公開日:2016.06.01
- 暮らし・生活用品
洗濯に関するアンケート調査
20代~40代の既婚・子あり世帯では、毎日洗濯をすると回答した人が71.5%
調査概要
調査名 | 洗濯に関するアンケート調査 |
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対象者条件 | ・1都3県、20代~40代、既婚で子供がいる男女 |
調査項目 | ・基本属性(性別、年代、居住地、職業、未既婚と子供有無) ・洗濯頻度(SA) ・作業別-行う頻度(SA) ・作業別-好き嫌い(SA) ・柔軟剤使用状況(SA) ・洗濯に関する不満、不便を感じていること(FA) |
サンプルサイズ | 600ss |
割付 | 【性別】 男性:300s、女性:300s |
調査期間 | 2016年6月3日(金)~6月6日(月) |
調査方法 | インターネット調査(アスマークの自社モニター ) |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
調査対象
性別 N=600 | |
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年代 n=600 | |
居住地域 n=600 | |
職業 n=600 | |
未既婚と子供有無 n=600 |
Q1.あなたのご家庭では、どれぐらいの頻度でお洗濯をされますか。(1つ選択)
※「月2~3回」以上の頻度で洗濯する方
Q2.ご家庭でのお洗濯に関する以下の作業について、あなたがどの程度行っているかお答えください。(それぞれ1つずつ選択)
■どの作業も女性の9割が「主に自分がする」と回答 n=584
いずれも全体として見ると5~6割が「主に自分がする」、1割強~3割が「分担している・時々する」となっているが、男女別に見ると、すべての作業において女性は「主に自分がする」が9割を占めており、女性がメインで行っている家事であることがわかる。それでは、どの作業も男性は「しない」が圧倒的に多いのかというと、「分担している・時々する」が4割~5割強を占めており、「しない」は3~4割程度。「主にする」「時々する」といった頻度について、男性と女性で微妙な認識の差がある様子が窺える。
※「月2~3回」以上の頻度で洗濯する方
Q3.お洗濯に関する以下の作業について、している・していないに関わらず、好き嫌いをそれぞれお答えください。(それぞれ1つずつ選択)
■洗濯作業の後半は「嫌い」「どちらかといえば嫌い」が増加 n=584
全自動式洗濯機が主流となり、以前よりも手間がかからなくなった『洗う』作業は、「好き(計)」が5割を占めた。『干す』と『取り込む』作業についても、『洗う』に比べると割合は下がるが、「好き(計)」が「嫌い(計)」を上回っている。反対に、嫌いな人の方が多いのが『たたむ』と『しまう』作業で、それぞれ「嫌い(計)」が約4割を占めた。
一方、『洗濯洗剤・柔軟剤の購入』については「嫌い(計)」と答えた人が最も少なく、「好き(計)」が4割強であった。洗剤・柔軟剤の購入にポジティブな感情を持っている消費者が一定数いるようである。(図1)
また、作業の好き嫌いを男女別に見ると、女性は『洗う』に関して7割が「好き(計)」と回答しているが、作業が後半になるにつれてその割合が下がる傾向にあり、男性よりも顕著であった。(図2)
※「月2~3回」以上の頻度で洗濯する方
Q4.あなたのご家庭でお洗濯する際、柔軟剤は使われますか。(1つ選択)
■柔軟剤は8割が使用 n=584
すっかり定着したと思われる『柔軟剤』を使用している家庭は8割で、「毎回使う」が56.7%、「洗濯する物によって使う」が24.3%となった。「使わない」は12.2%、「わからない」は6.8%となっている。
※「月2~3回」以上の頻度で洗濯する方
Q5.お洗濯( 洗う~干す~たたむ~しまう まで全般)について、不満や不便を感じていることがありましたら、ご自由にお書きください。
回答の一部(抜粋)
- 「洗い方などの細かい事が良くわからない(いつも洗濯機のお任せコースでやってる) これで本当にいいのかと疑問に思う事はある」(30代/男性)
- 「洗濯物により洗い方が違うので何回かに分けて洗わないといけないのが面倒くさい。」(30代/男性)
- 「洗濯物を個別に洗濯ネットに入れるのが面倒」(40代/男性)
- 「ワイシャツのエリ汚れをこするのがいや」(30代/女性)
- 「いろんな洗剤があるが、どれも納得のいく洗浄力が無く、CMみたいに綺麗に汚れが落ちきれていない」(40代/女性)
- 「下洗いをしないと臭いのひどいものは洗濯機で回すだけでは落ちない」(40代/女性)
- 「食べこぼしなどのシミが落ちていなくてガッカリすることがある。」(40代/女性)
- 「干し方にいろいろ言われる」(30代/男性)
- 「干すのは日光のあたる外が望ましいが、雨天の場合は風呂場で乾燥機を使うのでガス代がかかる。」(40代/男性)
- 「洗うのは自動で面白いが、シワになったりしてうまく干せないときが有り、不満。」(40代/男性)
- 「干すスペースが限られていて、全部洗濯できない時がある。 大物(シーツなど)は、日を分けて洗わなくてはならない。」(40代/女性)
- 「1戸建てなので、洗濯機は1階にあるが物干しは2階なので、洗濯物を2階まで運ぶのがとても大変です。年をとったら2階に干すことが困難になるだろうと心配です。」(40代/女性)
- 「たたむのが下手なんで嫌い」(30代/男性)
- 「しまうときになのですが、乾いてない部分があっても気づくのがたたむときなのでまた干すのが面倒。」(30代/男性)
- 「Yシャツやブラウス等を上手に効率よくたたむ方法を教えてもらいたい。」(40代/男性)
- 「薄い生地の衣類をたたむ時に若干いらいらすることがある。」(40代/男性)
- 「たたむのが、一番億劫。 取り込んで、しばらく放置してしまう。 ただただ、面倒なだけ。」(30代/女性)
- 「子供ができてから洗濯物が急に多くなり、たたんでしまうのが大変になった。」(40代/女性)
- 「洗う、干すまでは綺麗になって、汚れ物がカゴからなくなっていくので気持ちがいいが、たたむのが面倒で終わりのない作業だなと いつも思う。」(40代/女性)
- 「干す時に香っている香りが、たたむ頃には香りがほぼしない。」(40代/女性)
- 「何をどこにしまえばいいのかわからない」(30代/男性)
- 「子供の洋服のしまう場所が一定でなくよくわからない時がある」(40代/男性)
- 「きれいにたたんでも、収納するときに崩れる。」(40代/男性)
- 「洗う、干すは、好きなのですが、たたんでしまう作業が面倒くさいと感じている。 引き出しの中に収納しきれないことがあり、はみ出てしまう点が不満に思う。」(40代/女性)
- 「畳んだものを人毎に分けたり、しまったりするのが面倒(おそらくクローゼットやタンスや衣装ケースがパンパンなので、しまうのが億劫なのだと思う)」(40代/女性)
- 「時間が掛かってもったいない。」(30代/男性)
- 「天気を気にし続けなければいけない」(30代/男性)
- 「洗濯槽をカビさせないように掃除をしているが、ちょっと面倒だ。もう少し洗濯機が対応できないものか?」(40代/男性)
- 「洗濯で、お風呂の水を使いたいけど、菌の関係で、使えないということなので、風呂水使用の場合、除菌するシステムを搭載して欲しい。」(40代/男性)
- 「専用の洗剤で掃除しているが、洗濯機の汚れが洗濯物に付く。」(20代/女性)
- 「虫がついていて、気が付かないで家の中に取り込み、たたんでいる途中で出てくるとき。」(20代/女性)
- 「毎日同じことをしていて、時間もかかるし面倒くさい。」(30代/女性)
- 「梅雨時などの部屋干しの臭い、夫の枕カバー、シーツなどの加齢臭が消えないのが気になる。」(40代/女性)
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■7割が「毎日」洗濯している n=600
20代~40代の既婚・子あり世帯では、7割が洗濯を「毎日」しているという結果になった。次いで「週5~6日」が9.7%、「週3~4日」が11.2%で週3日以上が9割を占める。「週1~2日」以下の頻度は5.7%で、「家では洗濯しない(コインランドリーの使用含む)」は2.0%となった。