公開日:2024.01.26
- 食品・飲料
お菓子・フルーツ・スイーツに関する調査
お菓子の購入頻度、「健康面」「価格面」を理由に実態より大きく減らしたい意向が強い
< TOPICS >
- お菓子の購入頻度、女性は男性より「毎日」購入する割合が高く、3倍以上の開きがある
- フルーツの購入頻度、男性既婚(子あり)層の「購入しない」割合が他の層より高いのに対し、女性既婚(子あり)層は「週に数回」「毎日」購入する割合が他より高い
- スイーツの購入頻度、お菓子・フルーツに比べ、「毎日」購入する割合が低く、「月に数回」購入する割合が高く4割以上
- お菓子の理想の購入頻度、実態より減らしたい意向が強く、特に女性で顕著
- フルーツの理想の購入頻度、お菓子・スイーツと比較すると、実態との乖離が最も小さい
調査概要
調査名 | お菓子・フルーツ・スイーツに関する調査 |
---|---|
対象者条件 | 【年齢】20代~50代 |
調査項目 | 【スクリーニング】 ・家計の状況 【本調査】 ・健康のために具体的に行っている行動(運動面) ・健康のために具体的に行っている行動(摂取面) ・購入頻度 ・理想的な購入頻度 ・購入障壁 ・代替品としての可能性 |
サンプルサイズ | 720サンプル |
割付 | 家計の状況が、「非常に苦しい」「少し苦しい」の合計を「苦しい計」、「余裕がある」「少し余裕がある」の合計を「余裕がある計」とし、「どちらでもない」を加え、均等割付 |
調査期間 | 2024年1月16日(火)~1月18日(木) |
調査方法 | Webアンケート |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
お菓子の購入頻度
Q3-1.下記の食品について、普段自分が食べるために購入する頻度をお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)【お菓子】
お菓子を購入する頻度は?
お菓子の購入頻度は、「週に数回」「月に数回」「毎日」の順に多い。
女性は男性より「毎日」購入する割合が高く、3倍以上の開きがある。
特に、女性既婚(子あり)層は、3割近くが「毎日」購入しており、他より高い傾向がみられる。
フルーツ・スイーツに比べ、「毎日」購入する割合が高い。
フルーツの購入頻度
Q3-2.下記の食品について、普段自分が食べるために購入する頻度をお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)【フルーツ】
フルーツを購入する頻度は?
フルーツの購入頻度は、「月に数回」「週に数回」「購入しない」の順に多い。
男性は「購入しない」割合が高く、女性と倍以上の開きがみられる。
男性既婚(子あり)層の「購入しない」割合が他の層より高いのに対し、女性既婚(子あり)層は「週に数回」「毎日」購入する割合が他より高い。
お菓子・スイーツに比べ、「購入しない」割合が高い。
スイーツの購入頻度
Q3-3.下記の食品について、普段自分が食べるために購入する頻度をお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)【スイーツ】
スイーツを購入する頻度は?
スイーツの購入頻度は、「月に数回」「週に数回」「半年に数回」の順に多い。
お菓子・フルーツに比べ、「毎日」購入する割合が低く、「月に数回」購入する割合が高く4割以上となる。
お菓子の理想的な購入頻度
Q4-1.下記の食品について、自分が食べるために購入する理想的な頻度をお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)【お菓子】
お菓子の理想的な購入頻度は?
お菓子の理想の購入頻度は、「月に数回」「週に数回」「半年に数回」の順に多い。実態より頻度を減らしたいという意向がうかがえる。
フルーツ・スイーツと比較すると、実態との開きが最も大きく、特に女性で顕著。
フルーツの理想的な購入頻度
Q4-2.下記の食品について、自分が食べるために購入する理想的な頻度をお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)【フルーツ】
フルーツの理想的な購入頻度は?
フルーツの理想の購入頻度は、「月に数回」「週に数回」「毎日」の順に多い。僅かながら実態より頻度を増やしたいという意向がうかがえる。
お菓子・スイーツと比較すると、実態との乖離が最も小さい。
スイーツの理想的な購入頻度
Q4-3.下記の食品について、自分が食べるために購入する理想的な頻度をお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)【スイーツ】
スイーツの理想的な購入頻度は?
スイーツの理想の購入頻度は、「月に数回」「週に数回」「購入しない」の順に多い。お菓子ほどではないが、実態より頻度を減らしたいという意向がうかがえる。特に女性で顕著。
お菓子の購入障壁
Q5-1.下記の食品について、自分が食べるための購入をためらう理由として最もあてはまる内容をひとつずつお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)【お菓子】
お菓子の購入をためらう理由は?
お菓子の購入をためらう理由TOP3は、「健康への影響」「購入をためらうことはない」「価格が高い」の順。
健康意識が高い層で、「健康への影響」が最も高く、半数以上を占める。
家計の状況が苦しい層で、他の層と比べて「価格が高い」ことが購入をためらう理由となる傾向が高く3割以上を占める。
フルーツの購入障壁
Q5-2.下記の食品について、自分が食べるための購入をためらう理由として最もあてはまる内容をひとつずつお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)【フルーツ】
フルーツの購入をためらう理由は?
フルーツの購入をためらう理由TOP3は、「価格が高い」「購入をためらうことはない」「健康への影響」の順。
家計の状況が苦しい層の半数以上が、「価格が高い」ことが購入をためらう理由となっており、お菓子・スイーツと比べても割合が高い。
スイーツの購入障壁
Q5-3.下記の食品について、自分が食べるための購入をためらう理由として最もあてはまる内容をひとつずつお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)【スイーツ】
スイーツの購入をためらう理由は?
スイーツの購入をためらう理由TOP3は、「健康への影響」「購入をためらうことはない」「価格が高い」の順。
お菓子と同様の傾向で、健康意識が高い層で「健康への影響」、家計の状況が苦しい層で「価格が高い」ことがためらう理由となっている。
調査結果の引用・転載について
- 本レポートの著作権は、株式会社アスマークが保有します。
- 引用・転載される際は、必ず「アスマーク調べ」と出典を明記してご利用いただくようお願いします。
- その際、引用・転載される旨を当社までご一報ください。
- 調査の内容の一部または全部を改変して引用・転載することは禁止いたします。
- 自社商品の宣伝・広告・販促を目的とした使用を検討されている場合は、必ず事前に当社までご相談ください。
- 引用・転載されたことにより利用者または第三者に損害その他トラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いません。
スーパーやコンビニなどで気軽に購入できるお菓子、ついつい手に取ってしまい習慣的に食べてしまっている方も多いと思います。また、同様にフルーツやスイーツも同じくついつい購入してしまう方も多いでしょう。
お菓子・フルーツ・スイーツはそれぞれの代替品として購入されることはあるのでしょうか?また、代替品となるのであれば、どういう理由から乗り換えが生じているのか?お菓子・フルーツ・スイーツの互換性を把握することで、どういうターゲットに対してどのような訴求をすれば効果的なのかのヒントを探ることができるでしょう。
お菓子・フルーツ・スイーツそれぞれの購入頻度と理想の購入頻度をベースに、家計の状況や健康意識を軸に調べてみました。