公開日:2019.09.17
- マネー・家計
スマホ決済に関する意識調査(第二回)
スマホ決済は3人に2人が非利用・非認知、高還元キャンペーンで利用開始も『セキュリティ不安』で中止
- スマホ決済は3人に2人が非利用・非認知
- 高還元キャンペーンきっかけで利用を始めるも『セキュリティ不安』でやめる
- 8割以上がセキュリティ不安のイメージあり。信頼できるサービス提供者は『銀行』
- 『日常的なお得』『不正利用被害の補償』があればスマホ決済を利用してみたい
調査概要
調査名 | スマホ決済に関する意識調査(第二回) →第一回はこちら →第三回はこちら |
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対象者条件 | 全国20代~60代男女、スマホ決済を利用したことがない方、過去利用していたが現在利用していない方 |
調査項目 |
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サンプルサイズ | スクリーニング調査10,000ss、本調査1,000ss |
割付 | 離脱者500ss(性年代各50ssずつ)/未経験者500ss(性年代各50ssずつ) |
調査期間 | 2019年8月9日(金) ~ 8月12日(月) |
調査方法 | インターネット調査 |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
SC1.あなたのスマホ決済の利用状況について、最もあてはまるのをお答えください。(1つ選択)
スマホ決済 利用・非利用状況
Q3.現在、あなたがスマホ決済を利用していない理由について、あてはまるものをすべてお答えください。(複数選択可)
スマホ決済を利用しない理由
利用しない理由として、セキュリティへの不安や操作のわずらわしさ、面倒さが上位。
また、未経験者では、使い方がわからないことがネックとなっている。
Q4.あなたがスマホ決済に対して持っているイメージについて、それぞれお答えください。(それぞれ1つずつ選択) ※TOP2
スマホ決済に対するイメージ
「セキュリティに不安」「乱立してよくわからない」が8割を超え、セキュリティへの不安をあおる一連の出来事や、短期間に急増したサービスへの戸惑いが見て取れる。
Q9.どのような企業が運営するスマホ決済サービスは信頼できますか。信頼できると思うものをすべてお答えください。(複数選択可)
信頼できるスマホ決済サービス提供者
お金を取り扱い、セキュリティが厳重な「銀行」が最も高く約6割を占めるものの、「信頼できる企業はない」人が2割強。昨今のスマホ決済のセキュリティに対する報道の影響がみられる。
Q7.今後、どのようなことがあったら、スマホ決済を利用しようと思いますか。あてはまるものをお答えください。
Q7-2.最もよくあてはまるもの(1つ選択)
スマホ決済 なにがあれば利用するか
「万が一の補償」「不正利用防止」といった不安を払拭するサービスが上位。
特に、未経験者は、「お得さ」よりも「万が一の補償」を重視している。
また、離脱者の利用のきっかけとして多かった「還元率の高いキャンペーン」よりも、「日常的なお得サービス」の方が重視されている。
Q8.あなたがスマホ決済に絶対に搭載していてほしい機能・特徴について、あてはまるものをすべてお答えください。(複数選択可)
スマホ決済に搭載してほしい機能・特徴
「不正利用防止機能」「補償サービス」が上位。
スマホ決済サービスでアピールされるポイント還元等の“お得さ”については、まれに実施される「高還元キャンペーン」より、「日常的なお得」にニーズがあることがわかる。
調査結果の引用・転載について
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非利用者は約7割。非利用者の属性を見ると、女性が多く、年代が高くなるにつれて多くなる。
また、離脱者の利用意向は未経験者と比較して高い。