
2024.11.20
BIツールで実現するデータ収集から共有までの効率化
BIツールでデータ収集から共有までのワークフローを最適化 BIツール(ビジネスインテリジェンスツール)を活用することで、データ収集から集計、分析、そして結果の……
公開日:2025.04.02
その調査、本当に活かせていますか?
アンケートやインタビューは、顧客理解や戦略立案に欠かせない手段です。
しかし、「調査をしたのに次の施策につながらなかった」「レポートを見たものの、どう活用していいかわからなかった」「情報が社内で共有されず、施策がバラバラになってしまった」といった経験がある方も多いのではないでしょうか。
せっかくの調査も、使われなければ意味がありません。
本コラムでは、調査が活用されない原因と、使えるデータへと変えるための改善策をわかりやすく解説します。
調査を実施したものの、「結果は出たが施策につながらない」状態に陥っている企業には、共通する課題があります。
・情報が部門ごとに分断されている(サイロ化)
調査データがマーケティング部門にとどまり、営業や開発、企画部門に十分共有されていないケースは少なくありません。
例えば、ある化粧品メーカーでは、パッケージ改善のために実施したユーザー調査の結果をマーケ部門がレポートにまとめました。
しかし、開発部門にはその意図が伝わらず、誤解したまま製品が制作されてしまいました。
結果として、ユーザーの声を反映できず、施策が空回りすることになったのです。
このようなサイロ化が起きると、調査結果が全社的なアクションにつながらなくなってしまいます。
・レポート形式が実務と合っていない
レポートの納品形式が現場のニーズに合っていないことは、調査結果の活用を妨げる大きな要因です。
多くの場合、納品物はPDFで提供されますが、実務ではExcelでの再集計や加工、PowerPointでの社内資料作成、さらにはBIツールとの連携によるモニタリングなど、柔軟で継続的な活用が求められています。
ところがPDFや紙ベースのレポートは加工・再利用が難しく、その場限りの読み物として消費されてしまい、蓄積や共有、戦略立案への接続が難しくなってしまいます。
・分析にかける時間・人材・スキルが足りない
調査データがあっても、それを読み解き、施策に活かすための人材やリソースが不足している現場も多く見られます。
たとえば、分析担当者が少なく日常業務に追われている、BIツールを扱える人材が限られている、結果として施策に落とし込むための時間が確保できないといった状況です。
こうした背景から、調査結果を活用する以前に、そもそも「中身を読むことすらできていない」ケースもあり、調査が形だけで終わってしまうリスクをはらんでいます。
調査に時間とコストをかけても、思うように活用されない。そんな状況には、いくつかの共通した原因があります。
調査が単発で終わってしまい、継続的な改善や意思決定につながらないのはなぜなのか。
その背景にある代表的な課題を見ていきましょう。
・データが社内に散在している
アンケートツール、CSVファイル、BI、CRMなど、さまざまな場所にデータが点在していると、統合的な分析ができず、部分的な施策にしか使えない状態に陥ります。
・データ構造の属人化
データの意味や背景を把握しているのが一部の担当者に限られている場合、その人が異動・退職した時点でデータは“ブラックボックス化”してしまいます。
・活用できないアウトプット形式
PDFや紙のままでは検索性・再利用性が低く、他部署が手を出しにくい形式です。
PowerPointやBIツールへの展開が前提でない限り、再活用されることはほとんどありません。
・分析環境やスキルの不足
データの整形・集計・可視化などを行うには専門的な知識と時間が必要です。
これを兼任で対応するには限界があり、結果的に「活用できない調査」になってしまいます。
せっかく集めた調査結果も、加工しやすく、共有しやすく、分析しやすい状態でなければ活用は進みません。
調査データを現場で本当に“使える形”にするには、いくつかの工夫と仕組みづくりが欠かせません。
ここでは、調査を実務に活かすための3つの具体的な改善策をご紹介します。
・調査データを整形・クレンジングする
まずは、調査データをExcelやCSVに変換し、表記ゆれや欠損データを補正します。
さらに、分析に不要な項目を整理することで、誰でも使えるデータ環境が整います。
・BIツールと連携し、可視化・自動化する
BIツールと連携することで、数値の変化や傾向をグラフで直感的に把握できます。
ダッシュボードによってリアルタイムの進捗確認や、月次の定点観測、仮説検証の自動化が可能になります。
定性と定量の両データを組み合わせることで、より深い洞察も得られます。
・社内全体で情報共有できる仕組みを整備する
共有ドライブやクラウドへの保存、ダッシュボードの社内展開、定例会議での報告ルールの設置など、情報を「見える化」し、誰もがアクセスできる体制づくりが重要です。
調査は、実施して終わりではありません。マーケティング調査の価値が本当に生まれるのは、レポートが納品されたその先。組織内で共有され、分析され、施策に落とし込まれて初めて意味を持ちます。
そのためには、データを誰もが扱えるように整形・統一し、BIツールとの連携によって可視化・自動化を進め、さらに社内での情報共有の仕組みを定着させることが重要です。
これらの取り組みを通じて、調査は単なる“記録”ではなく、施策の根拠となる“戦略の土台”へと進化します。
これまで紹介してきた課題や改善策を、まとめて支援できるのがアスマークの「データクリアパス」です。
このサービスは、マーケティング調査結果を“使えるデータ”に変換し、企業の意思決定や戦略立案を支援することを目的としています。
データクリアパスの主な機能
・複数形式の調査結果を統合し、構造を標準化
・データクレンジングと加工で、ExcelやBIツールで扱いやすく整形
・ダッシュボードで定性・定量を統合的に可視化
・社内共有を前提としたUI設計で、部門間の断絶を解消
・分析結果をもとに、戦略提案まで行う高度な支援も可能
実際に導入した企業からは「感覚ではなく、データに基づいた判断ができるようになった」「他部門との意思統一がしやすくなった」といった評価が寄せられています。
もし現在、調査レポートが“活用されていない”と感じているなら、それは運用体制を見直すチャンスです。
調査は、やること自体に意味があるのではなく、それを”どう活かすか”で結果が大きく変わります。
「今あるデータを、もっと価値あるものに変えたい」 そう考える方にこそ、データクリアパスを活用していただきたいと思います。
調査を“眠った資産”ではなく、“動かす力”に変えていきましょう。
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