公開日:2021.11.25
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収入と貯蓄に関する調査(2021年)
収入に対する不満は減少傾向ではあるものの、満足している人は増えていない
< TOPICS >
- 2015年度に比べ、貯蓄総額は増加傾向
- 毎月の貯蓄額も増加傾向だが、20~30代未婚男性のみ貯蓄をしない層が大幅に増加
- 「老後資金のため」に貯蓄をする人が増加しているが、唯一20~30代未婚男性のみで減少がみられる
- 収入に対する不満は減少傾向ではあるものの、満足している人は増えていない
- 20-30代未婚者、男性は自身の収入に満足する人が増加するものの、女性は不満に感じる人が増加
調査概要
調査名 | 収入と貯蓄に関する調査(2021年) |
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対象者条件 | 【性別】 男性、女性 【年齢】 20-50代 【地域】 全国 【職業】 有職者(パート・アルバイト除く) 【その他】離死別を除いた未婚者・既婚者 |
調査項目 | ・貯蓄総額 ・毎月の貯蓄額 ・貯蓄をする理由 ・自身の収入に対する満足度 |
サンプルサイズ | 800ss |
割付 | 性別・年代・未既婚均等 |
調査期間 | 2021年11月4日(木)~11月8日(月) |
調査方法 | Webアンケート |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
貯蓄総額
Q1.あなたの貯蓄額をお知らせください。(1つ選択)
※土地や株や資産など、現金ではない資産は除いてお考えください。
6年間での貯蓄総額の変化は?
2015年度に比べ、貯蓄総額が少ない(200万円未満)層が減少。
特に貯蓄総額が100万円未満の層は女性が10pt以上減少している。性年代未既婚別では、「男性20-30代既婚」「女性20-30代未婚」「女性40-50代既婚」層で貯蓄総額100万円未満が10pt以上減少している。貯蓄総額が増加傾向だということが伺える。
毎月の貯蓄額
Q2.あなたの毎月の貯蓄額をお知らせください。(1つ選択)
※ボーナスを除き、1ヶ月あたりの平均をお考えください。
※既婚の方はご家庭の貯蓄、未婚の方はご自身の貯蓄についてお答えください。
6年間で毎月の貯蓄額に変化はあるのか?
2015年度に比べ、1万円未満の貯蓄額の層が少なくなり、貯蓄をしていない層に変化がみられないことから、相対的に貯蓄額が高くなっていることが伺える。
また、「女性40-50代未婚」は1~3万円未満だった貯蓄額を5~10万円未満に増額している傾向がみられ、「女性40-50代既婚」でも貯蓄をしていなかった層が貯蓄をするように変化している。
一方で、「男性20-30代未婚」で貯蓄をしない層が大幅に増えている。
貯蓄をする理由
Q3.あなたが貯蓄をしている理由としてあてはまるものをすべてお知らせください。(複数選択可)
貯蓄をする理由に変化はあるのか?
貯蓄理由は「老後資金のため」が増加。特に既婚者で顕著にみられる。
一方で、「男性20-30代未婚」が唯一、老後資金のために貯蓄をする傾向が低くなっている。
自身の収入に対する満足度
Q4.あなたは、現在の収入について、どの程度満足していますか。(1つ選択)
収入への満足度、6年間で変化は?
全体的には収入に対する不満は減少傾向であるものの、満足している人は増えていない。
「男性20-30代未婚」が収入への満足度が高まっている一方で、「女性20-30代未婚」の満足度が低くなっており、同世代で同じ未婚でも性別で傾向の違いが顕著に表れている。
調査結果の引用・転載について
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2015年に公開した「収入と支出に関するアンケート調査」について、収入における項目のみピックアップし、2021年版として実施。2015年と比べ、新型コロナウイルスの影響もあり、収入や貯蓄に関する考え方も大きく変わっていることでしょう。
男女での違いは?年代での違いは?未既婚での違いは?
収入と貯蓄に関する考え方の違いを6年前の調査と比較し、その結果を公開いたします。
※2015年に実施した「収入と支出に関するアンケート調査」のダウンロードはこちら