「加工食品」購入者の4人に1人が購買状況に変化あり

食品の値上げが各地で相次ぐ中、消費者の購買状況はどのように変化しているのでしょうか。
今回は過去のSmart researchに引き続き、値上げ傾向にある特定食品の値上げ余波について調査を実施。
 

ハム・ソーセージ、牛乳など、値上げによる買い控えが生じる

 

 

 
まず、「ハム」や「ソーセージ」などの加工食品に関して、全体の75%の購入状況に変化は見られないものの、反して25%と4人に1人は購買変容が生じていることが分かります。
続いて、原料費高騰や搬出コストの上昇により値上がり傾向にある「牛乳」や「乳製品」についても同じく、加工食品に次いで一定数の購買状況に変化が。いずれも「銘柄シフト」ではなく「買い控え」による対策が優勢です。
尚、「納豆」「大豆」についても、購入頻度減少傾向(11%)、購入銘柄変更(7%)という結果に。

僅少ではありますが、いずれも銘柄を変更するよりも購入を控える傾向にあるようです。
止まらない値上げにより、今後は代替食品などの活用も今後増えていくかもしれません。引き続き、ステレス値上げによる消費者動向の変容については注目し、レポートしてまいります。

 

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調査名
「加工食品」値上げに関する実態調査
対象者条件

【性別】男女
【年齢】20代~50代
【地域】全国
サンプルサイズ
計320サンプル
調査期間
2023年3月31日(木)~2023年4月4日(月)
調査方法
Webアンケート
調査機関
株式会社アスマーク