公開日:2025.04.09
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【アスマーク×文教大学】サブスクリプションの利用増加・若者のテレビ離れと現代の若者の動画視聴時の環境について
【テレビ】親世代にとってテレビは必需品で、子世代にとっては親とのコミュニケーションツール
< TOPICS >
- 【親】「テレビ購入を推奨する」を答えた割合は、上の世代のほうが高い
- 【子】「テレビが必要か聞かれた」と答えた割合は、若い世代のほうが高い
- 20代男女が同居人とテレビをつける時間帯のピークは朝と夜の2つ
- 休日は午前中にテレビをつけている時間帯がなだらか
調査概要
調査名 | サブスクリプションの利用増加・若者のテレビ離れと現代の若者の動画視聴時の環境について |
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対象者条件 | 【性別】男性・女性 【年齢】20代~60代以上 【地域】全国 |
調査項目 | 【本調査】 ・同居有無 ・同行している人 ・動画サブスクリプションサービスに契約している契約数 ・性格に関して ・動画サブスクリプションサービスを利用した、動画視聴の1日の利用時間 ・動画サブスクリプションサービスを利用して、よく見る番組のジャンル×場所 ・一人暮らしの経験有無 ・親目線で、お子様にテレビ購入を進めるかどうか ・進学や就職を機に、新生活のためにテレビを用意するかどうか ・初めて一人暮らしをすることになった理由 ・一人暮らしを始めた年 ・一人暮らしを始めた頃の両親の年齢 ・一人暮らしをする前にいた、実家の家の形態 ・一人暮らしをする前に、実家では1日テレビ番組をどのくらい見ていたか ・一人暮らしをする前に、実家でテレビ番組の視聴以外で使っていた理由 ・初めて一人暮らしをする際に、親にテレビが必要かどうか聞かれたか ・自身の家に現在テレビがあるかどうか ・小学生の頃、実家にテレビがあったかどうか ・現在、食事をするときにテレビをつけるかどうか ・一人で一日にテレビ番組をどのくらいの時間視聴するか ・一人でテレビ番組の視聴以外で使う理由 ・一人でテレビ番組を視聴する時間帯 ・現在同居している人のうち、一緒にテレビ番組を見ることがある人 ・現在同居している人と一緒に1日にテレビ番組をどのくらいの時間視聴するか ・現在同居している人と一緒にテレビ番組の視聴以外でテレビを使う理由 ・現在同居している人と一緒にテレビ番組を視聴する時間帯 |
サンプルサイズ | 1,000サンプル |
割付 | 性年代で均等回収 |
調査期間 | 2024年8月21日(水)~8月26日(月) |
調査方法 | Webアンケート |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
子へテレビ購入を推奨・親からテレビの必要有無の問い
Q8.あなたが現在、お子様がいる親という立場だとしてお答えください。そのお子様が進学や就職を機に初めて一人暮らしをする際に、あなたはテレビ購入を勧めますか。(1つ選択)
Q11.「一人暮らしを経験したことがある」方にお聞きします。初めて一人暮らしをする際に親にテレビが必要かを聞かれた記憶はありますか。(1つ選択)
ご自身の子供が一人暮らしする際、テレビ購入を勧める?
一人暮らしした際、親からテレビが必要かどうか聞かれた?
下のグラフは、「子にテレビ購入を推奨する割合」が実線、「親からテレビが必要か聞かれた割合」を破線の折れ線で、男女別で表したものです。そして、「子にテレビ購入を推奨する割合」を調査するために伺った際、子供がいない対象者もいたので、「お子様がいる親という立場」という質問の仕方、つまり「もし子供がいるならば」というif条件の上で聞いた質問にしました。そのため、グラフに黒い縦線を引いており、これは第1子出産年齢の平均値です。黒線の左側は比較的子供がいる率が少なく(“もしも”で答えている割合が高く)、右側は子供がいる率が高いというガイドラインとなります。
このグラフから、「テレビ購入を推奨する」を答えた割合は、上の世代のほうが高いこと。そして、「テレビが必要か聞かれた」と答えた割合は、若い世代のほうが高いことがわかった。
「一人で」 or 「同居している方と一緒に」テレビを視聴する時間帯
Q17-2.Q16の回答で「全く視聴しない」以外を選択した方にお聞きします。あなたが現在、一人でテレビ番組を視聴する時間帯について当てはまるものをすべてお答えください。(それぞれ複数選択可)
Q17-2-1.平日、Q17-2-2.休日
Q18-4.あなたが現在、同居している方と一緒にテレビ番組を視聴する時間帯について当てはまるものをすべてお答えください。(それぞれ複数選択可)
Q18-4-1.平日、Q18-4-2.休日
「一人で」 or 「同居している方と一緒に」テレビを視聴する時間帯は?
20代がテレビを視聴する時間帯で特徴を見つけた。平日は、6~8時頃に1つ目のピーク、19~22時頃に2つ目のピークがある様子伺えた。これは、おおよそ朝食と夕食時間※と重なる。
※ 参考:農林水産省『4.食生活の実態(日記調査結果)』
また、昼食は12時頃とした場合、特に20代の女性は「一人でテレビを見る人数が多かった」という結果となった。そして、一人でテレビを見る場合は、22~0時にかけて視聴する人が多いということ、第3のピークが0時前にあるということもわかった。
続いて、休日。午前中のピークはなだらかとなり、一人で視聴、二人以上で視聴のどちらでも一定の視聴者がいた。平日と比較するとゆっくり過ごしている様子が伺える。また、夕食帯の第2のピークは休日も健在であるものの、0時前の夜中のピークはなかった。
調査結果の引用・転載について
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実際、「最近はテレビよりも動画配信サービスで動画を見ている」といったことがあるのではないでしょうか。ドラマやバラエティ、映画に至るまで、動画配信サービスでは取り揃えていることが多いので、「テレビ離れ」といった変化が生じるのは自然だと考えます。
そこで今回は、アスマークの学術調査チームが文教大学(大橋ゼミ)と共同で『サブスクリプションの利用増加・若者のテレビ離れと現代の若者の動画視聴時の環境について』を明らかにするべく、アンケート調査を実施しました。調査における進行・アドバイスをアスマークが実施し、質問紙設計とレポート作成を文教大学様にて実施しています。
本調査結果については、ゼミの活動の一環で学生がまとめたものであり、当社のレポート形式と異なる部分がございます。また、当社は調査設計時のアドバイザーとしての立ち位置を担っており、分析についても学生の主体性を重視しております。
調査会社としての見解と異なる可能性を考慮の上、ご参考いただけますと幸いです。
※学生が学会で発表したプレゼン資料として、調査結果をレポートにまとめております。
過去、文教大学様と実施したレポートも以下からダウンロードが可能です。
【アスマーク×文教大学】一人暮らしの新卒社員の離職意向における学術分析レポート