2022.06.10
ブランド戦略はポジショニングの戦い!細分化で勝利しよう
ブランド戦略とは、自社や商品のブランドを消費者に認知させるための戦略です。ブランド価値が高まれば、自社商品は競合より優位性を獲得します。その結果、価格面や宣伝面……
公開日:2022.12.01
Webアンケートシステムとは、インターネットを介してアンケートを実施できるサービスです。インターネット上のアンケートを簡単、便利、低コストで実施できるため、近年ではWebアンケートシステムは多くの企業や団体に採用されています。この記事では、Webアンケートシステムの基本的機能や選び方について解説します。
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Webアンケートシステムの前に、そもそも、Webアンケートとは何かについて紹介します。
30年ほど前には、アンケートとは回答用紙などの紙媒体に記入するのが当たり前でした。ですが、紙媒体でのアンケートには「印刷後の修正が難しい」「回答時の記入ミスが多い」「回答の入力作業が発生する」など、分析を開始するための事前事務作業が多く発生していました。
その後、インターネットの普及に伴い、Web上で完結するアンケートが実施されるようになりました。当時のWebアンケートには「事務作業の軽減」などのメリットがある一方、アンケート回答者がPC利用者に限定されるなどの問題点がありました。ですが、インターネットの一般化やスマートフォンの登場により、「回答者が限定される」というデメリットはほとんどなくなり、今やWebアンケートはアンケート実施方法の主流となっています。
Webアンケートシステムは、Webアンケートを実施する上で必要な様々な機能を備えています。提供側のシステムによって異なりますが、多くのシステムで以下のような機能を利用できます。
Webアンケートシステムは、簡単な入力でアンケート項目を作成できます。また、システムによってはテンプレートを用意しているものもあり、設問から選択肢までとても効率よく作成することが可能です。
Webアンケートシステムでは、メール等を介して広範囲の回答者にアンケートを一斉配信できます。メールには回答フォームのURLが記載され、クリックすることでアンケートフォームへ誘導することができます。
Webアンケートシステムでは、アンケートの回答はシステム内に蓄積されます。アンケートの記入ミスを防ぐために、回答終了後の送信の際、チェックする機能を設定できます。チェック機能を正しく運用できればアンケートの無効回答が防止できます。
Webアンケートシステムを上手に活用すれば、紙媒体のアンケートや、自社でWebアンケートをつくるよりも多くのメリットを得られます。ここでは、Webアンケートシステムを利用することで得られるメリットを紹介します。
アンケートの実施には、企画や分析結果の読み取りなどの作業とともに、非常に多くの事務作業が発生します。アンケート用紙の印刷・配布・回収、回答データのチェック・入力・集計などはとても手間がかかり、アンケート予算の大部分を締めることがあります。
Webアンケートシステムを上手に活用すれば、これらの事務作業を大幅に削減することが可能です。これら事務作業の時間を企画や分析の作業に充てれば、より価値の高い分析結果を得られる可能性が高まります。また削減できたコストを謝礼品のアップグレードに充てれば、より質の高い回答を多く得ることも期待できるでしょう。
Webアンケートシステムは作成・配布・回収までの期間を大きく短縮できるため、アンケート調査開始から分析結果を出すまでの工程を短期間で実施できます。商品開発や宣伝計画などの関係でいち早くアンケートの情報を得たいときなどは、Webアンケートシステムがとても有効に働くでしょう。
Webアンケートシステムは比較的簡単に運用できるため、自社でアンケート作業を完結することができます。それにより外部に委託する場合よりもコストを削減できるとともに、自社ニーズに適したアンケートの実施ノウハウを蓄積できるようになるでしょう。
自社のアンケートノウハウを高められれば、必要に応じて素早くアンケートを実施できるようになります。また、Webアンケートシステムの回答者リストを活用すれば、自社だけでは難しかった大規模なアンケートを実施できるようになります。長期的にマーケティング情報を取得するためにも、Webアンケートシステムを活用して自社のアンケートノウハウを高めていきましょう。
Webアンケートシステムには多くの種類があり、機能や料金体系が大きく異なります。ここではWebアンケートシステムを比較する際のポイントについて解説します。
Webアンケートシステムの基本的な機能はそれほど変わりませんが、作成・配信などの細かな機能には各社の特徴があります。特に作成機能や操作性は、アンケートづくりの大きなポイントとなります。
特に一般ユーザーにアンケートを実施する際、アンケートの見た目や操作性は回答率に大きく影響する場合があります。このようなケースでは、テンプレートなどがあり簡単に見た目の良いアンケートを作成できるWebアンケートシステムを選ぶと、効率的に作業を進められます。
また、利用料金が低額の場合は、設定できる質問数や回答方法に制限がある場合があります。Webアンケートシステムを利用される際は、これらの条件についてしっかりと検討しましょう。
アンケートで扱う情報は自社の貴重な経営資源であるとともに、回答者の個人情報としての取扱いが求められます。万が一、個人情報が流出してしまうと、回答者に多大な迷惑をかける事態になってしまいます。
そこで、Webアンケートシステムを選ぶ際は、自社が取り扱う情報の内容に適したセキュリティ対策が講じられているかを検討することが大切です。データベースとの通信が暗号化されているか、国内のデータセンターで管理されているか、セキュリティに関する認証の取得などをしっかりとチェックしましょう。
それらの対策だけでは不安をぬぐい切れないようであれば、多少費用が高くなってでもサポート対応が充実しているシステムを選ぶことをおすすめします。
より価値の高いアンケートデータを得るためには、アンケートの回収率を高めることが大切です。アンケートの回収率を高めるためにとても重要なのが「回答者に気付いてもらう」ことと「回答しやすい」ことです。
「回答者に気付いてもらう」には以下の仕組みが効果的です。
また、回答しやすさを高めるには、以下のポイントに着目しましょう。
これらの機能の有無は、一般ユーザー対象のアンケートでは回答率に大きく影響します。アンケートの実施対象を考慮して、回答率を高める仕組みを検討してください。
Webアンケートシステムの機能が充実していても、最終的に良いアンケート設計ができるかは作成者のスキルが大きく問われます。社内に詳しい人がいない場合、効率的なアンケートを実施できるようになるには、相応の時間や経験が必要となることが多いでしょう。
そのため、アンケートの作成について不安がある場合は、アドバイスが受けられるWebアンケートシステムをおすすめします。導入当初は多少費用がかかったとしても早い段階でアンケート作成ノウハウを構築できる方が、経験の浅いメンバーで試行錯誤を繰り返すよりも効率的でしょう。
Webアンケートシステムを選ぶ際に、最も大切なのは「自社の目的に合致した機能があるか」です。
従業員や登録会員など自社との関係性が深い回答者に実施する場合は、回答者情報とアンケート結果を連携させられるWebアンケートシステムがおすすめです。CRM(顧客関係管理)と呼ばれる顧客情報を一元管理するシステムサービスに実装されているアンケート機能を検討してみましょう。
自社で充実した回答者リストを持っていない場合は、不特定多数のアンケートモニターを保有しているWebアンケートシステムがおすすめです。
システムによって1,000万人を超えるモニターを保有している場合や、適切な回答者のスクリーニング(事前調査)を行ってくれるサービスもあります。アンケートの目的に適した回答者が選定できるかを考慮して、システムを選んでください。
Webアンケートシステムにはとても多くのメリットがあります。これからアンケート実施をお考えであれば、アンケートを効率よく進めるためにも各社のサービスを検討してみましょう。
また、Webアンケートシステムは価格、機能など様々な特徴があり、自社のアンケート目的に適したシステムを選ぶことが大切です。もし、Webアンケートシステムの選定に悩むようであれば、外部の専門家に相談してみるのも一つの方法です。
しっかりとWebアンケートシステムの内容を検討して、ぜひ自社に適したシステムを見つけてください。
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