公開日:2014.02.01
- 仕事
- 趣味・レジャー・スポーツ
外国語学習に関するアンケート調査
英語学習のきっかけ、2位は「海外旅行」、1位は「自主的なスキルアップ」
調査概要
調査名 | 外国語学習に関するアンケート調査 |
---|---|
対象者条件 | 1都3県在住の20代~50代男女、有職者 |
調査項目 | ・属性(性別、年代、居住地、職業、個人年収) ・外国語学習への興味・関心有無(単一回答) 【外国語学習に興味がある人】 ・興味のある外国語(複数回答) ・過去に学習経験のある外国語(学校の授業は除く)(複数回答) ・現在勉強中の外国語(複数回答) 【「英語」を勉強中の人】 ・英語学習の目標設定(単一回答) ・英語学習のきっかけ(複数回答) ・英語学習の方法(複数回答) ・英語学習のモチベーション維持のために心がけていること(自由回答) |
サンプルサイズ | 1,000ss |
割付 | 【性別】 男性:50.0%、女性:50.0% 【年代】 20代:25.0%、30代:25.0%、40代:25.0%、50代:25.0% |
調査期間 | 2014年2月27日(木)~3月3日(月) |
調査方法 | インターネット調査(アスマークの自社モニター ) |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
調査対象
性別 N=1,000 | |
---|---|
年代 N=1,000 | |
居住地 N=1,000 | |
職業 N=1,000 | |
個人年収 N=1,000 |
Q1.あなたは現在、英語・中国語など、何らかの外国語学習に興味・関心はありますか。(1つ選択)
※外国語学習に興味・関心が「ある」「少しある」とお答えの方
Q2-1.あなたが興味のある外国語を、すべてお選びください。(複数選択可)
Q2-2.あなたが過去に(学校の授業以外で)勉強したことがある外国語を、すべてお選びください。(複数選択可)
■【外国語学習に興味がある人】興味のある外国語/過去に学習経験のある外国語 n=648
外国語学習に興味が「ある」「少し」あると答えた648人に、現在興味のある外国語と、過去に、学校の授業以外で勉強したことがある外国語を答えてもらった。結果、圧倒的に「英語」への関心が高く、外国語学習に興味がある人の9割(93.7%)が選択した。また、過去に英語を勉強したことがあるという人も77.3%で8割近い結果となった。
英語以外で【興味のある外国語】としては、「中国語」が21.0%、「フランス語」が20.1%、「スペイン語」が15.7%、「韓国語」が14.8%、「ドイツ語」が13.0%と続いている。
英語以外の【勉強したことがある外国語】としては、「中国語」が13.7%、「フランス語」が13.3%、「ドイツ語」が11.1%、「スペイン語」が7.7%、「韓国語」が6.0%となった。「その他」の具体的な回答としては、「インドネシア語」「タイ語」などが挙がった。
※外国語学習に興味・関心が「ある」「少しある」とお答えの方
Q2-3.あなたが現在、勉強している外国語がありましたら、すべてお選びください。(複数選択可)
■【外国語学習に興味がある人】現在勉強中の外国語 n=648
続いて、【現在、勉強している外国語】があるかどうか聞いたところ、「英語」と答えた人が26.9%であった。外国語学習に興味・関心があると答えた有職者のうち約4人に1人が英語を勉強しているという結果になった。
英語以外には、「中国語」が3.1%、「韓国語」が2.2%、「フランス語」が2.0%となっており、「勉強中の外国語は特にない」と答えた人は67.9%。有職者の3割強が、何かしらの外国語を勉強中であることがわかった。
※現在「英語」を勉強している方
Q3.あなたは英語の学習にあたって、何か具体的な「目標」は設定していますか。(複数選択可)
■【英語を勉強中の人】英語学習の目標設定 n=174
現在、英語を勉強中であると回答した人に、学習にあたって具体的な【目標】を設定しているかどうかをたずねた。
最も多かったのは「TOEIC®テスト」で、42.5%だった(TOEIC® Bridgeテスト、TOEIC® SWテストは含まない。) 年代別では20代で6割を超えており、30代~50代ではそれぞれ30%台となっている。その他には、 「英検(実用英語技能検定)」が12.6%、「日商ビジネス英語検定」が1.7%、「TOEFL®」が0.6%、「上記以外の英語検定・試験」が2.3%となっている。
「目標設定は特にしない」と答えた人は31.6%。年代が高いほど目標設定をしていない人の割合が高くなっており、20代では15.7%だが、30代では32.1%、40代では40.6%、50代では44.7%と高くなっている。
【TOEIC®の目標スコア】 ※英語学習の目標設定として「TOEIC®テスト」を選択した方 n=74
■目標として「TOEIC®テスト」を選択した74人の目標スコア(数値入力)を集計した結果、700点台を目標としている人が最も多かった(33.8%)。次が800点台(20.3%)、その次が「900点台」(23.0%)となっており、約半数の人が、800点以上の高得点を目標にしている。
※現在「英語」を勉強している方
Q4.あなたが英語を勉強しようと思った「きっかけ」としてあてはまるものをすべてお選びください。(複数選択可)
■【英語を勉強中の人】英語学習のきっかけ n=174
英語を学習することになった【きっかけ】については、「自主的なスキルアップ」と答えた人が最も多く(67.2%)、「仕事で必要」という人は37.4%だった。2番目に多かったのは「海外旅行」で47.7%、次が「趣味」で39.7%となっている。その他には、「資格取得」が24.1%、「転職・再就職のため」が19.0%、「留学やホームステイのための準備」が5.2%となっている。また、「その他」(1.1%)の具体的な内容として『移住のため』『英米への移住も視野に入れている』と答えた人もいた。
また、男女別では、「趣味」がきっかけの一つになるのは女性の方が多く、男性27.8%に対し女性は48.0%。反対に男性の方が高いのは「仕事で必要」で、女性でも33.3%と3人に1人が選択しているが、男性は43.1%となった。
※現在「英語」を勉強している方
Q5.あなたが現在行っている英語の「学習方法」としてあてはまるものをすべてお選びください。(複数選択可)
■【英語を勉強中の人】英語学習の方法 n=174
現在行っている英語の学習方法としては、「書籍・雑誌(CDやDVD付きも含む)」が44.3%で最も多かった。続いて、「テレビ講座」が23.0%、「ラジオ講座」が18.4%、「インターネットの英語学習サイト」が17.8%、「教室などのレッスン以外で話す(実践で学ぶ)」が16.7%、「スマートフォンの英語学習アプリ」が15.5%となった。インターネットやスマートフォンを活用する人も増えてきているようだ。尚、今回のアンケートは有職者に限定しており時間的な制限があるためと考えられるが、「スクールに通っている」という人は、1割に満たず8.0%となった。
年代別に見ると、「スマートフォンの英語学習アプリ」が20代での利用率が高く、50代で2.6%であるのに対し、29.4%と3割近い。また、「テレビ講座」「ラジオ講座」は40代・50代での利用率が高かった。
※現在「英語」を勉強している方
Q6.外国語を勉強している中で、あなたがやる気・モチベーションを維持するために心がけていることやコツがありましたら、お聞かせください。(自由回答)
【実際の回答】(一部を抜粋)l ※( )内は年代と性別
- 『日本人が英語を使って活躍している場面をテレビやネットで見て刺激を受ける。』 (20代男性)
- 『たまに洋画を字幕無しで見てそこで理解出来た部分が増えると、次回もっといろんな言葉を理解したい気持ちが増しそこからモチベーションがアップする』 (20代男性)
- 『車の中とか暇な時間には勉強する気があまりなくても、英語を流して少しでも慣れるようにする』 (30代男性)
- 『自分の趣味に関連付けて、勉強している。私はウイスキーが好きなので、その製造工程やウイスキーの味や香りの表現をどのようにするのかなども勉強している。』 (30代男性)
- 『僕と同じような英語に関心のある友達と遊ぶとき、(今日一日英語しか使えない)というようなルールを決めて遊ぶ。海外の友達とたまにSkypeなどで英語で通話する。とにかく使っていないと忘れていくので、日常的に英語に触れるように心掛けています。』 (30代男性)
- 『洋画や興味のある洋書を読むなど、趣味として楽しみながら勉強する。』 (40代男性)
- 『毎日1分でも英単語を覚える事、出来るだけニュースでは副音声の英語を聞き、画像と併せてヒアリング練習をする事。』 (50代男性)
- 『ある程度勉強したら、一度ネイティブのひとと話してみて、自分の上達具合をジャッジしてもらうこと』 (20代女性)
- 『好きな海外ドラマやアーティストのインタビューを見てこの人たちと話したい!と思うこと。』 (20代女性)
- 『なるべく話す機会を作ること。日常の生活の中の出来事を頭の中で英語にしてみること。』 (30代女性)
- 『勉強している外国語をマスターし実際に話している自分を想像する。』 (30代女性)
- 『自分の好きな外国人アーティストのツイッターやフェイスブック、雑誌や新聞記事を常にフォローすること。』 (40代女性)
- 『学習できない日があっても、自分を責めない。 無理なく続けられる量にしておく』 (40代女性)
- 『英語を習得するために、将来海外で生活をしている自分を想像しながら勉強している事。成るべく外人と話す時は、自分から英語で話しかけるようにしている。日本語で考えるのではなく、常に英語で考えるようにしている。』 (50代女性)
- 『外国語で話す機会は本当に少ないもの。観光客を見掛けた時にもし地図を持っていたら声を掛けてボランティアをやります』 (50代女性)
調査結果の引用・転載について
- 本レポートの著作権は、株式会社アスマークが保有します。
- 引用・転載される際は、必ず「アスマーク調べ」と出典を明記してご利用いただくようお願いします。
- その際、引用・転載される旨を当社までご一報ください。
- 調査の内容の一部または全部を改変して引用・転載することは禁止いたします。
- 自社商品の宣伝・広告・販促を目的とした使用を検討されている場合は、必ず事前に当社までご相談ください。
- 引用・転載されたことにより利用者または第三者に損害その他トラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いません。
■外国語学習への興味・関心有無 N=1,000
今回のミニリサーチでは、1都3県に在住する20代~50代の男女で有職者を対象に、外国語学習についてアンケートを実施した。
まず最初に外国語学習(言語は問わず)について興味・関心の有無をたずねたところ、「ある」と答えたのは31.3%、「少しある」と答えたのは33.5%で、約3人に2人が外国語学習に興味を持っているという結果になった。
男女別では男性より女性の方が関心度が高く、「ある」「少しある」の合計は、男性58.0%に対し女性は71.6%となっている。