公開日:2024.04.26

留置法とは

  • マーケティングリサーチ用語解説集

留置法は、市場調査とマーケティングリサーチにおいて効果的な手法として知られています。このアプローチでは、調査員が対象者の自宅に訪問し、面接を通じて調査の目的を説明後、アンケートを配布します。留置法の重要なことは、対象者が自宅でアンケートを自分で書くことです。
 
このプロセスでは、調査員が最初の訪問でアンケートを直接手渡しします。そして、対象者に質問内容をじっくり考慮して記入する時間を提供します。この方法は、対象者に回答を慎重に考える機会を与え、調査の質を高めることができます。回収は調査員が再訪問を行うことにより実施され、これにより郵送調査と比較して高い回収率が期待できます。
 
留置法は、集団調査や他の手法と比較して、回答者が回答に集中できる環境を提供することから、より正確で詳細なデータ収集が可能です。特に詳細が求められる市場調査に適しており、調査結果の信頼性と有効性を高めるために広く採用されています。この手法を利用することで、マーケティング戦略や製品開発の基盤となる堅牢なデータを得ることができます。
 
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執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク 営業部 マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

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エスノグラフィ調査

エスノグラフィ調査とは

訪問調査は一般的に、一軒一軒対象者の自宅・職場等を直接訪問してアンケートをして回る“定量調査”と、生活者の行動を「見る」「観察する」ことに重きを置く“定性調査”の二種類があります。
前者の場合は単に「訪問調査」と呼び、後者の場合は「訪問観察調査」「行動観察調査」「エスノグラフィ調査」等の呼び名があります。

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