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銀行のイメージに関するアンケート調査

公開日:2004.08.01

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銀行のイメージに関するアンケート調査

調査結果

金融(銀行)動向の不安度

【全体 N=300】

【 全体7割の人が金融(銀行)動向に不安感を持っている】
全体の7割の人が、金融(銀行)の動向に「不安を感じている」結果となっている。
逆に「不安を感じていない」人の割合は、 全体の1割弱にとどまっている。

「合併」と聞いてイメージすること

■「イメージの中で、多かった意見(ワード)と意見の一例」

1位 合併後の雇用調整(リストラ)

  • 銀行が店舗と人材をリストラする。(男性30代、営業職)
  • リストラ、減収、ボーナスカット。(女性20代、学生)
  • 銀行に勤めている人がリストラされるんだろうなぁ、とすぐ考えます。(女性40代、専業主婦)

2位 店舗の統廃合などによる名義変更手続きが面倒

  • 名称変更に伴う預金者の通帳等のわずらわしい手続が発生する。(男性20代、事務職)
  • また名前が変わる。通帳変えるの面倒くさい。(女性30代、事務職)
  • 合併して大きくなるのは良いが町に窓口がどんどんなくなって手続きする事が不便になってきた。(女性40代、専業主婦)

3位 ただ規模が大きくなるだけ、合併すれば何か変わるのか疑問

  • 結構その場しのぎ的で、後になって色々問題が出て失敗している。(男性20代、技術職)
  • 企業に対する貸し出しの負債を一般市民の税金に頼り今後はその一般市民をターゲットにしと負債にならぬ様貸し出し、銀行合併でATM手数料などでその場しのぎをしている。(男性40代、自営業)
  • とりあえずつぶれる心配がなくなった(先送りになった?)と思うので、安心する。
    一昔前は銀行マンはすごくえらそうだったから、大してお気の毒とは思わない。(女性40代、その他)

利用したいと思う銀行 ベスト3

【全体 N=300】

第1位 東京三菱銀行 23.3%
第2位 みずほ銀行 14.7%
第3位 三井住友銀行 14.3%

■1位(東京三菱銀行)を選んだ理由

  • 企業として、しっかりと強化を進めている点。
    企業として体力をしっかりつけているから。(男性20代 学生)
  • 窓口での応対も店舗による差が少なく、高いレベルで統一されている。(男性30代 営業職)
  • 公的資金を返済しているから。(男性40代 営業職)
  • UFJを吸収できるくらい大きな力がある。(女性20代 学生)
  • 長年の利用で不手際がない。信頼性が高い。(女性30代 パート・アルバイト)
  • もっとも安定しているイメージがあるから。(女性40代 専業主婦)

【 東京三菱銀行が断トツの人気 】

【全体】
東京三菱銀行(23,3%)が、信頼できる銀行の中で1位となっている。
次いで、みずほ銀行(14,7%)、三井住友銀行(14,3%)、横浜銀行(4,7%)と続く。
全体的に規模の大きい都市銀行で不良債権などの負の遺産を持っていなく、情報公開できている銀行が上位を占めている。

利用したくないと思う銀行 ワースト3

【全体 N=300】

第1位 UFJ銀行 27.0%
第2位 りそな銀行 12.3%
第3位 みずほ銀行 9.7%

■1位(UFJ銀行)を選んだ理由

  • 経営方針や先行きの見通しなどがぐらついており、安定しないので。
    記者会見などの発表内容も信頼できない。(男性20代 技術職)
  • 危ないので合併、というイメージがあるので。(男性30代 営業職)
  • 経営トップだけでなく企業体質があまりよくない。一連の隠蔽工作は、一般人の銀行に対する信頼を完全に裏切られる結果となった。(男性40代
    事務職)
  • 経営が悪化していると聞いて正直不安。
    ATM手数料¥0はすごくいいと思ったのだが。(女性20代 学生)
  • 合併したにも関わらず、収益を改善することなく、更に合併するから。(女性30代 営業職)
  • 不良債権が多く、経営が不安。(女性40代 専業主婦)

【 合併問題で揺れているUFJ銀行が不人気 】

【全体】

UFJ(27,0%)が、全体のおよそ3割で信頼できない銀行の中の1位となっている。
次いで、りそな銀行(12,3%)、みずほ(9,7%)、足利銀行(7,0%)と続く。
全体的にマスコミの報道、公的資金の注入、経営不振の事実が多い理由となっている。

安心して利用できる銀行像とは?

【 客の立場に立ったサービス・対応、社員教育が良い銀行が安心できる銀行像のトップ】
客の立場に立ったサービス・対応、社員教育が良い銀行が35,0%で、最も安心して利用できる銀行像のトップとなっている。次いで、不良債権の少ない銀行18,0%、堅実な経営・過剰な貸付や投資を行わない銀行12,8%と続く。

執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク 営業部 マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

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調査概要

調査名 銀行のイメージに関するアンケート調査
対象者条件 全国在住の20才~49才男女で、都銀普通口座保有者かつ「D STYLE WEB」の新規登録者
サンプルサイズ 300s
割付 20代~40代男女各50サンプル
調査期間 平成16年7月15日~30日
調査方法 インターネット調査(アスマークの自社モニター )
調査機関 株式会社アスマーク
本資料の提供は終了いたしました

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