2020.08.11
ログデータから見えるものとその活用
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公開日:2020.04.02
最近よく耳にするTableau(タブロー)。
すでに導入して使いこなしている方、導入を検討している方も数多くいらっしゃることと思います。
今回のコラムでは、Tableauの導入を検討されている方、Tableauが何なのかよく知らない方やTableauが十分に活用できていないと感じている方に向けて、「リサーチ結果の分析」におけるアスマークおススメのTableau活用方法をご紹介いたします。
Tableauとは、2003年に登場した、データの可視化・分析ツールです。
データを搭載すれば、ドラッグ&ドロップといった簡単な操作だけで、集計やグラフ化・分析ができます。
Tリサーチ結果をまとめた際に、以下のような経験はありませんか?
これらの状況は、Tableauを用いることで、よりスムーズに進められる可能性があります。
インターネットリサーチを実施し、結果を分析・考察した場合のフローは以下でした。
Tableauを使用した場合のフローと比較すると、以下のようなメリットがあります。
データがあれば、集計という工程を踏まなくても、グラフ作成ができます。
データからグラフ作成ができるため、考察に時間をかけることができます。
考察しながら気になった点は、都度ブレイクダウンすることができます。
連携すれば、リアルタイムでデータが更新されます。
読み手の知りたいことに合わせて深堀できる「動的レポート」を作成できます。
Tableau導入を決めて操作を始めた際に、まず必ず躓くポイントは、「データ変換」です。
Tableauにデータを搭載するためには、ローデータを『縦持ち』に変換する必要がありますが、この工程が中々スムーズに進みません。
Tableauには、データを可視化・分析するツール以外に、このデータ変換を行うためのPrepというツールがありますので、このツールを使いながらデータ変換を行うというのが現在では一般的です。
以下のようなシーンでTableauが効果的に活用できそうです。
また、分析結果をオンライン上にアップロードすれば、オンライン上で閲覧をすることができますので、情報の共有がよりスピーディーに行えます。
これまでのリサーチのレポートは静的なものでしたが、今後は読み手の知りたいことにあわせて深堀出来る「動的レポート」が主流になると考えています。
残念ながら、ドリルダウンが多くなり、分析の視点が複雑になるほど、ドラッグ&ドロップの簡単な操作だけでは可視化・分析ができず、計算式やプログラミング言語を用いてTableau上で計算をする、または集計したものをTableauに搭載するといったテクニックが必要になってきます。
そのため、Tableauに関連する業務は「分析までのデータ成型」「分析」「考察」に分業化されていくのではないかと考えています。
分析・考察までの「スピード」を重視する方は、全工程を自身で対応する必要がありますので、TableauDesktop,prepの基本操作に加えて、関数やプログラミング言語を習得する必要があります。
スピードは重視せず、難しい工程はできる人に任せて、分析ができることだけを重視する方は、TableauDesktopの基本操作(ドラッグ&ドロップ中心)を習得するだけで「分析」「考察」ができます。
Tableauに求める点が何か?によって、必要なスキルが変わりますので、
Tableauの導入を検討されている方は、Tableauで何をしたいか?をまず整理することをお勧めします。
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