アンケートカテゴリー

  • 食品・飲料
  • 医療・健康

トクホ(特定保健用食品)に関するアンケート調査

公開日:2012.11.01

  • 食品・飲料
  • 医療・健康

トクホ(特定保健用食品)に関するアンケート調査

調査結果概略

トクホを言葉だけではなく意味までわかる人は、全体の約4割。

   そのうち「摂取するだけで健康維持できる」と思っている人は約1割

一都三県の20~69歳の男女にアンケートを実施。昨今、炭酸飲料が発売されるなど、何かと話題性の高いトクホの製品。今月は、トクホや健康にまつわるアンケートを実施した。

トクホを意味までわかる人だけではなく「なんとなくわかる程度」と回答した人達に、トクホの説明であてはまるものを訊ねたところ、最も正解数が多かったのは「血圧や血中コレステロールを正常に保つことを助けてくれるもの」(62.9%)であった。反対に、最も正解率が低かったのは、「食品機能を消費者庁長官が保証する制度」で、14.5%であった。

また、認知者にトクホ飲料に一部商品に絞って、トクホと知って飲んでいるものを訊ねたところ、半数以上の人はいずれも飲んでいない結果であった。飲んでいるものでは、「花王 ヘルシア緑茶」がトップであった。

※本ページの掲載内容以外にも、 【(トクホ認知者に)トクホの純粋想起】、【トクホの魅力度】、【トクホの必要性】、【(トクホ飲料を飲用者に)トクホ飲料を飲んでいるきっかけ(FA)】【自身の健康について】などの設問があります。

執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク 営業部 マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

アスマークの編集ポリシー

調査概要

調査名 トクホ(特定保健用食品)に関するアンケート調査
対象者条件 関東圏(埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県)に住む20~69歳の男女
サンプルサイズ 500s 各年代ごとに均等割り付け
調査期間 2012年11月27日(火)~11月28日(水)
調査方法 インターネット調査(アスマークの自社モニター )
調査機関 株式会社アスマーク

調査対象

性別 N=500s %表示
年代 N=500s %表示
居住地域 N=500s %表示
未既婚 N=500s %表示
職業 N=500s %表示

Q1.あなたは、「トクホ(特定保健用食品)」をご存知ですか。(1つ選択)
Q3.では、「トクホ(特定保健用食品)」についてあてはまると思うものを全てお選びください。(複数選択可)

■「トクホ(特定保健用食品)」認知については、約4割の人が「言葉だけではなく意味までわかる」と回答している。
「なんとなくわかる程度」(58.4%)を含めた認知(計)になると、96.6%と、非常に多くの人が「トクホ(特定保健用食品)」の言葉には触れていることがわかる。
■この認知者に対して、「トクホ(特定保健用食品)」の説明であてはまるものを訊ねたところ、「血圧や血中コレステロールを正常に保つことを助けてくれる」(62.9%)や「脂分の吸収を抑えてくれる」(56.3%)、「特定の保健の効果が証明されている食品」(53..6%)の3項目は、半数以上の人が「トクホ(特定保健用食品)」の説明として認知していたが、残りの2項目については認知率は半数を下回る。


Q5.「トクホ(特定保健用食品)」の効果について、あなたのお気持ちに当てはまるものを、お選びください。(1つ選択)  ※「トクホ(特定保健用食品)」を摂取したことが無い人は、イメージでお答えください。

■「トクホ(特定保健用食品)」の効果については、全体の半数以上の人が「摂取しないよりは摂取した方がマシな程度のもの」と捉えている。
「言葉だけではなく意味までわかる」層でも、「摂取するだけで健康維持ができる」と思っている人は、1割台に留まる。
「なんとなくわかる程度」層では、「謳われている程の効果は見られない」+「摂取しても変化は見られない」というように効果への期待が低い人が3割以上を占める。

Q7.今後、あなたは自分の健康を考えた際に、「トクホ(特定保健用食品)」の製品はあなたにとって必要なものだと思いますか。(1つ選択)

■今後、「トクホ(特定保健用食品)」の製品が必要かどうかについては、全体の1割が「必要なものだと思う」と回答している。
「まぁ必要なものだと思う」を含めた「必要なものだと思う(計)」になると約半数を占める。
■トクホの魅力別で見ると、 「トクホ(特定保健用食品)」に「魅力を感じている」人の6割は「必要なものだと思う」と回答しているが、「まぁ魅力を感じる」層になると、「必要なものだと思う」と回答する人は僅かに6.7%に留まる。

Q8.普段、あなたが体の不調を感じてお医者さんに診てもらおうと思う時は、どういう時ですか。あてはまるものを全てお知らせください。 (複数選択可)

■普段、体の不調を感じてお医者さんに診てもらおうと思う時のトップは、「何日間が過ぎても体の不調が変わらない時」(60.4%)である。続いて、「高熱がある時」(52.4%)、「血尿や血便が出た時」(41.0%)など、上位3項目から明らかに普段と違う症状が出た時にお医者さんに診てもらうことが窺える。
■掛かり付け医の有無別で見ると、掛かり付け医がいない層では2割以上の人が「あまりお医者さんに診てもらおうと思わない」と回答している。

Q10.あなたは、年に1回必ず健康診断を受けていますか。(1つ選択)

■年に1回必ず健康診断を受けているかどうかを訊ねたところ、全体の66.8%は「受けている」と回答している。
■年齢別で見ると、20代と30代は5割台に留まるが、40代以上になると7割以上の人が年に1回は必ず健康診断を受けると回答している。


Q12.あなたが、「トクホ(特定保健用食品)」と知って飲んでいるものがあれば全て教えてください。(複数選択可)

■「トクホ(特定保健用食品)」認知者に、下記商品の中で「トクホ(特定保健用食品)」と知って飲んでいるものについて訊ねたところ、全体の約半数は「あてはまるものはない」と回答。
■ 「トクホ(特定保健用食品)」と知って飲んでいるものの中でのトップは、「花王 ヘルシア緑茶」(25.1%)で、次いで僅差で「サントリーフーズサントリー黒烏龍茶」(24.2%)、「花王ヘルシア ウォーター」(17.2%)と続く。

本資料の提供は終了いたしました

調査結果の引用・転載について

  • 本レポートの著作権は、株式会社アスマークが保有します。
  • 引用・転載される際は、必ず「アスマーク調べ」と出典を明記してご利用いただくようお願いします。
  • その際、引用・転載される旨を当社までご一報ください。
  • 調査の内容の一部または全部を改変して引用・転載することは禁止いたします。
  • 自社商品の宣伝・広告・販促を目的とした使用を検討されている場合は、必ず事前に当社までご相談ください。
  • 引用・転載されたことにより利用者または第三者に損害その他トラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いません。