公開日:2014.10.01
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掃除に関するアンケート調査
どの場所をどれくらいの頻度で?何を使う?自宅のお掃除実態調査
ロボット掃除機やサイクロン掃除機、ふとんクリーナーなど、最近、掃除家電でも新しい製品が話題になり関心をよせている。こうした便利で高機能な掃除家電はまだまだ普及途中であるなか、現状ではどのように掃除がされているのだろうか。そこで今回は、自宅の掃除を自分自身がメインで行っている男女550名を対象に、自宅の掃除に関する調査を行った。
まずは、掃除の種類別に掃除をしている頻度を尋ねたところ、女性では、「キッチンのシンク掃除」「キッチンのレンジ(コンロまわり)の掃除」のキッチン周りや、「風呂場の掃除」は、それぞれ約3割が、ほぼ毎日掃除している。また、「掃除機をかける」ことは週1日以上が8割以上であるのに対し、床ふき掃除は月数回程度が大半を占めている。
男性では、単身世帯と2人以上世帯では、掃除頻度には大きく異なる。単身世帯は、掃除機をかけることは週に1日程度であるが、キッチン・風呂場・トイレ掃除は月に数回程度が大半を占める。
女性の中では、比較的20-30代や有職者は掃除頻度が低くなるものの、男性と比べると女性は水周りを中心に頻繁に掃除をしていることがわかる。
その中で、既婚女性の同居者との掃除分担の状況を尋ねると、床の拭き掃除やキッチン周りは「自分だけ」が9割以上を占める。一方で、掃除機をかける、風呂場の掃除は配偶者と分担している傾向がみられた。
自宅の掃除用品の所有状況を尋ねると、女性で「トイレ用液体洗剤」「浴室用液体洗剤」「キッチン用漂白剤」は所有率が7割以上であった。さらに「トイレ用液体洗剤」「浴室用液体洗剤」は所有者の中でも7割以上は週に1日以上使っている。また、消臭などのスプレー類やおそうじシート類は、所有率が低いがものの、使用頻度は高い。
最後に、「ロボット掃除機」の使用経験を尋ねると、男女共に約5%程度であった。まだ使用経験者は少ないものの、満足度は高く、約75%が満足していると回答した。
女性は男性に比べて掃除頻度は高いものの、職業や年代により異なっている傾向がみられた。今後、ライフスタイルの変化と、掃除家電の進化により、どのような掃除スタイルが主流となっていくのだろうか。
■既婚女性では、キッチンは自分自身。掃除機がけ・風呂場の掃除は、配偶者と分担している傾向。
既婚女性(配偶者と同居者)の、同居者との掃除分担状況をみると、「床の拭き掃除」「キッチンのシンク掃除」「キッチンのレンジ(コンロまわり)の掃除」は、約8割が「自分だけ」で実施している。
「掃除機をかける」は約5割、「風呂場の掃除」は約3割が、「自分と配偶者」で分担している。
「換気扇の掃除」「風呂場の掃除」「窓・網戸の掃除」は、配偶者など自分以外の同居者が掃除をしている割合も高い。
調査概要
調査名 | 掃除に関するアンケート調査 |
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対象者条件 | 全国 20代~60代の男女個人 自宅の掃除を自分自身がメインで行っている人 |
調査項目 | ・属性(性、年代、職業、居住地、未既婚、子有無、同居家族、年収) ・自宅の掃除をする人/メインで自宅の掃除をする人 ・掃除の種類別の掃除をする頻度 ・掃除の種類別の掃除分担状況 ・掃除で工夫していること ・自宅にある掃除用品/掃除用品の使用頻度 ・ロボット掃除機の購入経験/ロボット掃除機の満足度 |
サンプルサイズ | 550s |
割付 | 男性:150s 女性:400s |
調査期間 | 2014年10月10日~10月14日 |
調査方法 | インターネット調査(アスマークの自社モニター ) |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
調査対象
年代 N=150 | |
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年代 N=400 | |
職業 N=150 | |
職業 N=400 | |
同居家族 N=150 | |
同居家族 N=400 |
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