■品質方針
当社の存在意義は「生活者の正しい声を集め企業や世の中に届けていくこと」です。私たちは常に顧客の役に立つ、生活者の正しい情報を集める業務において、品質の維持のため、調査プロセスマネジメントシステムを導入・遵守し、運用して参ります。
株式会社アスマーク
代表取締役 町田 正一
■品質管理ポリシー
当社の実査サービス(定量データ収集、定性データ収集)は、マーケティングリサーチ綱領をはじめ、各種法令遵守はもちろん、品質を維持するため、原則として国際規格ISO20252及び国内規格JIS
Y20252の要求事項に沿って実施すると共に、以下の当社独自の品質管理ポリシーに沿って、対応をおこなっております。
「実査サービス共通の項目」
1.仕様書と進行管理表
請負調査案件は、当社独自の「仕様書」が作成され、規格適用案件については、受注から納品までは「進行管理表」に基づき、調査実務がおこなわれます。
2.調査概要及びスクリーナー、本調査票 ※リクルート申し込みフォーム含む
調査概要及びスクリーナー、本調査票は、主に以下のポイントを入稿および画面制作段階で確認いたします。
- 関連法規および綱領、当社独自のポリシーへの抵触がないかの確認
- 広告やプロモーション要素が主目的になっていないかの確認
- 要配慮個人情報もしくはセンシティブなテーマが含まれる際は同意取得設問が含まれているかの確認
- 調査概要に必要事項が記載され、わかりやすく整理されているかの確認
- 対象者条件抽出条件と設問が呼応しているかの確認
- 対象者条件緩和条件の仕方の確認
- 設問と選択肢の表現が適切かの確認
- 設問分岐指示が正しいかの確認
- 排他や相反設問が適切かの確認
- 誘導やバイアスが問題にならないかの確認
- 評価尺度が適正かの確認
- その他個別の事情に合わせた確認
3.Web調査画面、システム設定 ※リクルート申し込みフォーム含む
Web調査画面は、スクリーナーや調査票を基にアンケートシステムを利用して制作され、静的な確認用画面と動的な実施画面の2つが生成されます。なお、この工程では、当該案件担当だけでなく、チェッカー担当のダブルチェック体制となっています。また、マルチデバイスに対応し、パソコン(PC)だけでなく、スマートフォンやタブレットPCでも回答しやすいように表示の制御がされております。
4.配信・実査・インタビュー参加者募集
アンケート配信・実査・インタビュー参加者募集は、主に以下のポイントの確認がおこなわれます。
- 明らかに矛盾した回答や適正といえない回答内容がないかの確認
- 適正な回答ポイントが設定されているかを確認
- 一次抽出や配信数の設定が適正におこなわれているかを確認
- バッファの数が適正に設定されているかを確認
- 予約配信の場合は、設定が正しくされているかを確認
- その他個別の事情に合わせた確認
5.データチェック、データ納品
得られた回答データを送付、納品前に当社独自のチェック式、マクロファイルを使用すると共に、自由回答においては目検での確認がおこなわれます。なお、この工程では、担当だけでなく、チェッカー担当のダブルチェック体制となっております。
- 調査内容の構成上で明らかに適正ではないと認定できる回答がないかを確認(例:ストレート回答、虚偽等
- 自由記述に誹謗中傷やアンケート回答として明らかに相応しくないものが含まれているかどうかの確認
- 条件や人数が仕様どおりなっているかの確認
- 割付条件や分岐どおりになっているかの確認
※上記でエラー及びエラー疑いが確認された回答は除外もしくはフラグ付けの処理をおこないます。
※実施された調査結果は最低24ヵ月、最終ファイルが保管され、お問合せに応じられるようにしております。
※不要となった個人情報は原則調査完了後、RPAなどを使用して1ヵ月以内に削除をしております。
「モニターリクルートサービス特有の項目」
モニターリクルート業務では、対象者条件合致精度を上げるための努力と対面インタビューが成立するための入念な確認や対応をおこなっております。
- 基本対象外職種の設定は、選択式と自由記述式を併用して確認
- 過去の参加履歴と本人の自己申告の参加履歴の両面を確認
- メールで一次募集し、条件合致者には個別に電話をおこない確認
- 電話確認は当社独自の架電研修完了者のみが対応
- 対面インタビューでは、本人確認書類の持参を要請対応
- オンラインインタビューでは通信環境、使用デバイスなどの事前確認をおこない確認
- オンラインインタビューでは事前に接続テストをおこない確認
- 調査前日確認は参加可否の最終確認架電・メール配信を実施対応
「ホームユーステストサービス特有の項目」
ホームユーステスト業務では、限られたテスト品送付対象者から、正しいテスト品使用と、その使用後の純粋な回答を得るために以下の確認や対応をおこなっております
- 食品や化粧品などで上市前テスト品を使用する場合は、リスクに応じて安全確認書の締結を要請対応
- テスト品の当社搬入時は、受入個数や種類の確認をおこない、結果をお客様に報告対応
- テスト品の性質によって、衛生面の配慮や作業環境を検討対応
- 使用順序や使用説明、注意事項は必ず封入するか、本人への何らかの通知対応
- テスト品使用時のトラブル発生時は、中断しお客様に報告対応
- 原則、上市前テスト品は回収前提として対応
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社アスマーク 内部監査室 内藤 正和まで
Tel:03-5468-5101/naito@asmarq.co.jp