公開日:2014.04.01
- 美容・ファッション
メイクに関するアンケート調査
「メイクをすることが好き」と回答した女性の割合は全体の5割に満たず
調査概要
調査名 | メイクに関するアンケート調査 |
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対象者条件 | 1都3県在住の20歳~59歳女性 |
調査項目 | ・属性(性別、年代、居住地、未既婚、同居している子どもの有無、仕事の有無) ・普段の外出頻度(SA) ・普段のメイク頻度(SA) ・メイクをすることに対する気持ち(好き嫌い)(SA) ・【メイクをする人】自分自身のメイクの腕前を100点満点で評価すると(NA) ・【メイクをする人】メイクが上手になるために必要だと感じること(MA) ・【メイクをする人】自分のメイクのタイプを言葉で表現すると(FA) ・【メイクをする人】メイクに関する悩み(FA) ・【メイクをしない人】メイクをしない理由(MA) |
サンプルサイズ | 800ss |
割付 | 【性別】 女性:100.0% 【年代】 20代:25.0%、30代:25.0%、40代:25.0%、50代:25.0% |
調査期間 | 2014年4月15日(火)~4月16日(水) |
調査方法 | インターネット調査(アスマークの自社モニター ) |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
調査対象
性別 N=800 | |
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年代 N=800 | |
居住地 N=800 | |
未既婚 N=800 | |
同居の子どもの有無 N=800 | |
仕事の有無 N=800 |
Q1.あなたは普段、どれぐらいの頻度で外出されますか。(1つ選択)
※お仕事、レジャー、ちょっとした買い物、散歩なども含めてお答えください。
Q2.あなたは普段、どれぐらいの頻度でメイク(お化粧)をされますか。(1つ選択)
※ファンデーションだけ、眉だけ、目元だけなど、少しだけメイクするときも含めてお答えください。
Q3.あなたは、メイクをすることが好きですか、嫌いですか。(1つ選択)
前問で「メイクはまったくしない」とお答えになった方も、メイクに対するお気持ちとしてあてはまるものをお選びください。
※【 週 に1 日以下 】 は 、 「週 1 日」、「月に 2 ~ 3 日程度」、「月に 1 日程度」、「数ヶ月に 1 日 程度」の合計
■メイクをすることに対する気持ち(好き嫌い) N=800
普段メイクをする人、しない人も含めて、メイクをすること自体が好きかどうかを聞いてみた。すると、「とても好き」「好き」「どちらかといえば好き」を合わせた「メイクが好き」な女性は48.1%で、全体の5割に満たないことがわかった。「どちらでもない」は21.3%で、「どちらかといえば嫌い」「嫌い」「とても嫌い」の合計は30.8%となっている。
メイクの頻度別に見ると、全体としてはメイクをする頻度が高いほどメイクが「好き」と回答している女性が多いが、毎日メイクをする女性のうち3割が「どちらでもない」または「嫌い」(どちらかといえば嫌い、とても嫌いを含む)と回答するなど、“嫌々”、“仕方なく”、メイクをしている女性も少なくはないようだ。
※メイクを「月に1日程度」以上する方
Q4.あなたのメイクの腕前を「100点満点」で評価するとしたら、何点ぐらいだと思いますか。(数値入力)
※ご自身のお顔にメイクする場合に限って、お答えください。
■【メイクをする人】 自分自身のメイクの腕前を100点満点で評価すると n=696
月に1日程度以上メイクをしている女性に、自分自身のメイクの腕前を100点満点で評価してもらった。
その結果、全体の平均は「51点」。やや厳しい評価となっている。
最も回答が多かったのは50点台で、次いで60点台、70点台。50点~79点で全体の6割を占めた。90点以上をつけた女性はわずか1.8%で、自分のメイク力に自信を持っている女性はとても少ないことがわかった。
※メイクを「月に1日程度」以上する方
Q5.もっとメイクが上手になるために、あなたが必要だと感じるのは、どのようなことでしょうか。(複数選択可)
■【 メイクをする人 】 メイク が上手になるために必要だと感じること n=696
続いて、メイクがもっと上手になるためには、どのようなことが必要だと思うかを回答してもらった。最も多かったのは「自分の顔の特徴や、自分に似合う色を知ること」(69.1%)で全体の7割に上る。次に「メイクに関する情報、知識」(60.8%)、「プロの技術を知ること」(45.4%)、「メイクにかけるお金」(33.9%)、「プロの技術を体験する(メイクをしてもらうこと)」(33.6%)と続いた。「必要だと思うことは特にない」と答えた人は6.3%だった。
※メイクを「月に1日程度」以上する方
Q6.あなたが普段よくなさっているメイクのタイプをひと言で表現すると、どのようなメイクでしょうか。(自由回答)
■【 メイクをする人 】 自分 のメイクのタイプを言葉で表現すると n=696
ファッション誌や美容雑誌では常にさまざまなメイクの方法やテクニックが紹介されているが、一般女性は自分のメイクをどのようなタイプに位置付けているのだろうか。自由回答で聞いたところ、「ナチュラル」という言葉を使った回答が圧倒的に多く、全体の半数以上を占めた。
その他上位のワードは、「しっかり」「手抜き」「簡単」「シンプル」。他には、「あっさり」「がっつり」「すっぴん」「とりあえず」「最低限」といったワードも複数挙がった。
個性派の回答としては、「お人形メイク」「カラフルメイク」「何もしていない風メイク」「ぬりえメイク」「長所アップメイク」「欠点隠しメイク」「昭和メイク」などがあった。
※メイクを「月に1日程度」以上する方
Q7.あなたが普段感じている、メイクに関するお悩みや不満をお聞かせください。
ご自分のメイクに関するお悩み、化粧品売り場、美容部員、メイクアップ商品についての要望・不満など、ご自由にお書きください。(自由回答)
■【 メイクをする人 】 メイク に関する悩み n=696
回答の一部 ※( )内は年代
「ファンデーションがよれてしまうこと。チークの入れ方とアイラインの引き方がわからないこと。メイク自体習ったことがないので、何が正解かわからないこと。」(20代)
「体調によりお肌の調子が悪くなるので、毛穴やデキモノなどをカバーすることが上手くいかないこと。唇の色が悪く、何も塗らないと顔色が悪く見えてしまうので、マメに口紅やリップを塗るようにしているが、すぐに取れてしまうこと。」(30代)
「しみが気になるがうまく隠せず、隠そうとすると厚塗りになりファンデーションがよれてしまう。」(40代)
「目じりのしわがファンデーションを塗ると目立ってしまうこと。アイクリームを縫ってからファンデーションを縫っても目じりがよれる事。これが嫌です。」(30代)
「まぶたが下がってきたせいか、アイライナーを引くとまぶたにラインが移ります。季節限定の商品が好きで毎年限定色のアイシャドウやリップなど増えていきます。 定番色よりも少し小さめの容器にするなどしてもらえると使い切れて嬉しいです。」(40代)
「マスカラやアイライナーはいろいろ試しているが花粉の季節はどうしても崩れやすく目元が夕方気になる。 まつ毛のエクステやつけまつ毛なども考えるが、まつ毛を痛めそうで不安。化粧売り場の方ともっとコミュニケーション出来る機会がほしい。購入しなくてもちょっと立ち寄りメイクのレッスンを受けられる等サービスが充実すると最新のメイクが学べる気がする。」(40代)
「美容部員に眉の書き方を指導してもらったこともあるが、理想の眉になかなか近付けない。アイシャドーのグラデーションの色使いが微妙に、雑誌の春メイクなど見ながら真似してもうまくいかない」(50代)
「いつも同じメイクになりがち。面倒なので時間をかけたくはないがどこか変えていきたい思いもある。化粧品売場は美容部員がいると近寄り難く感じる。プロの腕前を知りたくもあるが、化粧品は買う気はないのでどうすればいいのかと思ってしまう。」(20代)
「自分でメイクをするといつも同じになってしまって何十年も変わり映えしないメイクをしています。いまどきの時代に合ったメイクをできるようになりたい。」(40代)
「自己流でメイクしているので、いつも変わり映えしない。お店で美容部員に尋ねるといろいろと商品を買わされるので、なかなか質問することが出来ない。」(50代)
「基本はファンデーションだけだが、イベントなどのときにフルメイクをする。だが、フルメイクが、学生のころから変わっていない。 色もピンク系を使っているがあっているかわからない」(30代)
「若いころと違って、年齢に合った自分らしいメイク方法がわからない。雑誌のメイク特集なども参考にするが、実際挑戦したことがない。実際のメイクのやり方など何パターンか教えてほしい」(40代)
「アイカラーの色に毎回悩みます。若いころは何をつけてもそれなりに合わせられたと思いますが、年をとるごとに、色選びが難しい。」(50代)
「自分の顔に合う色、眉の形、などよく分からない。 また、ファンデーションを含め、色々なアイテムがあるが、使い分けが難しい。購入する時に相談しても、いざ自分でやろうとすると、やってもらった時と同じ仕上がりにならない。」(20代)
「メイクが自己流なので、変だとは思っていないが主観なのであまり自信がない。メイクの方法を仕入れても自分に合わない気がして気に入らない。肌に負担のかかる化粧品や目の周りを濃くするのは嫌いだが、そのようなメイクが上手にできない。日本の一流メーカーの高い化粧品は、廉価な化粧品と比べて価格に見合う価値があるのか良く分からない。花粉症で鼻をかむと鼻周りのファンデーションが落ちる。」(30代)
「30年もメイクをしているのに、いまだに自分に合った方法がわからないです。お金をかけるのはやぶさかではありませんが、無駄にかけたくない。正しい情報を手に入れたいのに、あまりにも情報過多で選べないのが現状です。化粧品売り場に行ったこともありますが、美容部員のモーレツな売り込みに耐えられず、そそくさと引き上げました。」(40代)
「季節ごとの新商品を試しにデパートでメイクをお願いすることが多いのですが、照明がすごすぎてその場では良くても日常用としては派手すぎたりと困ることがあります。もう少し、普段使いようのメイクをお願いしたいです。」(20代)
「メイク自体、どのようにすればいいのかわからない。美容部員は厚化粧の人が多くて、教えてもらう気になれない。しかも、ちょっと質問すると、あれやこれやと買うために薦めてくる。で、断ると露骨に嫌な顔をする人が多い。」(30代)
「化粧品を買う時に美容部員さんにレクチャーしてもらっても家でうまく実践できていない。ブランドによってとっつきにくい美容部員さんがいると気になる化粧品も手に取りづらいのでもっと雰囲気を良くしてほしい。」(30代)
「自分に似合うメイクを知りたいが、美容部員のいる化粧品売り場に行くと、どうしても商品を買わないといけなくなるので、それでアドバイスを聞きにいけない。化粧技術を学びたいが、どこで教えてくれるのかが分からない。」(50代)
「普段使っているメイク道具を使いこなせていない気になります。かと言って、この為に雑誌を買っても学ぶ気になるかわからないです。自分にあったメイク道具も買えているのかも不安になります。」(20代)
「メイク用品が高い。全部を使い切るのに何年もかかる。使い切りのものがほしい」(30代)
「化粧をすると顔の雰囲気がだいぶ変わる人がいますが、私は化粧をしてもあまりかわらない気がします。化粧で良い意味で別人のように変われたらうれしいです」(30代)
「アレルギーがあるのでオーガニック系の化粧品を使いたいのだけれど、扱っている店が少ない」(50代)
※メイクの頻度が「数ヶ月に1日程度」、または「まったくしない」とお答えの方
Q8.あなたが普段メイクをされない理由として、あてはまるものをすべてお選びください。(複数選択可)
■【 メイクをしない人 】 メイク をしない理由 n=104
メイクをすることがほとんどなく、「数ヶ月に1日程度」または「まったくしない」と答えた女性に、その理由を答えてもらった。最も多かったのは「面倒くさいから」(55.8%)。「メイクに時間やお金を使うのはもったいないと思っているから」(29.8%)、「メイクをするヒマ(時間的な余裕)がないから」(23.1%)なども含めると、家事や仕事で生活が忙しく、メイクにかける時間がなかったり面倒に感じてしまう背景も窺える。
また、2番目に多かったのは「興味がないから」(37.5%)で、「メイクをするのが嫌いだから」(31.7%)も3割と、そもそもメイクをすることに対して関心がない、嫌いだからメイクをしないという女性も少なくなかった。
「その他」(9.6%)の具体的な内容としては、「肌荒れする」「肌によくないから、成分が合わないから」「どうせ崩れてしまうから」「メイクをすると目が痛くなる」「会社でメイクが禁止されているから」といった回答があった。
調査結果の引用・転載について
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※【 週に 1 日以下 】 は 、 「週 1 日」、「月に 2 ~ 3 日程度」、「月に 1 日程度」、「数ヶ月に 1 日 程度」の合計
■普段の外出 頻度/普段のメイク頻度 N=800
まず、普段の外出頻度とメイクをする頻度をたずねた。今回のアンケートでは、全体の約5割が現在仕事をしている女性だが、「毎日」または「週に4~6日」外出していると答えた人で8割を占めた。
メイクをする頻度については、週4~6日以上の女性が68.9%で7割弱。9.1%が「メイクはまったくしない」と回答した。
外出頻度×メイク頻度
※【 週 に1 日以下 】 は 、 「週 1 日」、「月に 2 ~ 3 日程度」、「月に 1 日程度」、「数ヶ月に 1 日 程度」の合計
外出の頻度別にメイク頻度を見てみると、「外出」と「メイク」の頻度が必ずしも一致していないことがわかる。毎日外出すると答えた女性のうち、メイクも「毎日」と回答したのは57.7%で、メイクせずに外出することがある人は4割を超える。またそのうち、「メイクはまったくしない」と答えた女性も5.6%いた。
反対に、外出頻度が週に1日以下、または、ほとんど・まったく外出しなくいと答えていても、メイクをする頻度の高い女性は少なくはなく、外出するかどうかに関わらず、メイクをすることが習慣となっている女性もいることがわかった。