公開日:2017.11.01
- マネー・家計
お金と仮想通貨に関するアンケート調査
仮想通貨から連想する言葉は「ビットコイン」が最多、「怖い」「不安定」などネガティブなワードも約3割
調査概要
調査名 | お金と仮想通貨に関するアンケート調査 |
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対象者条件 | 全国の20代~50代男女、有職者または専業主婦 |
調査項目 | ・基本属性(性別、年齢、居住地、未既婚、職業、個人年収、個人金融資産) ・普段の買い物で使うことができる支払い方法(MA) ・普段の買い物で実際に使っている支払い方法(MA) ・使える支払いが現金のみ】支払いに使えるカード・モバイルを持たない理由(MA) ・財布に「最低限これぐらいは入れておきたい」と思う金額(NA) ・財布に「これぐらい入っていれば、まず安心」と思う金額(NA) ・財布に入っていると「(金額が多くて)気になる・気を遣う」と思う金額(NA) ・月々に使えるお金の管理方法(SA) ・理想的な支払い方法の使い分け方と、その理由(SA・FA) ・「仮想通貨」の認知度(SA) ・「仮想通貨」を今後保有したり使用することへの興味(SA) ・「仮想通貨」という言葉から連想する言葉(FA) |
サンプルサイズ | 800ss |
割付 | 【性別】男性:50.0%、女性:50.0% 【年代】20代:25.0%、30代:25.0%、40代:25.0%、50代:25.0% |
調査期間 | 2017年9月29日(金)~10月2日(月) |
調査方法 | インターネット調査(アスマークの自社モニター ) |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
調査対象
性別 n=800 | |
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年代 n=800 | |
居住地 n=800 | |
未既婚 n=800 | |
職業 n=800 |
Q1-1.普段のお買い物で、あなたが使うことができる支払い方法を、すべてお答えください。(複数選択可)
Q1-2.その中で、実際に使っている支払い方法をすべてお答えください。(複数選択可)
Q3.あなたのお財布に入れておく現金の"量"についてお伺いします。それぞれの説明をお読みいただき、あなたご自身が考える金額をご記入ください。
1.普段、お財布に「最低限これぐらいは入れておきたい」と思う金額は、いくらでしょうか。(数値入力)
2.普段、お財布に「これぐらい入っていれば、まず安心」と思う金額は、いくらでしょうか。(数値入力)
3.お財布に入っていると「(金額が多くて)気になる・気を遣う」と思う金額は、いくらでしょうか。(数値入力)
■財布に現金がいくら入っていれば安心?平均は18,414円 n=800
普段の買い物で「現金」を使う779人(カード類・モバイル併用者も含む)を対象に、財布に入れる現金の金額について3つの質問を行った。
まず、「最低限これぐらいは入れておきたい」と思う金額は、平均で11,009円。5千円未満の金額を回答した人は26.3%で、5千円~1万円未満が22.5%、1万円以上が51.4%となった。
次に、「これぐらい入っていれば、まず安心」と思う金額は、平均で18,414円。5千円未満の回答は8.7%に減り、5千円~1万円未満は17.5%で、1万円以上が73.7%を占めた。
最後に、「(金額が多くて)気になる・気を遣う」と思う金額は、平均が大きく上がり88,137円。1万円~5万円未満が42.9%、5万円以上が55.2%となった。
Q5.あなたにとって、理想的だと思う支払い方法の"使い分け方"は、次のうちどれですか。(1つ選択)
■すべて現金が理想的と答えたのは18.3%、カード・モバイルも併用したい人が7割を占める n=800
現金、カード類、モバイル端末といった複数の支払い方法について、自分が理想的だと思う使い方を答えてもらったところ、「すべて【現金】で支払う」は18.3%で、2割弱であった。「【現金】がメインで、ものによっては【カードやモバイル端末】で支払う」が39.8%、「【カードやモバイル端末】がメインで、ものによっては【現金】で支払う」が33.8%となり、これらを合わせた現金とカード・モバイルの使い分けを理想的と考える回答者が全体の73.6%を占めた。現金を使わずに「すべて【カードやモバイル端末】で支払う」、キャッシュレスが理想的と答えた人は8.3%で、1割に満たなかった。
Q7.あなたは、「仮想通貨」についてどの程度ご存知ですか。(1つ選択)
■仮想通貨について「詳しく知っている」は8.0%、言葉のみの認知者も含めると83.5% n=800
徐々に利用者が増えてきていると言われる「仮想通貨」。言葉だけを提示し、どの程度知っているかを尋ねたところ、「詳しく知っている」と答えた人は8.0%であった。「なんとなく知っている」は40.0%、「言葉だけ聞いたことがある」は35.5%で、仮想通貨という言葉だけの認知者も含めると、8割を超える結果となった。
Q8.あなたは今後、「仮想通貨」を保有したり、使用することに興味はありますか。(1つ選択)
■仮想通貨の保有・使用に興味が「ある・ややある」32.8%、「すでに持っている・使っている」人は1.6% n=800
今後、仮想通貨を保有したり使用することに興味があるか聞いたところ、「興味がある」は9.6%、「やや興味がある」が23.2%で、興味ありとの回答が32.8%を占めた。反対に、「あまり興味がない」は16.1%、「興味がない」は29.4%で、興味なしとの回答は45.5%で、興味ありをやや上回った。 また、「すでに持っている・使っている」と答えた人は1.6%であった。
その他の設問
Q2. 支払いに使用できる「カード類」や「モバイル端末」を持たない理由としてあてはまるものをお選びください。(複数選択可)
Q4. 月々に使えるお金(給与,生活費,おこづかい等)のお財布での管理について、あなたの使い方に最も近いものをお選びください。(1つ選択)
Q6.(Q5の回答について)そのようにお答えになった理由をご記入ください。(自由回答)
Q9.「仮想通貨」という言葉からあなたが連想する言葉を、1つだけご記入ください。(自由回答)
調査結果の引用・転載について
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■支払い方法が「現金」のみは16.4%、「現金・カード」併用が66.1% n=800
普段の買い物で【使うことができる支払い方法】と【実際に使っている支払い方法】をそれぞれ答えてもらった。
「現金」はほとんどの回答者が選択するも、100%には至らず、「カード類」しか使わないなど、現金を使っていない回答者が2.6%存在した。
「カード類」については、本アンケートでは単純に「現金」と区別することを目的に、クレジットカードに限らず、プリペイドカードや電子マネーのカードも含めて「カード類」としているが、使うことができるという人は89.4%、実際に使っている人は83.1%で、8割を上回った。
「モバイル端末」は、使うことができるという人は24.6%で約4人に1人、実際に使っていると答えた人は15.3%にとどまった。
モバイル端末を使って支払いができる人のうち、およそ4割が実際には使用していない、という状況であった。