20時ごろまでに設定します。働く男性の場合も同様です。
モニターのサンプリングに関しては、対象者条件が厳しく無ければ、ストリートインターセプト(通称キャッチ)と言われる手法が手っ取り早く、低コストで済みます(「会場調査のモニター」に詳述)。
対象者条件が難しい場合は、事前にスクリーニングし、決められた日時に会場に来てもらうプレ・リクルートという手法を取ります。この条件の難易度、出現率を読み違えて、ストリートインターセプトで2日間の予定でスタートしたが、完了できずに延長して4日間を要した、となると会場費や調査員手当などの経費がかさみ、かえってプレ・リクより割高になりますので、注意が必要です。
条件が簡単でも対象が中学生以下の場合は、調査に参加する前に保護者の承認が必要ですので、ストリートインターセプトはできません。
会場の立地についても交通の便に加え、対象となる人たちの行きやすさを考慮することで、プレ・リクルートの際の応募率が上がります(「会場調査の会場手配」に詳述)。
会場調査(CLT)
会場調査(CLT)とは、あらかじめ用意した会場で、調査対象者から、製品、または広告等についての評価を聴取し、定量的にデータとして収集する手法です。
対象者が実際に製品や対象物に触れることで、よりリアルな評価を得られることができ、比較的短期間に、定量的に把握することができます。
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失敗しない会場調査 6 つのポイント
アスマークの会場調査専門の実査責任者が、これまで数多くの会場調査に携わってきた中で得た経験・知見をまとめた11ページのレポートです。
●試食・試飲テストを検討している
●パッケージや広告などの評価を取りたい
●発売前等の機密性が高い製品のテストをしたい
●会場調査のことを詳しく知りたい
上記に当てはまる方にぜひ読んでいただきたい資料です。
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