マイナ保険証「利用意向」は賛否両論

日常のちょっとした疑問を独自のミニリサーチ形式にて発信していく「Smart research」
今回は「マイナ保険証」の認知や利用実態について調査しました。

マイナ保険証「内容までよく知っている」約半数

そもそも「マイナ保険証」とは、保険証機能をマイナンバーカードに加え、保険証としてマイナンバーカードを利用できるようにしたもの。保険証の個人情報をマイナンバーカードに紐づけることで一体化させることができます。

では「マイナ保険証」に関して、生活者自身は、一体どのようなイメージを抱いているのでしょうか。

まず「マイナ保険証」自体の認知については、約半数が内容までよく理解しているという結果になりました。

また、既に利用者している人と利用を積極的に検討している人と利用を検討していない人の割合は半数で、賛否両論な現状が分かります。「マイナ保険証」を詳しく理解している人が多い結果、賛成派と反対派が二分化しているかもしれません。

更に「マイナ保険証」の利用を「考えていない」「知らない・わからない」と回答していた人に対しては、具体的な理由も聴取。結果として「セキュリティに不安がある」(57%)、「プライバシーの懸念がある」(47%)と、個人情報保護を中心とした懸念が多く見られています。

今回の調査では「マイナ保険証」の内容を理解している人が多いことから、人々の注目度自体は一定数あることがうかがえました。マイナンバーカードに関する動向についても、引き続き調査していきたいです。

 

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調査名
「マイナ保険証」認知や利用実態に関する調査
対象者条件

【性別】男女
【年齢】20代~50代
【地域】全国
サンプルサイズ
計320サンプル(一部:160サンプル)
調査期間
2023年6月21日(水)~2023年6月22日(木)
調査方法
Webアンケート
調査機関
株式会社アスマーク