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EV車に関する調査【中国】

公開日:2024.07.29

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EV車に関する調査【中国】

買い替えるなら、またEV車に乗りたいと思われている方は8割半ばとなり、EV車両の継続購入意向は高い

「脱炭素」や「カーボンニュートラル」という言葉がニュースなどで報道されるようになってから、数年が経ちました。そういった中で日本では「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」として「乗用車は、2035年までに、新車販売で電動車100%を実現。」(※ここでの電動車はEV以外も含まれます)を方針として挙げ、中国では、中国政府が2027年までに、「すべての新車販売に占める電気自動車(EV)など新エネルギー車の比率を45%に高める目標」を発表しております。
(参考元:2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略
(参考元:中国、27年にEVなど新エネ車45%に 従来目標を前倒し

 
また、日本自動車販売協会連合会のデータによると、2021年から年々新車のEVの登録車数が増えており、2021年の前年比は144.7%、2022年の前年比は149.4%、2023年の前年比は139.2%です。
(参考元:燃料別登録台数
 
そこで、当社は海外調査のお問い合わせが多いアメリカと中国を対象に、EV車に関するアンケート調査を実施しました。調査項目は、車に期待することやEV車を選んだ理由、EV車で重視、満足している度合いなどについて聴取しています。
 
今回は中国を対象とした調査データを公開しています。
 
アメリカを対象とした調査データはこちら>
 

< TOPICS >

  • 車に期待していることのTOPは「安全性」となり、「走行性能」「運転サポート」が続く
  • EV車両を購入しようと思った理由のTOPは「走行性能が良いから」となり、「環境にやさしいから」「内装・外装のデザインが良かったから」が続く
  • EV車両のどの項目も重視度は非常に高く、なかでも『充電時間』は、「非常に重要である」が最も高く、特に重要視されている
  • EV車両のどの項目も満足度は8割弱を超えて非常に高く、なかでも『走行時の静寂性』『デザイン』は、「非常に満足」が高く、特に好感を持たれている
執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク 営業部 マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

アスマークの編集ポリシー

調査概要

調査名 EV車に関する調査【中国】
対象者条件 【性別】男女
【年齢】30歳~59歳
【居住地】中国
【その他条件】
 以下のいずれかに該当する方
・EV車両を所有しており、ご自身で運転している方
・EV車両を月に1日以上運転している方
調査項目 【スクリーニング】
・ご自身が運転する車を持っているか
・ご自身で運転する車の種類
・ご自身で運転するEV車の運転頻度

【本調査】
・車に対する価値観・考え方
・車に期待すること
・EV車を購入しようと思った理由
・EV車で重視している度合い
・EV車で満足している度合い
・EV車の総合満足度
・次に車を買う場合、どの種類の車を買いたいか
サンプルサイズ 300サンプル
割付 性年代均等
調査期間 2024年6月3日(月)~6月11日(火)
調査方法 Webアンケート
調査機関 株式会社アスマーク

車に期待すること

Q2.あなたが車に期待することは何ですか。当てはまるものをすべてお知らせください。(複数選択可)

車に期待することは何?

車に期待することは「安全性」「走行性能」「運転サポート」が上位に挙がる。
『男性50代』と『女性50代』を比較すると、「運転サポート」は男性の方が20ポイント高く、「環境への配慮」は女性の方が約30ポイント高い。

EV車両を購入しようと思った理由

Q3.あなたがEV車両を購入しようと思った理由は何ですか。あてはまるものをすべてお知らせください。(複数選択可)

EV車両を購入しようと思った理由は?

EV車両を購入しようと思った理由は「走行性能が良いから」「環境にやさしいから」「内装・外装のデザインが良かったから」が上位に挙がる。
世帯月収別では『17,499元以下』は「ガソリン代がかからないから」「補助金があるから」が全体と比べて高く、費用を重視していることが分かる。

EV車両の重視度TOP2×EV車両の満足度TOP2

Q4.あなたはEV車両の以下の項目についてどれくらい重視しているかそれぞれお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)
Q5.あなたはEV車両の以下の項目についてどれくらい満足しているかそれぞれお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)

EV車両に対する重要度、満足度の度合いは?

重視度、満足度共にいずれの項目も高い水準であり、各項目を以下の図にプロットすると重視度が高く、満足度が高い象限では「充電作業」「デザイン」「走行時の静寂性」「充電時間」が位置している。
また「維持費・メンテナンス費」「充電スポットの数」は相対的に満足度が低め。

買い替えるならまたEV車に乗りたいか

Q7.次に車を購入するとした場合、どのような車を購入したいと考えていますか。最も購入したいと思う車を1つお知らせください。(1つ選択)

買い替えるならどの車を購入したい?

買い替えるならまたEV車に乗りたいと思われている方は8割半ばとなり、EV車両の継続購入意向は高い。
なかでも、『男性50代』、世帯月収が『75,000元以上』のリピートが期待できる。

調査結果の引用・転載について

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  • 引用・転載されたことにより利用者または第三者に損害その他トラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いません。

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