アスマークでは設立当初からモニター会員の質にこだわって募集・管理を行っていますので、“純粋にアンケートに協力したい”という気持ちで参加いただいている良識的な会員がほとんどです。ですが、残念ながら謝礼だけを目的に、対象になりそうな虚偽の回答をするモニターが出てしまうこともあります。
そこで、実際に「なりすまし」応募を防ぐための工夫として、例を挙げてご説明いたします。
座談会などのリクルートでは必ず電話での条件確認がありますが、サンプルサイズが多いホームユーステストの場合(数百~千サンプルサイズを超えるものもあります)、回答内容を元に対象者を決定し、そのまま協力を依頼することがほとんどです。そこで、アンケートの作り方を少し工夫して、さらにデータチェックで「なりすまし」の可能性があるモニターを除外しやすいようにします。
■参加条件:「缶チューハイA」を「週に1本以上」飲んでいる人
→すべてのアルコールを「毎日飲んでいる」というような回答は、やや不自然です。もし本当だったとしてもかなり特殊なサンプルの可能性が高いので、対象者から外します。
チェックできる数は無制限でもいいですし、“最もよく飲むものから3つまで選択可”など制限することもできます。また、商品提示順はランダム表記とし、アクセスごとに順が異なるように設定します。メーカーごとで括りがあるなど、ランダム表記しない場合は、先頭と末尾を避けた順位に対象商品「A」を配することで確実性が高まります。
→こちらも、すべての商品にチェックしているモニターは(選択数の制限がない場合)なりすましの可能性があるので、できるだけ外します。
→発送・回答の督促で連絡先が必要になるので、自宅・携帯共に番号が不明なモニターは外します。また、登録情報と照合し、異なる場合は除外するか再確認します。
上記はあくまでも工夫例です。基本的にはお客様にご用意いただいた調査票そのままにアンケートを作成させていただきます。実例やアドバイスを
ホームユーステスト
ホームユーステストとは、新商品や改良品のサンプルを調査対象者の自宅に送付し、普段の生活の中で、一定期間、試飲・試食または試用してもらい、アンケートでその評価を得る調査手法です。
製品を実際に試してもらう調査としては、会場調査(CLT)と並ぶ代表的な調査手法です。
> 詳しく見る
アンケートモニター
アスマークが運営するモニター組織「D style web」と合わせ、1,600万人以上の提携パネルからなる国内でも最大規模のパネルネットワークを構築しています。
アンケート調査はもちろんのこと、モニターリクルート分野における圧倒的な業界実績を持つ強みを活かし、インタビュー調査や会場調査、学術研究における被験者募集などの調査リクルーティングにも活用しやすいのが特徴です。
> 詳しく見る
市場調査でわからないことがあれば何でもご相談ください。
今ある疑問について聞いてみる