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夫婦での飲酒習慣に関するアンケート調査

公開日:2013.02.01

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夫婦での飲酒習慣に関するアンケート調査

自分も配偶者もお酒を飲む人のうち、87.2%が夫婦で一緒に飲むことが「ある」と回答。
一緒に飲むのは「楽しい」「コミュニケーション」「リラックスできる」時間。

執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク 営業部 マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

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調査概要

調査名

夫婦での飲酒習慣に関するアンケート調査

対象者条件 全国の20代~40代既婚男女で、お酒を飲む人
調査項目 ・属性(性別、年齢、居住地、未既婚と子ども有無、夫婦の就労状況)
・配偶者の飲酒状況(単一回答)
・【配偶者もお酒を飲む人】夫婦で一緒にお酒を飲む頻度(単一回答)
・【一緒に飲むことがある人】<夫婦で一緒にお酒を飲む機会や時間>についての意識(複数回答)
・【一緒に飲むことがある人】<夫婦で一緒にお酒を飲む機会や時間>に対する今後の意向(単一回答)
・【一緒に飲むことがある人】その理由(自由回答)
・【一緒に飲むことがない人】<夫婦で一緒にお酒を飲む時間>への関心度(単一回答)
・【一緒に飲むことがない人】その理由(自由回答)
サンプルサイズ 490ss
割付 【性別】 男性:50.8%、女性:49.2%
【年代】 25-29歳:18.4%、30-34歳:20.4%、35-39歳:20.4%、40-44歳:20.4%、45-49歳:20.4%
調査期間 2013年2月25日(月)~2月26日(火)
調査方法 インターネット調査(アスマークの自社モニター )
調査機関 株式会社アスマーク

調査対象

性別 N=490
年代 N=490
居住地 N=490
未既婚と子どもの有無 N=490
夫婦の就労状況について N=490

Q1.ご夫婦のうち、お酒を飲む方はどなたですか。あてはまるものをお選びください。(1つ選択)

■配偶者の飲酒状況 N=490

今回の対象者はすべてお酒を飲む人だが、まず、配偶者もお酒を飲むかどうかを答えてもらった。
「二人ともお酒を飲む」と答えた人は73.3%で、「お酒を飲むのは自分だけ」と答えた人は26.7%となった。

※配偶者もお酒を飲む人
Q2.ご自宅および外出先で、ご夫婦で一緒にお酒を飲むことはありますか。(1つ選択)

■夫婦で一緒にお酒を飲む頻度 n=359

配偶者もお酒を飲むという人に対し、自宅や外出先で、夫婦で一緒にお酒を飲むことがどれぐらいあるかたずねた。
「たまにある」と答えた人が49.3%で最も多く、「よくある」と答えた人(37.9%)と合わせると87.2%となり、夫婦共にお酒を飲む家庭のうちおよそ9割は、夫婦で一緒にお酒を飲む時間を持っていることがわかった。

※夫婦で一緒にお酒を飲むことが“ある”人
Q3.あなたにとって夫婦で一緒にお酒を飲む時間は、どのような時間ですか。あてはまるものをお選びください。(複数選択可)

■<夫婦で一緒にお酒を飲む時間>についての意識 n=313

夫婦で一緒にお酒をのむことがある人に、それが自分にとってどのような時間であるかを答えてもらった。

まず全体で最も多かったのは、「楽しい」(64.2%)。続いて、「コミュニケーション」(62.3%)、「リラックスできる」(58.1%)、「安らぎ・癒し」(45.4%)となった。
男女で目立った差が見られたのは「ストレス解消」で、男性が32.0%であるのに対し、女性は45.9%となっている。
また、就労状況別で比較すると、共働きの世帯では「安らぎ・癒し」「グチを聞いてあげる」「グチを聞いてもらう」の3つが、共働きでない世帯に比べてそれぞれ5ポイント以上、上回った。

※夫婦で一緒にお酒を飲むことが“ある”人
Q4.「夫婦で一緒にお酒を飲む機会や時間」について、あなたのお気持ちに最も近いものをお選びください。(1つ選択)
Q5. そのようにお答えになった理由をお聞かせください。(自由回答)

■<夫婦で一緒にお酒を飲む機会や時間>に対する今後の意向と、その理由 n=313

続いて、夫婦で一緒にお酒を飲む機会や時間を、今よりも増やしたいと思うかどうかを聞いてみた。
すると、「増やしたい」と答えた人は52.7%で、5割強となった(増やしたい・どちらかといえば増やしたい、の合計)。

「今のままでよい」という人は43.5%で、「減らしたい」と答えた人は3.9%とごく少数だった。
男女別で見ると、「増やしたい」との回答は女性の方が男性よりも1.9ポイント高いが、「どちらかといえば増やしたい」との回答は男性のが9.3ポイント高くなっており、増やしたいと考える人の合計は、男性が女性よりも7.4ポイント高くなった。同様に夫婦の就労状況別で見ると、共働きの世帯の方が、そうでない世帯よりも7.8ポイント高くなっている。
また、Q2の回答を元に、夫婦で一緒にお酒を飲む頻度別でも比較したところ、【よくある】と答えた人のうち34.6%が(さらに)「増やしたい」と答えており、【たまにある】と答えた人の14.1%を大きく上回った。

※( )内は、年代・性別・普段夫婦で一緒にお酒を飲む頻度
「増やしたい」「どちらかといえば増やしたい」と答えた人の理由 n=165
・『仕事が終わる時間がいつも遅いのでコミュニケーションをもっと取りたいから』(30代男性/たまにある)
・『普段聞き出すことが難しい話題に踏み込める』(40代男性/たまにある)
・『仲が良いのは子供にも良い影響を与えるので。日々楽しい気持ちになれるので。』(40代男性/よくある)
・『夫が忙しく、子どもも小さいため外食もできないので、家でゆっくりと過ごすこの時間がとても幸せだから』(20代女性/よくある)
・『お互いの今が分かるし、相手が疲れている様子があれば気遣ってあげられる。普段、子供たちが聞いている中では話せないこともあるので、夫婦だけの時間は必要。』(30代女性/よくある)

「今のままでよい」と答えた人の理由 n=136
・『今も結構な頻度で一緒に飲んでおり、夫婦での飲酒の時間はたっぷり取れているため。現状を維持したいです。』(20代男性/よくある)
・『増やすほど酒好きでもなく、かと言ってなくなるのも避けたい』(30代男性/たまにある)
・『強制もないし、お互いが飲みたいと思ったときに飲むのでちょうどいい。』(30代女性/たまにある)
・『夫は節酒中なので、週末に一緒に飲むくらいがちょうど良い。』(40代女性/たまにある)

「減らしたい」「どちらかといえば減らしたい」と答えた人の理由 n=12
・『ちょっとお酒自体を減らしたほうが健康のために良さそうなので』(40代男性/よくある)
・『酒代がばかにならないし、何より二人とも太ってしまったから。』(30代女性/よくある)

※夫婦で一緒にお酒を飲むことが“ない”人
Q6. 「夫婦で一緒にお酒を飲む機会や時間」は、あった方がよいと思いますか。
最も近いものをお選びください。(1つ選択)
Q7. 前問で、そのようにお答えになった理由をお聞かせください。(自由回答)

■<夫婦で一緒にお酒を飲む機会や時間>への関心度と、その理由 n=177

配偶者もお酒を飲むかどうかに関わらず、夫婦で一緒にお酒を飲む機会や時間を、持ちたいと思うかどうか聞いてみた。
すると、「あった方がよい」と答える人が約8割となった(あった方がよい・どちらかといえばあった方がよい、の合計)。「どちらともいえない」は14.7%で、「ない方がよい」と答えた人は6.8%にとどまっている(ない方がよい・どちらかといえばない方がよい、の合計)。

男女別で見ると、「あった方がよい(どちらかといえば含む)」と答えた割合は女性に比べて男性の方が20ポイントも高く、女性が64.3%であるのに対し、男性は85.1%と8割を超えた。

また、Q4と同様に夫婦の就労状況別でも比較してみると、共働きではない世帯の方が「あった方がよい」と答えた人が多く、共働きの世帯に比べ、5.4ポイント高くなった。

※( )内は、年代・性別
「あった方がよい」「どちらかといえばあった方がよい」と答えた人の理由 n=139
・『普段、子育てなどの理由で夫婦でお酒を飲みながら、色々な話をする機会がないため。』(20代男性)
・『一緒の時間が多いに越したことはない』(30代男性)
・『お互いにほろ酔いの場で話すことで、普段の会話とは違った突っ込んだ話ができると思うから。』(40代男性)
・『2人で何かを楽しむ時間も必要だと思うから』(20代女性)
・『普段は子供優先というか、子育てに追われていて、夫婦2人でゆっくりする機会が少ないので、
そういう機会があったほうが良いのかな、とは思う。』(30代女性)
・『シラフでは言えないこともあるので、お酒の力を借りて。それと夫婦でお酒を飲む時間が楽しいので。』(40代女性)

「どちらともいえない」と答えた人の理由 n=26
・『酒は潤滑油のような働きをすることもありますが、逆の場合もあってケースバイケースだと思います。』(40代男性)
・『お酒がなくてもコミニュケーションはとれるので関係ない』(40代女性)

「ない方がよい」「どちらかといえばない方がよい」と答えた人の理由 n=12
・『子供がいることもあり、酔った姿はみっともない。』(40代男性)
・『外食などした時に車の運転をしてもらえるので便利だから』(40代女性)

調査結果の引用・転載について

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