公開日:2014.05.01
- 季節・イベント・時事
- 食品・飲料
帰省の手土産に関するアンケート調査
帰省の手土産にどのようなものを買いますか?1位「洋菓子」2位「和菓子」3位「米菓」
調査概要
調査名 | 帰省の手土産に関するアンケート調査 |
---|---|
対象者条件 | 全国在住、20歳~59歳の男女で、最近3年以内に1回以上帰省をした人 |
調査項目 | ・属性(性別、年代、未既婚、居住地、帰省先の有無、最近3年間の帰省回数) ・帰省時の交通手段(MA) ・帰省時の手土産の購入有無(SA) ・【購入者】手土産の購入場所(MA) ・【購入者】手土産の購入予算(SA) ・【購入者】手土産に購入するもの(MA) ・【購入者】手土産の選び方・買い方について(SA) ・【購入者】手土産についての悩み、気になっていること(FA) ・【非購入者】手土産を買わない理由(MA) |
サンプルサイズ | 600ss |
割付 | 【性別】 男性:50.0%、女性:50.0% 【年代】 20代:25.0%、30代:25.0%、40代:25.0%、50代:25.0% |
調査期間 | 2014年5月15日(木)~5月17日(土) |
調査方法 | インターネット調査(アスマークの自社モニター ) |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
調査対象
性別 N=600 | |
---|---|
年代 N=600 | |
未既婚 N=600 | |
居住地 N=600 | |
帰省先の有無 N=600 | |
最近3年間の帰省回数 N=600 |
※最近3年以内に1回以上「帰省」をした方
Q1.帰省をする際の交通手段として、あてはまるものをすべてお選びください。(複数選択可)
※最近3年以内に1回以上「帰省」をした方
Q2.あなたは帰省をする際に、何か「手土産」を購入して持って行きますか。(1つ選択)
■帰省時の「手土産」の購入有無 N=600
次に、自分や配偶者の帰省先へ行く際に、「手土産」を購入して持って行く習慣があるかどうかを聞いた。
「手土産を毎回必ず買う」と答えた人は51.3%で約5割、「ときどき買う」と答えた人が34.3%で、8割を超える人が帰省時に手土産を購入していることがわかった。「手土産は買わない」と答えた人は14.3%だった。
※手土産を「毎回必ず買う」または「ときどき買う」と答えた方
Q3.帰省の際の手土産は、どこで購入しますか。あてはまるものをすべてお選びください。(複数選択可)
■【手土産購入者】 手土産の購入場所 n=514
帰省時に手土産を購入すると答えた人に、手土産の購入場所をたずねた。
購入場所として最も多かったのは、「駅構内・駅ナカのデパート」で43.0%。次いで「専門店」が39.7%、「駅構外のデパート」が37.2%となり、デパートや専門店で購入している人が比較的多いことがわかった。
「サービスエリア・パーキングエリア」は、手土産購入者全体では22.2%と約2割、帰省の交通手段で【自家用車】を選択した人の中では3割強となった。また、「ネットショッピング・通販」で購入する人も1割存在することがわかった。
「その他」(6.6%)の内容としては「スーパー」という回答が多く、他には「コンビニ」、「名産品が手に入る地元の店」、「旅行先で購入したものを持っていく」といった回答があった。
※手土産を「毎回必ず買う」または「ときどき買う」と答えた方
Q4.帰省の際の手土産の購入予算は、いくらぐらいでしょうか。最も近いものをお選びください。(1つ選択)
■【手土産購入者】 手土産の購入予算 n=514
帰省の手土産の購入予算(1商品あたりではなく、合計予算)を聞いたところ、最も多い回答は、「1000円以上1500円未満」で23.9%。「1500円以上2000円未満」が17.9%で、1000円~2000円未満(計)が4割を占める結果となった。
2000円~3000円未満(計)は25.3%、3000円~5000円未満(計)は18.3%となっている。
「5000円以上」と答えた人は8.6%で、年代が高くなるほどその割合も高くなっている。20代で「5000円以上」と回答したのは2.4%だが、40代では10.4%、50代では15.0%だった。
※手土産を「毎回必ず買う」または「ときどき買う」と答えた方
Q5.帰省の際の手土産として、どのようなものを買いますか。あてはまるものをすべてお選びください。(複数選択可)
■【手土産購入者】 手土産に購入するもの n=514
帰省の手土産には、どのようなものを購入しているのだろうか。
複数選択で答えてもらったところ、「洋菓子(ケーキ、焼き菓子、ゼリー、チョコレートなど)」が79.0%で最も多く、約8割の人が洋菓子を利用していることがわかった。洋菓子に次いで、「和菓子(饅頭、団子、餅、羊羹など)」も73.3%と7割を超えており、洋菓子・和菓子が手土産の定番となっている状況がうかがえる。
「米菓(煎餅、おかきなど)」は32.9%、「菓子以外の食べ物」は12.6%、「お酒」は14.4%、「お茶、紅茶、コーヒーなどの飲み物」は9.7%となった。「菓子以外の食べ物」の具体的な内容としては、かまぼこ・シュウマイといった惣菜系が多く、他にも佃煮、漬物、乾物、果物、パン、弁当などの回答があった。
また、「食べ物・飲み物以外」の手土産は3.3%で、具体的には、衣類(服)、花、商品券、化粧品、洗剤など色々なものが挙がった。
※手土産を「毎回必ず買う」または「ときどき買う」と答えた方
Q6.帰省の際の手土産の選び方・買い方についてお聞きします。以下のそれぞれについて、「A」と「B」どちらを選ぶのが、手土産についてのあなたの考え方に近いでしょうか。(それぞれ1つずつ選択)
■【手土産購入者】 手土産の選び方・買い方について n=514
帰省の手土産を購入する際、どのような基準で商品を選んでいるのだろうか。手土産の選び方・買い方について6組の選択肢を提示し、それぞれ【A】と【B】のどちらに自分の考えがあてはまるかを答えてもらった。
結果、それぞれ回答は分散したが、【A】と【B】を比較して10%以上の差がついたのは次の3つ。
「普段は食べない、少し特別感のあるもの」が、「気負わず、気軽に食べられるもの」より19.6%多い47.3%、
「いつも違う、色々な手土産で喜ばれたい」が、「いつも同じ、定番の手土産で喜ばれたい」より13.3%多い40.3%、
「滞在中、一緒に食べられるもの」が、「滞在中、一緒に食べることは考えない」より30.0%多い51.8%、
という結果になった。
(※「(A/Bに)あてはまる」「どちらかといえば(A/Bに)あてはまる」を合計して比較)
各項目に目立って大きな差は見られなかったが、全体を通して見ると、人気・話題の商品を選ぶことにより“失敗”の可能性を避けつつも、「受け取る相手」の好みを意識し、少し特別感があり、一緒に食べられるもの、そして、毎回同じものにならないように、という手土産選びの意識がうかがえる。
※手土産を「毎回必ず買う」または「ときどき買う」と答えた方
Q7.帰省の際の手土産について、お悩みや、直接相手には聞けないものの気になっていることはありますか。
■【手土産購入者】 手土産についての悩み、気になっていること n=514
回答の一部 ※( )内は年代/性別
- 「同じものを購入する事が多いので、本当は他の物が欲しいのか気になる」(20代/男性)
- 「みんなに良く知られている商品を無難に買って行った方が嬉しいか、普段自分では購入しない少し珍しいものの方が嬉しいかがわからない。」(20代/男性)
- 「何がよいかきくと何もいらないと遠慮されて、好みがきけない」(30代/男性)
- 「似たようなものが多く、パッケージデザインしか変わっていないような商品が多い」(30代/男性)
- 「以前購入した品を忘れてしまう」(40代/男性)
- 「毎回違う手土産を持って行っているが、そろそろネタ切れになってきて困っている。あんまり有名なブランドだと、先方の近くのデパートの名店街でも買えるので、マイナーなやつを買わないといけない。」(50代/男性)
- 「本当に相手の好みかどうか気になっている。また、価格が安すぎないか、逆に高く思われて心配させていないか気になる。」(20代/女性)
- 「帰るたびに手土産を持ち帰っていますが、『毎回いいのに~。老夫婦2人で食べられないし、気を遣わなくていいのよ』と言ってくれるが、本当に買っていかなくてよいのか。出来れば買っていきたくない。選ぶの大変だし、、、」(20代/女性)
- 「関東圏の銘菓がすくなくネタ切れになってきたこと。 何をもっていったら喜ばれるのか。」(30代/女性)
- 「帰省する際に、相手もごはんやお菓子を準備していることが多いので、かぶってしまうことがある。 当日中に食べた方がおいしいものが、なかなか出してもらえないとき。」(30代/女性)
- 「帰省先のご近所に配る手土産を何にするか。事前に帰省先に聞いても『気にしなくていいよ』と言われるが、必ず会うので手ぶらでは帰れない。」(30代/女性)
- 「手荷物として、煎餅は軽くて日持ちもするので選びたいところでもあるが、 帰省先で手土産を渡す親類たちには高齢者が多いので、堅いものが噛めるのか心配になったりする。」(40代/女性)
- 「自分の実家は、特に、ない。夫の実家は、何が良いのか、全然わからないので、いつも困る。自分の実家では、手土産を、とても喜んでくれ、みんなで一緒に食べようということになるが、夫の実家は、それほど感動してくれない。」(40代/女性)
- 「高齢だったりする相手の健康状態を考えると食べ物を買っていくのはちょっと躊躇するが、他のものは思いつかない。」(50代/女性)
- 「以前に喜んでもらえたものを何度も持って行っていいのかなと思う。楽しみにしてもらえてるのか、もうあきてしまったかと考えるので。なので続けて同じものは持っていかないようにしている。」(50代/女性)
調査結果の引用・転載について
- 本レポートの著作権は、株式会社アスマークが保有します。
- 引用・転載される際は、必ず「アスマーク調べ」と出典を明記してご利用いただくようお願いします。
- その際、引用・転載される旨を当社までご一報ください。
- 調査の内容の一部または全部を改変して引用・転載することは禁止いたします。
- 自社商品の宣伝・広告・販促を目的とした使用を検討されている場合は、必ず事前に当社までご相談ください。
- 引用・転載されたことにより利用者または第三者に損害その他トラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いません。
■帰省時の交通手段 N=600
今回のアンケートは、最近3年以内に、自分または配偶者の帰省先へ1回以上帰省をしたと回答した人を対象に行った。
まずはじめに、帰省する際の交通手段を複数選択で答えてもらったところ、最も多いのは「自家用車」で60.7%。マイカー帰省をする人が約6割という結果になった。次いで多い「鉄道」は53.7%、「飛行機」は18.5%、「バス」は15.2%となっている。「その他」1.8%の具体的な内容としては、「レンタカー」、「バイク」、「船」など。