値上げが及ぼす消費者の購買変容とは

日常のちょっとした疑問を独自のミニリサーチ形式にて発信していく「Smart research」
第22弾は「値上げにより購買変動が生じた食品」について、アスマークのモニターに調査した結果をお届けします。
 

20-50代男女に調査!値上げ対策は「銘柄シフト」を上回り「買い控え」

 

 

 
食品の値上げが各地で相次ぐ中、消費者の購買状況はどのように変化しているのでしょうか。
そこで今回は過去のSmart researchに続き、「インスタント食品」を始めとした特定食品の値上げ余波について、調査結果をお届けいたします。

まず、インスタント食品に関しては、購入状況に変化があった割合は併せて全体の3割程という結果に。
また多くの食卓へ与える影響が高いと予測される、パンや小麦粉・レトルト・冷凍食品の購入状況は全体約1割ほどの変化に留まりますが、
微差ではありつつ、値上げ対策としては「銘柄シフト」より「買い控え」を策として講じる方が多い印象です。

今回の調査では、食品値上がりの影響を受けても、現状レベルでは多くの人の購入状況に変化はないことが分かります。
また、食品に応じて微小なりとも購買変容の実態に差異があることもうかがえます。
今後の情勢によっては、購入頻度や銘柄変更等に更なる変化が見られるかもしれません。
 

 

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調査名
特定食品の値上げ影響に関する調査
対象者条件

【性別】男女
【年齢】20代~50代
【地域】全国
サンプルサイズ
計480サンプル
調査期間

2023年3月14日(火)~3月17日(金)
調査方法
Webアンケート
調査機関
株式会社アスマーク