公開日:2023.06.12
- 恋愛・結婚・子ども
入籍日の消費行動に関するアンケート調査
入籍から10年経過すると お祝いごと自体をしなくなる傾向がみられる
< TOPICS >
- 入籍日を決めた理由 「特に理由はない」が最も高く、「縁起が良いとされる日」「二人の記念日」が続く
- 入籍記念日の消費行動、入籍日当日は、「外食」が最も高く、「何もしなかった/何もしていない」「自宅でお祝い」が続く
- 入籍から10年経過すると、お祝いごと自体をしなくなる傾向がみられる
- 夫婦の満足度、7割以上が満足しており、不満に感じているのは約1割
調査概要
調査名 | 入籍日の消費行動に関するアンケート |
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対象者条件 | 【性別】男女 【年齢】20歳-59歳 【地域】全国 【その他】既婚者 |
調査項目 | 【スクリーニング】 ・入籍後の期間 【本調査】 ・入籍日選定理由 ・入籍日決定時期 ・入籍記念日のお祝い事 ・夫婦仲の満足度 |
サンプルサイズ | 800サンプル |
割付 | 性別×入籍年数 |
調査期間 | 2023年5月19日(金)~5月30日(火) |
調査方法 | Webアンケート |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
入籍日選定理由
Q1.入籍日をその日にした理由があれば当てはまるものを全てお知らせください。(複数選択可)
入籍日を決定した理由は?
「特に理由はない」が最も高く、「縁起が良いとされる日」「二人の記念日」が続く。
入籍10年以上の層で、「特に理由はない」が4割以上と他の層より高い一方で、「二人の記念日」が最も低くなる。入籍2年未満の女性では、「縁起が良いとされる日」が他の層より高く、「特に理由はない」が最も低くなる。
入籍日決定時期
Q2. 入籍日をその日に決めたのはいつ頃ですか。(1つ選択)
入籍日を決めたのはいつ頃?
「入籍日から半年前程度」が最も高く、「入籍日から3カ月前程度」「覚えていない」が続く。入籍日から3カ月前~半年前の間で日程を決める傾向が高いと推察。
入籍10年以上になると、「覚えていない」が4割以上と如実に高くなる。
入籍記念日のお祝い事
Q3.入籍記念日に実施するお祝い事について、当てはまるものを全てお知らせください。入籍後の経過期間に合わせて、お答えできる期間について回答ください。(それぞれ複数選択可)
入籍記念日に何している?
【入籍日当日】は、「外食」が最も高く、「何もしなかった/何もしていない」「自宅でお祝い」が続く。
入籍後の期間別でみると、入籍2年未満では、3人に1人以上が「外食」をしており、他の層より高い。特に男性で「外食」が特に高く、4人に1人は「記念撮影」をしており、こちらも他の層より高い。
【1周年】では、順位に変化はないが、入籍後の期間別、性別×入籍後の期間別でみた際に、際立って高い項目も見当たらない。
【2周年以降】からは、「何もしなかった/何もしていない」が最も高くなり、【10周年】になるとその割合は約半数となる。
入籍から10年経過すると、お祝いごと自体をしなくなる傾向がみられる。
夫婦仲の満足度
Q5.現在の夫婦仲の満足度についてお知らせください。(1つ選択)
夫婦仲の満足度は?
全体では、7割以上が満足しており、不満に感じているのは約1割。
入籍から経過年数が長くなるにつれて、「とても満足している」の割合は下がり、「どちらともいえない」の回答が増えてくる。
入籍10年以上の女性で、3人に1人以上が「どちらともいえない」と答え、他の層より高くなる。
調査結果の引用・転載について
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海外では「プロポーズ」「バレンタインデー」「サンクスギビング」「バースデーパーティー」等の、カップル・夫婦や家族のお祝い事が多く、記念日を華やかに過ごす文化が根付いています。一方、日本では子供に対するお祝い行事が多く、「帯祝い/戌の日」「お七夜/命名式」「お宮参り」「お食い初め」「初節句」「七五三」等、が今日まで語り継がれています。日本文化では、本音と建て前が存在し、言葉にせずとも互いに相手の意図や考えていることを察し、通じ合うことを好む傾向があります。
現代では、結婚式を行わずに写真撮影のみをする夫婦も増えています。その中で、そもそも入籍日を自分たちの「記念日」と定め、お祝いをする人たちはいるのでしょうか。今回は、全国の20歳から59歳までの男女に対して入籍年数別の消費行動を調査し、入籍日に関する習慣や行動パターンを比較し調査してみました。