公開日:2022.12.20
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スポーツジム・フィットネスクラブに関するアンケート調査
選ぶ基準8割以上が「値段」重視、次いで「立地」「営業時間」の順
< TOPICS >
- 入会したことがない人、1割以上が入会意向あり
- 利用目的、男性が「筋トレ」女性が「ダイエット・シェイプアップ」がいずれも6割以上
- 入会していない理由TOP3「初めてでよくわからない」「継続する自信がない」「通うのが面倒」の順
- 入会しない理由、20代と50代男性は「通う時間が無い」
- 40代女性は「継続する自信がない」「インストラクターに苦手意識がある」傾向が高い
調査概要
調査名 | スポーツジム・フィットネスクラブに関するアンケート調査 |
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対象者条件 | 【性別】男女 【年齢】20代~50代 【地域】日本 【その他】会員制運動施設の利用未経験者 会員制運動施設の利用意向者 |
調査項目 | 【スクリーニング】 ・利用状況 ・入会意向 【本調査】 ・利用目的 ・選定基準 ・通所希望曜日 ・通所希望時間帯(平日) ・通所希望時間帯(土日) ・入会していない理由 |
サンプルサイズ | 400サンプル |
割付 | 年代×性別で均等回収 |
調査期間 | 2022年12月5日(月)~12月12日(月) |
調査方法 | Webアンケート |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
入会意向
SC2.あなたの現在の会員制運動施設の入会意向をお知らせください。(1つ選択)
入会意向はある?ない?
入会したことがない人、1割以上が入会意向あり。
利用目的
Q1.あなたが会員制運動施設を利用したい目的に当てはまるものを全てお知らせください。(複数選択可)
利用したい理由は?
8割近くが、「運動不足解消・健康維持」で最も多い利用目的。次いで、男性が「筋トレ」、女性が「ダイエット・シェイプアップ」でそれぞれ6割以上。
年代別でみると、40代以上で「運動不足解消・健康維持」を目的とする傾向が高くなり、30代は他の年代と比べ「ストレス解消」を目的とする傾向が高くなる。
重視する基準
Q2.あなたが会員制運動施設を選ぶ基準に当てはまるものを全てお知らせください。(複数選択可)
選ぶ際に重視する基準は?
8割以上が「値段」を重視し、次いで「立地」「営業時間」の順に重視される。
「立地」「館内の清潔さ・リラクゼーション施設の充実度」「スタッフの応対・サポート」「スクール・プログラムメニュー等の充実度」については、男女間での差が大きく、男性より女性が重要視している傾向がみられる。
性別×年代では、30代男性は他の層と比べ「トレーニング機器の種類」を重視する傾向が高く、約半数を占める。50代男性は、「値段」「営業時間」を重視する傾向が高い。一方で、男女ともに20代は他の層に比べ、重視する項目が少ない。
また、利用目的別では、「ダイエット・シェイプアップ」を目的とする層は、「営業時間」を重視し、「ストレス解消」を目的とする層は、「営業時間」「館内の清潔さ・リラクゼーション施設の充実度」を重視する傾向がみられる。
希望曜日
Q3.あなたが会員制運動施設へ通いたい曜日を全てお知らせください。(複数選択可)
通いたい曜日は?
30代~40代男性は「土曜日」「日曜日」に行く傾向が高く、逆に、30代女性と50代女性は月曜日~金曜日の平日に行く傾向が高い。20代女性は「通いたい曜日は決まっていない」が7割近くを占める。
利用目的別では、通いたい曜日に大きな傾向はみられない。
希望時間帯(平日)
Q4.あなたが平日に会員制運動施設へ通いたい時間帯を全てお知らせください。(複数選択可)
平日に通いたい時間帯は?
男性は18:00~21:59の時間に集中し、女性は9:00~17:59の時間に集中する傾向がみられる。
年代別では、40代が他の年代に比べ5:00~8:59の時間を利用する傾向が高く、約2割を占める。50代は他の年代に比べ、9:00~11:59の時間を利用する傾向が高く、逆に21:00~23:59の時間を利用する傾向が低い。
希望時間帯(土日)
Q5.あなたが土日に会員制運動施設へ通いたい時間帯を全てお知らせください。(複数選択可)
休日に通いたい時間帯は?
平日に比べると、男女間で利用時間の差はさほどみられない。
年代別では、40代が12:00~17:59に利用する傾向が高い。
入会していない理由
Q6.あなたが現在会員制運動施設に入会していない理由に当てはまるものを全てお知らせください。(複数選択可)
入会していない理由は?
入会していない理由のTOP3は、「初めてでよくわからない」が最も高く4割以上を占めており、次いで、「継続する自信がない」「通うのが面倒」の順。
性別×年代でみると、20代男性と50代男性は「通う時間が無い」が高く、30代男性は「生活圏内に施設が無い」が高い。また、20代女性は「初めてでよくわからない」が高く半数以上を占める。40代女性は「継続する自信がない」「インストラクターに苦手意識がある」が高く、50代女性は「通うのが面倒」が高い。上記のように、性別×年代では大きな違いがみられた。
調査結果の引用・転載について
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日本の総人口は減少し平均寿命は延伸する中で、人々の意識が高まる「健康寿命」。
「健康ブーム」も1970年代から徐々に根付いており、コロナ蔓延以降、ワクチンの普及や各運動施設で感染予防対策に対するルールが確立されるようになってからは、免疫力や基礎体力をつけることへの大切さを改めて実感し、健康維持に努めようと考える人々も増え、フィットネス業界は、初心者に重視したプログラム・女性専用エリアや女性専用ジム・オンラインフィットネスの導入等、トレンドも変化しているようです。今回は会員制運動施設の利用未経験者・利用意向者を対象に、入会利用目的や選定基準、また、現在なぜ入会していないのか、などをアンケート調査で調べてみました。