公開日:2021.05.14
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コロナ禍での葬儀スタイルに関する調査
コロナ禍でのオンライン葬儀の参加経験は1割未満
< TOPICS >
- コロナ禍でのオンライン葬儀の参加経験は1割未満
- 主催側・参列者側ともに、コロナ影響や物理的距離に関わらず、「直接式場に来て欲しい(行きたい)」が大半
- オンライン希望、主催側・参列者側ともに性年代で大きな差異はみられない
- 主催側の「直接式場に来て欲しい」より、参列者側の「直接式場に行きたい」意向の方が強い
執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク 営業部 マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG
調査概要
調査名 | コロナ禍での葬儀スタイルに関する調査 |
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対象者条件 | 【性別】 男性、女性 【年齢】 20-50代 【地域】 全国 【その他】結婚願望があり、人数を集めて挙式したい方 結婚式・お葬式の参列経験者 |
調査項目 | 【スクリーニング】 ・結婚願望の有無 ・挙式意向 ・冠婚葬祭への参列経験 ・コロナ以降の冠婚葬祭への参列経験 ・コロナ以降の冠婚葬祭への参列形式 【本調査】 ・【主催者側/遠方/コロナ禍】冠婚葬祭で希望する参列形式 ・【主催者側/近所/コロナ禍】冠婚葬祭で希望する参列形式 ・【主催者側/遠方/コロナ終息後】冠婚葬祭で希望する参列形式 ・【主催者側/近所/コロナ終息後】冠婚葬祭で希望する参列形式 ・【参列者側/遠方/コロナ禍】冠婚葬祭で希望する参列形式 ・【参列者側/近所/コロナ禍】冠婚葬祭で希望する参列形式 ・【参列者側/遠方/コロナ終息後】冠婚葬祭で希望する参列形式 ・【参列者側/近所/コロナ終息後】冠婚葬祭で希望する参列形式 |
サンプルサイズ | 260サンプル |
割付 | 20代30代男女各50s、40-50代男女各30s |
調査期間 | 2021年4月7日(水)~4月12日(月) |
調査方法 | Webアンケート |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
コロナ以降の葬儀への参列形式
コロナ禍で、オンライン葬儀へ参列した人の割合は?
コロナ禍でも葬儀の参列スタイルは、「式場に行って参列」するのが9割以上であり、オンライン参加は1割に満たない結果に。
コロナ禍で希望する参列形式
コロナ禍で求められる参列形式は?
交流がある人に対しては、コロナ禍でも「直接式場に来て欲しい(行きたい)」が半数以上。
コロナ終息後には「直接式場に来て欲しい(行きたい)」が約7割まで増えることから、コロナ禍では多少は対面形式を控える傾向が見られるものの、コロナ影響で求められる参列形式が大きく変わることはない。
オンライン形式での参列希望
性年代でオンライン形式での参列意向に差はあるのか?
全体的にオンライン意向は低いものの、30代が最もオンライン形式に消極的。男女差はほとんどみられない。
参列形式の意向レベルの違い
主催側と参列者側で求める参列形式に温度差はあるのか?
主催側の「直接式場に来て欲しい」より、参列者側の「直接式場に行きたい」意向の方が強い
調査結果の引用・転載について
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結婚式やお葬式などの冠婚葬祭。密を避けるため、開催できずに延期したり、身内だけで規模を縮小して行われたりなど、コロナ前とは様相が一変しています。一方、オンライン挙式・オンライン葬という新たな形が生まれつつありますが、「対面で行なうもの」という暗黙知が強く、いまいち広がりを見せない現状があります。
そこで、行事の主催側と参列側の立場で、それぞれオンライン冠婚葬祭の利用意向について調べてみました。
※本稿では、お葬式のみに焦点をあてています。コロナ禍での挙式スタイルに関する調査はこちら※「コロナ禍での挙式スタイルに関する調査」と「コロナ禍での葬儀スタイルに関する調査」のデータは同一の内容です。