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帰省に関するアンケート調査

公開日:2024.02.21

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帰省に関するアンケート調査

帰省にかかる金額や時間が増える世帯ほど、帰省する頻度を増やしたい意向が強い

就学・就職・結婚等、人生の節目の様々な理由で生まれ育った故郷を離れ別の地域に移住する人、また最近ではテレワーク増加や政府による地方創生政策の推進により、都会で生まれ育った人が田舎暮らしに憧れて移住するIターンをする人も増加傾向にあります。それに伴い、シーズンごとの家族行事が増える年末年始・GW・お盆休みに話題となるのが帰省ラッシュです。混雑が予想されてもなお、実家に帰省するという日本人の習慣は、江戸時代からから続く「藪入り」の日本文化が、人々の心に根付いているからではないでしょうか。
そこで今回は、親と同居していない「子育て世帯」と「単身世帯」を対象に帰省する頻度や理想的な帰省頻度、帰省に対するハードル等の帰省に関するアンケート調査を実施。世帯別だけではなく規制にかかる金額・時間によって回答差が生まれるのかも比較し、調査しました。
 
 
 

< TOPICS >

 
 

  • 帰省にかかる交通手段、片道時間が60分未満の層では半数以上が「車」、60分以上120分未満の層では「電車」、120分以上になると「新幹線」がメイン
  • 帰省の頻度、「年に5回以上」が4割弱で最も多く、「年に3~4回程度」「年に2回程度」の順
  • 理想的な帰省の頻度、帰省にかかる金額や時間が上がる(増える)に連れて、実際より増やしたいという意向がみられる
  • 帰省の阻害要因、帰省にかかる金額や時間が上がる(増える)に連れて、「時間の余裕がない」から「お金の余裕がない」に切り替わる
執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク 営業部 マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

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調査概要

調査名 帰省に関するアンケート調査
対象者条件 【性別】男女
【年齢】20代~60代
【地域】全国
【その他】
子育て世帯:既婚子あり(離死別含む)・親と同居していない・親が実家に住んでいる(片親の場合も含む)・高校生までの子供と同居
単身世帯:未婚子なし(離死別含む)・親と同居していない・親が実家に住んでいる(片親の場合も含む)
調査項目 【スクリーニング】
・同居する家族構成
・実家に住む親
・お子様の学齢
・帰省にかかる一人当たりの金額
・帰省にかかる片道時間

【本調査】
・帰省の際の交通手段
・帰省する頻度
・帰省する理想的な頻度
・帰省に感じるハードル
・帰省の目的
サンプルサイズ 800サンプル
割付 子育て世帯、単身世帯で均等回収
調査期間 2024年2月1日(木)~2月8日(木)
調査方法 Webアンケート
調査機関 株式会社アスマーク

帰省の際の交通手段

Q1.実家に帰省する際の主な交通手段について当てはまるものをひとつお知らせください。(1つ選択)

実家へ帰省時の交通手段は?

全体では、「車」が4割以上で最も多く、「電車」「新幹線」の順で続く。
帰省にかかる片道金額別でみると、5,000円未満の層の半数以上が「車」で帰省しており、10,000円未満までは「車」を帰省の交通手段としている傾向がみられる。10,000円以上~20,000円未満の層になると、半数が「新幹線」を選択しており、20,000円以上になると、半数近くが「飛行機」を選択している。
帰省にかかる片道時間別では、60分未満の層では半数以上が「車」を選択し、60分以上120分未満の層では「電車」、120分以上になると「新幹線」がメインの交通手段となっている。
世帯別では、子育て世帯は「車」、単身世帯は「電車」を選んでいる。

帰省する頻度

Q2.実家に帰省する頻度についてお知らせください。(1つ選択)

実家に帰省する頻度は?

全体では、「年に5回以上」が4割弱で最も多く、「年に3~4回程度」「年に2回程度」の順で続く。
帰省にかかる片道金額が5,000円未満の層は、半数以上が「年に5回以上」帰省しており、金額が上がるに連れて帰省の頻度が下がっている。帰省にかかる片道時間別でも同様の傾向がみられた。
世帯別では、子育て世帯の4割以上が「年に5回以上」帰省するのに対し、単身世帯で「年に5回以上」帰省するのは3割未満と差が生まれている。

帰省する理想的な頻度

Q3.実家に帰省する理想的な頻度についてお知らせください。(1つ選択)

実家に帰省する理想的な頻度は?

全体では、「年に5回以上」が4割弱で最も多く、「年に3~4回程度」「年に2回程度」の順で続き、実際の帰省の頻度と大きな差はみられない。
帰省にかかる金額や時間が上がる(増える)に連れて、実際の帰省頻度より増やしたいという意向がみられる。

帰省に感じるハードル

Q4.実家に帰省する際に感じるハードルについて、もっとも当てはまるものをひとつお知らせください。(1つ選択)

帰省時に感じるハードルは?

帰省にかかる金額や時間が上がる(増える)に連れて、「時間の余裕がない」から「お金の余裕がない」に帰省の阻害要因が切り替わっている。

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