公開日:2020.05.07
- 仕事
緊急事態宣言直後の働き方改革状況『業務自動化(RPA)の実態編』~テレワーク浸透後に備えて~
働き方改革に取り組んでいる企業はおよそ64%、テレワークの普及も働き方改革を後押しか
< TOPICS >
- 働き方改革に取り組んでいる企業はおよそ64%
- 「データの入力・転記」「書類作成」等の業務を手間と答える人が多数存在
執筆者
里村 雅幸
株式会社アスマーク リサーチソリューショングループ
専門統計調査士
弘前大学卒業、社会心理学修士。 流通小売業を5年経験後、2011年に中途入社。調査企画・設計、画面作成・データチェック、分析・報告書作成までの工程を経験。「生のデータ」を扱ってきた経験から調査品質に関心を持ち、自社の実験調査企画や他社との共同調査に関わる。最近ではESやハラスメント実態調査等の人事関連の調査、社内外のデータ利活用等にも関わる。JMRAの公的統計基盤整備委員会の委員も担う。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG
調査概要
調査名 | 緊急事態宣言直後の働き方改革状況『業務自動化(RPA)の実態編』~テレワーク浸透後に備えて~ |
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対象者条件 | 【性別】男性、女性 【年齢】20~60代 【地域】全国 【その他条件】会社員(契約・派遣社員含む)で「経理・財務」「人事・総務」「営業・営業事務」「マーケティング・経営企画」「情報システム」のいずれかの部署に所属する方 |
調査項目 | ・働き方改革への取り組み ・各部署別の手間だと思う業務把握 ・RPAの認知率・導入率 ・RPA導入の結果 |
サンプルサイズ | 500ss |
割付 | 「経理・財務」「人事・総務」「営業・営業事務」「マーケティング・経営企画」「情報システム」各100sずつ |
調査期間 | 2020年4月8日(水) ~ 4月10日(金) |
調査方法 | Webアンケート |
調査機関 | 株式会社アスマーク(旧マーシュ) |
働き方改革への取り組み
Q.あなたがお勤めの会社では、「働き方改革」に取り組んでいますか。(1つ選択)
働き方改革に取り組んでいる企業はおよそ64%
「会社全体で取り組んでいる」が4割強。一方、「取り組んでいない」も2割強みられる。
人事・総務では「取り組みあり」寄りの意見、経理・財務では「取り組みなし」寄りの意見が目立つ。
従業員規模が大きいほど働き方改革への取り組みが進んでいる。
手間だと思う業務
Q.あなたの部署で実施している業務をすべてお選びください。また、その中から、「手間だと思う業務」をいくつでもお選びください。(それぞれ複数選択可)
「データの入力・転記」「書類作成」等の業務を手間と答える人が多数存在
どの部署でも、「データの入力・転記」「書類作成」を手間だと思う人が3割以上。部署によって、手間だと思う業務にバラつきはみられるが、人事・総務部で手間だと思う業務が多い傾向。
調査結果の引用・転載について
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緊急事態宣言発出直後の4/8(水)~4/10(金)の期間で、契約・派遣社員を含む事務職の会社員を対象に、職場(勤務先)の働き方改革の取り組み状況や働き方改革で注目されるRPAの導入率などを調べてみた。