公開日:2023.12.27
- インターネット
SNSと孤独に関するアンケート調査
X(旧Twitter)のヘビーユーザーは、30代既婚・子ありで、やや孤独を抱えている会社員男性?
< TOPICS >
- 「リツイート(リポスト)」「いいね」「コメント」「自分自身の投稿」全ての項目において、女性より男性の方が使用している
- 30代の使用頻度が高く、「暇つぶしとして」「知人同士の近況報告・コミュニケーションとして」使用している傾向
- 「既婚・子どもあり」の層の使用頻度が高く、内容としては、「いいね」「コメント」「自分自身の投稿」が多い
- 「会社員」の層の使用頻度が高く、内容としては、「いいね」「コメント」「自分自身の投稿」が多い
- リツイート(リポスト)が多い層はSNS疲れを感じており、「いいね」「コメント」「自分自身の投稿」を中程度行っている層もやや疲れを感じている
調査概要
調査名 | SNSと孤独に関するアンケート調査 |
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対象者条件 | 【性別】男性、女性 【年齢】20代~50代 【その他】X(Twitter)をプライベートとして使用している方 |
調査項目 | 【スクリーニング】 ・X(旧Twitter)以外に使用しているSNS媒体 ・1日のX(旧Twitter)を使用している時間 【本調査】 ・1日の「リツイート(リポスト)」をする回数 ・1日の「いいね」をする回数 ・1日の「コメント」をする回数 ・1日の「自分自身の投稿」をする回数 ・X(旧Twitter)の利用方法 ・SNS疲れの有無 ・孤独感の有無 ・SNS以外の対人関係の満足度 ・SNS内の対人関係の満足度 |
サンプルサイズ | 450サンプル |
割付 | 性別、1日のX(旧Twitter)の使用時間で均等回収 |
調査期間 | 2023年12月15日(金)~12月19日(火) |
調査方法 | Webアンケート |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
【性別】アクション別の頻度
F1.あなたの性別をお知らせください。(1つ選択)
性別によるアクションごとの頻度の違いは?
全ての項目において、女性より男性の方がアクティブに使用している傾向がみられる。
【年代別】アクション別の頻度
F2.あなたの年齢をお知らせください。(数値入力)
年代によるアクションごとの頻度の違いは?
全体的に、30代の使用頻度が高く、「暇つぶしとして」「知人同士の近況報告・コミュニケーションとして」使用している傾向がみられる。40代は、「情報発信・自身の行動記録用として」使用している傾向が高い。
【婚姻状況別】アクション別の頻度
F4.あなたの婚姻状況をお知らせください。(1つ選択)
婚姻状況によるアクションごとの頻度の違いは?
全体に比べ、「既婚・子どもあり」の層の使用頻度が高く、内容としては、「いいね」「コメント」「自分自身の投稿」が多い。
【職業別】アクション別の頻度
F5.あなたの職業をお知らせください。(1つ選択)
職業によるアクションごとの頻度の違いは?
「会社員」の層の使用頻度が高く、内容としては、「いいね」「コメント」「自分自身の投稿」が多い。
SNS疲れの有無
Q6.あなたが日々SNSを使用する中で、「SNS疲れ」を感じることがあるかお知らせください。(1つ選択)
SNS疲れを感じているかどうか?
リツイート(リポスト)が多い層はSNS疲れを感じており、「いいね」「コメント」「自分自身の投稿」を中程度行っている層もやや疲れを感じている傾向がみられる。
一方で、「いいね」「コメント」が多い層はSNS疲れを感じていない傾向が高い。
SNSの利用方法別では、「情報発信・自身の行動記録用として」「暇つぶしとして」使用する層がSNS疲れを感じる傾向がみられる。
孤独感の有無
Q7.あなたは普段、孤独感を感じることがあるかお知らせください。(1つ選択)
孤独感を感じているかどうか?
アクティブにX(旧Twitter)を使用している層は、やや孤独を感じている傾向が高い。
調査結果の引用・転載について
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2023年7月に「Twitter」から「X」に名称が変更になり、その後も数々の仕様変更を重ね、Xが話題となり続けていいます。Xが日本人にとって既に万人が使うSNSツールとなりつつある中、名称変更や仕様変更が続いている状況から、使い勝手や馴染み、環境の変化が影響し、他のSNSへユーザーが流れ始めているとも言われています。
現在、Xをアクティブに活用しているユーザーはどういった層なのでしょうか?世間一般がイメージするユーザー像と乖離はあるのでしょうか?今回、20~50代でXをプライベートとして使っているユーザーに、「いいね」「リツイート(リポスト)」「コメント」「自分自身の投稿」に分けて、行動頻度をアンケートで調べてみました。
また、SNSと孤独を関連づける論文が数々発表されており、Xのアクティブユーザーと孤独の関係性についても聴取しています。