公開日:2023.05.01
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訪日(旅行)外国人に関する国別比較調査【アメリカ・中国・韓国・ベトナム】
円安が訪日のきっかけ、『アメリカ』『ベトナム』が4割半ば、『中国』『韓国』が7割強
< TOPICS >
- 直近半年以内の訪日経験者、『中国』『韓国』は5回以上のリピーターが多い
- 『ベトナム』は家族旅行として、『アメリカ』はひとり旅として日本を訪れている
- 訪日予定者の訪問時期『中国』『韓国』『ベトナム』は今後1年以内が5割を超えて特に高い
- 旅行者の8割以上は訪日前に買うものを決めている。
- 円安が訪日のきっかけ、『アメリカ』『ベトナム』が4割半ば、『中国』『韓国』が7割強
調査概要
調査名 | 訪日(旅行)外国人に関する国別比較調査【アメリカ・中国・韓国・ベトナム】 |
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対象者条件 | 【性別】男女 【年齢】20歳~49歳 【居住地】アメリカ/中国/韓国/ベトナム 【その他条件】 以下のいずれかに該当する方 ・直近半年以内の訪日経験あり ・日本未訪問&今後訪日の予定あり |
調査項目 | 【スクリーニング】 ・訪日経験 【本調査】 ・直近半年以内の訪日経験者:これまでの訪日回数 ・直近半年以内の訪日経験者:訪日の同行者 ・訪日予定者:訪日予定時期 ・訪日で楽しみにしていた(している)こと(TOP2) ・訪日で楽しみにしていた(している)こと(TOP1) ・直近半年以内の訪日経験者:日本での過ごし方 ・直近半年以内の訪日経験者:日本での過ごし方に対する満足度(全体) ・直近半年以内の訪日経験者:日本でのショッピングで購入したもの ・直近半年以内の訪日経験者:日本でのショッピングで使用したカテゴリ別購入金額(国別) ・直近半年以内の訪日経験者:日本でのショッピングをした購入場所 ・直近半年以内の訪日経験者:ショッピング関連の情報入手経路(いくつでも) ・直近半年以内の訪日経験者:ショッピング関連の情報入手経路(最も) ・直近半年以内の訪日経験者:買うものを決めてから訪日しているか ・直近半年以内の訪日経験者:購入予定の商品を変更するきっかけ ・日本製品に対するイメージ(全体) ・日本製品に対するイメージ:日用品・生活雑貨 ・日本製品に対するイメージ:家電 ・日本製品に対するイメージ:ファッション ・日本製品に対するイメージ:化粧品 ・日本製品に対するイメージ:食品 ・訪日で使用する予定金額の優先順位(全体) ・訪日で使用した金額(全体) ・円安による訪日への影響 ・円安による訪日中の行動変化 ・ライフスタイル(TOP2) ・ライフスタイル(TOP1) ・価値観(TOP2) ・価値観(TOP1) ・欲しいもの(いくつでも) ・欲しいもの(最も) |
サンプルサイズ | 300サンプル×4か国 |
割付 | 性年代均等回収 |
調査期間 | 2022年12月26日(月)~12月28日(水) |
調査方法 | Webアンケート |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
直近半年以内の訪日経験者:これまでの訪日回数
Q1.日本を訪問したことがあるとお答えの方におうかがいします。あなたは今までに何回日本を訪問されていますか。(1つ選択)※出張は除きます。
日本に何回訪日している?
訪日回数は6回以下が大半を占めており、特に「3~4回」が4割強で最も高い。
国別でみると、『中国』『韓国』は他の国よりも5回以上が高く、リピーターが多い傾向がみられる。
直近半年以内の訪日経験者:訪日の同行者
Q2.日本を訪問したことがあるとお答えの方におうかがいします。あなたが直近で日本を訪問した際、一緒に行った方をすべてお答えください。(複数選択可)
訪日の同行者は?
訪日の同行者は「配偶者」が最も高く、「子ども」「友人・知人」がそれに続く。
国別でみると、『ベトナム』は「配偶者」「子ども」が他の国を大きく上回っており、家族旅行で訪れていると言える。
一方で、『アメリカ』は「自分ひとりで」が高く、ひとり旅の旅行先として日本が選ばれていると考えられる。
訪日予定者:訪日予定時期
Q3.日本を訪問したことはないが、今後する予定があるとお答えの方におうかがいします。あなたが日本を訪問する時期はいつごろの予定ですか。以下の中からお答えください。(1つ選択)
今後の訪日予定は?
日本に来たことがない未訪問者の5割弱が、1年以内の訪日を予定している。
国別でみると、『中国』『韓国』『ベトナム』はいずれも1年以内が5割を超えており、『アメリカ』を大きく上回る。
直近半年以内の訪日経験者:買うものを決めてから訪日しているか
Q11.あなたが直近で日本を訪問した際、あなたは、買うものを決めてから日本を訪問しましたか。(1つ選択)
事前に買うものを決めている?
旅行者の8割以上は、訪日前に買うものを決めている。
国別でみると、『中国』で事前に購入するものを決めているのは6割半ばで、他の国よりも訪日中に買うものを選ぶ傾向がみられる。
一方で、『ベトナム』は「決めてから訪日している」が6割半ばで特に高く、事前の情報収集を入念に行って訪日していると考えられる。
円安による訪日への影響
Q16.訪日経験のある方、訪日を予定されている方にお伺いいたします。円安状況であることは訪日のきっかけの1つとなりますでしょうか。(なりましたでしょうか。)(1つ選択)
円安は訪日のきっかけになっている?
円安が訪日へのきっかけになっているのは6割弱で、「とてもなっている」のは2割半ば。
国別で大きな差がみられ、特に『中国』『韓国』は円安による態度変容の影響が特に高い。
調査結果の引用・転載について
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