テスト製品のカテゴリーにもよりますが、日常的に使用するような製品の場合では調査期間中に出張や旅行などの予定が無いかを募集アンケートで聴取します。これはホームユース、つまり自宅で試用することが前提である場合、環境の異なる場所では正確なデータにならないことと、自宅外にテスト製品を持ち出すことによる紛失や情報漏えいリスクを避けるためです。
長期間のテストの場合、日記調査のように毎日の書き込みが求められるのか、1週間に1回のアンケート回答が求められるのか、どのぐらいの頻度で合計何回の回答が必要かというモニターの負担を予め提示した上で、全期間において協力可能であるか否かを確認します。
また、調査期間が3ヶ月、半年など長くなればなるほど、何らかの事情により途中中止(脱落)となるモニターが出てくる可能性が高まります。テスト製品の準備数量に余裕がある場合は、その脱落率を予測して、予備サンプルを設定することもできます。
最近ではモニターの使用状況がリアルタイムで確認できるような最新のシステムも使えますので時系列での評価の精度が上がっています。 なお、リニューアル商品を試用する際は商品の安全性を確保するため、製造者による安全性確認書をご提出いただくことがあります。
ホームユーステスト
ホームユーステストとは、新商品や改良品のサンプルを調査対象者の自宅に送付し、普段の生活の中で、一定期間、試飲・試食または試用してもらい、アンケートでその評価を得る調査手法です。
製品を実際に試してもらう調査としては、会場調査(CLT)と並ぶ代表的な調査手法です。
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失敗しないホームユーステスト6つのポイント
これからホームユーステストを検討する方向けに、注意点や失敗しないためのポイントを13ページのレポートにまとめました。
●製品テストを検討している
●試食・試飲テストを検討している
●ホームユーステストについて詳しく知りたい
上記にあてはまる方にぜひ読んでいただきたい資料です。
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