アプリ・WEBサイトのユーザビリティテスト

アプリ・WEBサイト使いやすさを評価し、ユーザビリティの向上に役立てるユーザビリティテスト

ユーザビリティテストとは

ユーザビリティテストとは、主にWebサイト、アプリ、システムについて、実際にターゲットユーザーに開発中のプロトタイプを使ってもらい、どの程度使いやすいか/使いにくいかといった課題を発見する手法です。

アプリやサイトのユーザビリティテストは、ユーザーインターフェースの改善が目的となることが多いため、「どこで」「なぜ」障害を感じたのかが重要になり、繰り返し定性調査でユーザーの深掘りをしていくのが適しています。一般的に、5人に対してユーザビリティ調査を実施すれば、ユーザーインターフェースの問題の85%は抽出できるといわれています(Nielsen and Landauer, 1993)。定量データを重視する製品のテストでは当てはまりませんが、ユーザーインターフェースを重視するアプリやサイトのテストでは、上記のような小規模のユーザビリティテストを改善の度に繰り返し実施するのが有効的です。調査手法としては、ユーザーを深掘りできるデプスインタビューや視線の軌跡を可視化できるアイトラッキング調査を用いることが多いです。

ユーザビリティテストのメリット・デメリット

メリット

  • ユーザー視点での行動・心理がわかる
  • Webサイト、アプリ、システムの課題が見つかる
  • Webサイトの場合、アクセス解析では見えなかった改善点が発見できる
  • Webサイトの場合、サイト検索時や、競合サイト上などの自社サイト外での行動が分かる

デメリット

  • Webサイトの場合、サイト改善施策の効果測定には不向き

ユーザビリティテストの実施目的

アプリ・WEBサイトのユーザーインターフェースの評価・改善

アプリ・WEBサイトの標準的な開発プロセスは以下のような流れになります。 ユーザビリティテストは【3】の工程で、ユーザーインターフェースの評価・改善を目的に実施されます。
※工程【1】では、ニーズの把握、ターゲットの設定、コンセプト作成等を目的としたリサーチが実施されます。

※スマホの方は横スクロールでご確認できます。

アスマークのユーザビリティテスト4つの質

モニターの質

モニターの質

参加者への条件確認等を他社に外注せず全て自社内で行っております。
製品の利用者層に近い参加者を提携企業とも連携し1,800万人のモニターから抽出。
テストラボの質

テストラボの質

マジックミラー越しにユーザーの生の行動を観察可能。加えてインタビュー調査と違い、製品を操作する手元や画面も重要。書画カメラ、画面キャプチャなどを組み合わせた合成映像で見学可能。
リモート配信にも対応。
モデレーターの質

モデレーターの質

約50社以上のモデレーターネットワークがあり、
ユーザビリティテストを専門とする経験豊富なモデレータ陣も在席。案件ごとに最適なモデレーターのアサインを行います。
モデレーターの質

プロトタイプ
制作の質

検証したい仮説に沿ったデザインモックアップ準備のお手伝いをします。
ネットリサーチ(WEBアンケート)

アスマークのユーザビリティテストの4つの質の詳細はこちら

大規模モニターパネル、専用のテスト環境、ユーザビリティテスト専門のモデレーター、プロトタイプ制作など、アスマークのユーザビリティテストの強みについてを詳しく紹介します。

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ユーザビリティテストの流れ・スケジュール

企画

■リクルート

2〜3営業日

アンケート
調査票作成

1〜2営業日

スクリーニング
アンケート配信

1〜2営業日

条件合致者
を抽出

4〜10営業日

参加者選定
&リクルート

■設計

2営業日

タスクシナリオ
設計

3日〜 ※内容により変動

プロトタイプ
作成

実査

2〜3日間

発言録作成

4〜7営業日

報告書作成

ユーザーにサイトを回遊してもらい、指定のタスクを実行してもらいます。

ユーザーにサイトを回遊してもらい、指定のタスクを実行してもらいます。

タスク達成後に、インタビュアーがユーザーの行動や発言を振り返りながらインタビューを行ない、ユーザーの行動意図を明らかにします。

タスク達成後に、インタビュアーがユーザーの行動や発言を振り返りながらインタビューを行ない、ユーザーの行動意図を明らかにします。

納品分サンプル ※一例

資料
資料
資料
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アイトラッキング調査に特化したユーザビリティテスト

「きもち」を読み解くニューロマーケティングの見地からご提案

視線のスペシャリストが、お客様のニーズを把握し、科学的根拠に基づく最適な調査の方法を提案し、サポート致します。そして、全ての調査について専任の担当者がつくことで、調査企画からご納品まで責任をもって調査を進行します。

不慣れな方でも、メールのやり取りだけでなく、直接、電話で調査担当者様と細かい調整や条件変更などをご相談させていただきながら丁寧に進行しますのでご安心いただけます。 また、アイトラッキングの使用経験が少ない場合、調査結果の解釈はハードルが高いプロセスになりがちです。視線のスペシャリストがご要望に応じてレポートを作成し、価値ある知見を導きます。

パートナー紹介:脳科学のきもちラボ

株式会社きもちラボは、「きもち」を知り、活かすための調査方法に精通した、マーケティングのスペシャリストです。
特に、消費者・顧客の建前や本音を、言葉から理解する感性工学的調査方法と、消費者自身も気づいておらず、言葉にすることができない無意識の「きもち」を読み解く、脳科学を活用したニューロマーケティング的調査方法を専門とします。 ブランド・商品開発・販売促進から、実体験・実店舗、街づくり・地域活性、人事・教育まで多岐に渡る調査を手掛けます。

据置型

アイトラッキングの機器-据置型
  • 主にパソコンを利用した調査となります。
  • データ処理時間が最も早く、実査後、最短3日でデータ納品が可能です。
  • 対象者に対して、アイトラッキングや記録装置を装着する負担がありません。
  • ある程度姿勢を保つなど(頭部を大きく動かさない)の制限があります。

メガネ型

アイトラッキングの機器-メガネ型
  • メガネ型のアイトラッカーを装着しての調査となります。(条件によっては記録装置のパソコンも装着します。)
  • 自由な行動環境での調査が可能です。例えば、スマートフォンを手に持ってもらい、対象者が日常利用するような距離と姿勢(ある程度の制限はあります)で、操作いただくことが可能です。
  • 集積的な処理で視点位置を特定させる(ヒートマップやAOIなど)には、時間と手間が必要となって時間を要します。実際後、データ納品でも役1週間~2週間程度要します。
  • ただし、ゲイズプロットのデータ納品については、実査後、約3~5日で可能です。

分析レポート

ユーザーの行動・発話・眼球運動データを総合的に分析し、ユーザビリティ上の問題点と改善施策をレポーティングいたします。実際のサイトの画像や改善案イメージを添付し、分析結果をおまとめします。
(納品物:レポート、発言録、ヒートマップ(注視量を可視化)、ゲイズプロット(視線の軌跡を可視化)、AOI(注視ゾーン別評価)、ローデータ)

【 例 】
問題点:WEBの商品の説明文から特長を把握しづらい
改善案:特長の違いを視覚的に認識しやすいデザインに

ゲイズプロット ヒートマップ ローデータ 発言録

ユーザビリティテストの事例

ECサイトの利用者に対するユーザビリティ評価
調査手法 対面ユーザーテスト
対象条件 ECサイトの利用者かつ、
過去6か月以内に購入履歴がある顧客
サンプルサイズ 6ss
調査目的 ECサイトの使いやすさを評価し、利用者の満足度を向上させるための改善点を特定する。
調査結果
  • ・カテゴリ検索が分かりにくく、商品探しに時間がかかった
  • ・表示されたエラー内容が不明確で、操作を諦めるユーザーがいた
  • ・モバイルではボタンが小さすぎて操作しづらかった
アクションプラン カテゴリ検索を簡潔化し、検索補助機能を追加することで商品を見つけやすくする。入力エラー箇所を明確化し、修正方法を提示するガイダンスを導入。モバイル操作性向上のためにボタンサイズやレイアウトを見直し、全体的なUI/UX改善を進める。
ソフトウェアの利用者に対するユーザビリティ評価
調査手法 オンラインユーザーテスト
対象条件 業務用ソフトウェアを利用するユーザー
(ITリテラシーの幅広い層を含む)
サンプルサイズ 12ss
調査目的 ソフトウェアの操作性や利便性に関する課題を特定し、より直感的で快適なユーザー体験を提供するための改善案を明確化する。
調査結果
  • ・設定手順が複雑で、初心者が操作を断念した
  • ・重要な機能が見つけにくく、目的達成に時間がかかった
  • ・レスポンスが遅く、作業効率が低下した
アクションプラン 設定を簡単にし、初心者向けガイドを追加する。重要な機能へのアクセスを直感的にし、システムのパフォーマンスを最適化してレスポンスを改善することで、作業効率を向上させる。