公開日:2024.08.30

オンラインインタビューシステム「i-PORT voice」を開発背景から特徴、メリット、事例まで紹介

  • マーケティングリサーチHowto

近年、顧客の声を直接伺い、商品開発やマーケティングに活かすためのマーケティングリサーチにおいて、オンラインインタビューのニーズが高まっています。特に、コロナ禍を経て、従来の対面調査よりオンラインの方が好ましくなったことが、その流れを加速させています。しかし、従来のオンラインインタビューツールでは、以下のような課題がありました。

  • 通信環境による影響を受けやすい
  • 多様なデバイスへの対応が難しい
  • インタビューに特化した機能が不足している
  • モデレーターとクライアントのコミュニケーションが取りにくい

 
これらの課題を解決するため、当社(アスマーク)は、長年の調査ノウハウを生かし、オンラインインタビューに特化したシステム「i-PORT voice」を独自開発しました。
 
「i-portvoice オンラインインタビューシステム」の詳しい紹介はこちら>
 
 

「i-PORT voice」開発の背景

当社は、10年以上前からオンラインインタビューに着目し、顧客のニーズに応じて調査を実施してきました。2020年3月、新型コロナウイルスの感染拡大により、対面での調査が困難になり、オンラインインタビューの需要が急増しました。
 
当初は、ZoomやGoogle Meetなどの汎用的なオンライン会議システムを利用していました。しかし、これらのシステムでは、インタビュー調査に特化した機能が不足しており、円滑なインタビューの実施や、質の高いデータ取得に課題がありました。
 
そこでアスマークは、これらの課題を解決し、より高品質なオンラインインタビューを提供するため、独自システムの開発に着手しました。それが「i-PORT voice」です。
 
 

「i-PORT voice」の特徴

「i-PORT voice」の大きな特徴は、以下3点です。

  • バックルーム機能による円滑なインタビューの実現
  • モニター、クライアント、モデレーターそれぞれのメリット
  • 従来の課題を解決できる具体的な機能紹介

 
そして、最大の特徴はインタビュー専用のバックルーム機能を搭載している点です。これにより、従来のオンライン会議システムでは実現が難しかった、モデレーターとクライアント間のスムーズなコミュニケーションが可能になりました。
 
 

「i-PORT voice」のメリット

「i-PORT voice」の大きなメリットは、以下3点を可能にしていることにあります。

モニター:他の参加者を気にせず、リラックスしてインタビューに集中できる
クライアント:モニターに気兼ねなく、リアルタイムで意見交換や指示出しができる
モデレーター:クライアントからの指示を受けながら、スムーズにインタビューを進めることができる

 
また、「i-PORT voice」は、インタビュー中の画面共有や録画、チャット機能など、調査に必要な機能が充実しています。さらに、多様なデバイスに対応しているため、モニターは使い慣れた環境でインタビューに参加することができます。
 
 

「i-PORT voice」活用事例

「i-PORT voice」を活用し、以下調査を行いました。

調査目的 コロナ禍における購買行動の変容、キャッシュレス決済の利用状況
調査対象者 65歳~79歳の男女4名(首都圏以外の方も参加)
参加者の声 外食が減った(週に1回は外食していたが、月1回くらいに減った)、大きなショッピングモールに行かなくなった、現金を持たない主義で最近はLINE PayやPayPayや楽天ペイ、IDなどを使っている(ポイントも溜まるし)

 
「i-PORT voice」によるオンラインインタビューを実施することで、地方にご在住の方同士のシニアのコミュニケーション活性化が図れる、普段物理的要因で会場に行けないシニアの方のお声が聞けるなど、従来のオフラインでのインタビューでは得られない情報を得ることができました。
 
詳しく「シニアに訊く~コロナ禍における購買行動変容のリアル~」はこちら>
 
 

まとめ

ここまで、「i-PORT voice」の開発背景や特徴、メリット、事例を解説してきました。
 
「i-PORT voice」は、従来のオンラインインタビューシステムの課題を解決し、より高品質なデータ取得を可能にする、顧客の声を聞くための新しいカタチです。
 
例えば、「i-PORT voice」が解決できる悩みが下記です。
 

CASE1:見学者の姿が調査モニターに見えていないか心配・・・
見学者に「見られている」感覚(バイアス)をなくして自然体でインタビューに参加してもらうために、参加者には見学者が見えない設計になっています。
 
 
CASE2:バックルーム同士でインタビュー中の気付きを共有したい
インタビューの様子を見ながら、見学者同士でチャットをすることができるため、本社や現場など離れた環境でも、円滑なコミュニケーションが可能です。
 
 
CASE3:参加者が当日に接続できるか心配
モニターのインタビュー用URLは、事前の接続テストをクリアした方のみ発行!セルフでできる、接続テスト機能も搭載しています。

 
 
もし、上記のようなお悩みやオンラインインタビューにご興味いただけましたら、下記「相談フォーム」より、気軽にご相談ください。
 
オンラインインタビュー調査のご相談はこちら>
 

執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク 営業部 マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

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