公開日:2014.08.01
- 季節・イベント・時事
- 恋愛・結婚・子ども
誕生日プレゼントに関するアンケート調査
毎年贈る?どうやって選ぶ?配偶者・恋人との「誕生日プレゼント」やり取り実態
誰もが年に1回迎える誕生日。
そして、今や誕生日には欠かせないプレゼント。贈る側は、何を贈ろうか、もらう側は、何をもらえるのか、頭を悩ませながらも、ワクワクしながら当日までの日々を過ごしているのではないだろうか。そこで今回は、配偶者もしくは恋人がいる男女500名を対象に、誕生日プレセントに関する調査を実施した。
対象者抽出時に、誕生日プレゼントを贈ることについて、どのように思っているかを尋ねたところ、「毎年贈りたいし、毎年もらいたい」と回答する男性が39.7%に対して、女性は49.8%と、女性の方が、誕生日プレゼントについて、見返りを求める様子が窺えた。
本調査で、誕生日プレゼントの選び方について尋ねたところ、「自分で選んだものを贈る」と「相手が欲しいものを聞く」が二分する結果となった。「自分で選んだものを贈る」回答者に、プレゼント選びで意識していることを尋ねたところ、男性は「自分が贈りたいものを選ぶ」と「相手が欲しそうなものを選ぶ」がほぼ半数だったのに対し、女性は「相手が欲しそうなものを選ぶ」が7割強と、男性は自分主体、女性は相手主体で誕生日プレゼントを選ぶ傾向があることが分かった。
また、欲しくないプレゼントをもらった時に、「素直に嬉しい」と感じる人が、男性は6割弱を占めるのに対し、女性は約4割に留まり、相手主体でプレゼント選びをしている女性の方が、プレゼントに対して厳しい目を持っている様子が窺えた。更に、欲しくないプレゼントをもらって「嬉しいが複雑」「嬉しくない」と感じたことのある人の8割以上が、相手の前では喜んだということが分かった。「プレゼントを用意してくれた気持ちが嬉しい」「相手をがっかりさせたくない」と思う“思いやり”の気持ちは、男女共通のようだ。しかし、相手を傷つけないために本音を隠し、本当の気持ちを分かり合えないまま、毎年プレゼントを贈り合い続けることは、はたして本当の意味での“思いやり”なのか、判断が難しいところだ。
調査概要
調査名 | 誕生日プレゼントに関するアンケート調査 |
---|---|
対象者条件 | 一都三県在住 20代~30代の男女個人 既婚者、もしくは恋人がいる人 配偶者、もしくは恋人に誕生日プレゼントを贈り、もらっている人 |
調査項目 | ・属性(性、年代、職業、居住地、未既婚、子有無、恋人有無、交際暦) ・誕生日プレゼントに対する意識 ・誕生日プレゼントで思い浮かべること ・配偶者(恋人)への誕生日プレゼントの平均予算 ・配偶者(恋人)への誕生日プレゼントの選び方 ・欲しくない(好みではない)誕生日プレゼントをもらった時の気持ちと反応 |
サンプルサイズ | 500s |
割付 | 男性:250s 女性:250s |
調査期間 | 2014年8月28日~9月1日 |
調査方法 | インターネット調査(アスマークの自社モニター ) |
調査機関 | 株式会社アスマーク |
調査対象
性別 N=500 | |
---|---|
年代 N=500 | |
職業 N=500 | |
居住地 N=500 | |
婚姻状況・恋人有無 N=500 |
Q.あなたは、配偶者もしくは交際をしている人に誕生日プレゼントを贈ることについて、どのように思いますか。(1つ選択) ※本設問のみ、N数は今回の調査対象外も含む全回答者
Q.あなたが、【誕生日プレゼント】と聞いて、思い浮かべるのは、贈る側ともらう側のどちらですか。
(1つ選択)
Q.それは、どなたから贈られる/贈ることを思い浮かべますか。(1つ選択)
■【誕生日プレゼント】と聞いて思い浮かべるのは、「贈る側」が7割強。 N=500
「贈る側」も「もらう側」も、対象として思い浮かべるのは、「恋人/配偶者」が最も多い結果となった。男女別に見ると、男性は9割弱が「贈る側」をイメージするのに対し、女性は「贈る側」が6割と、男性よりも「もらう」意識が強い結果となった。
Q.プレゼントを贈る時の、平均予算をお知らせください。(数値記入)
Q.誕生日プレゼントをもらう時の、平均予算をお知らせください。(数値記入)
■誕生日プレゼントの予算は、「贈る」「もらう」共に、1万円台が最も多い。 N=500
平均予算は、もらう予算よりも贈る予算の方が、1,500円ほど高い結果であった。
Q.誕生日プレゼントの選び方について、あなたが嬉しい方法をお知らせください。(1つ選択)
■プレゼントをもらう際に、自分の欲しいものを聞かれた方が嬉しいと感じる女性は、約半数。 N=500
一方、男性は34.4%に留まり、相手が選んだものを贈られた方が嬉しいと回答する人が、やや上回った。
Q.では、あなたが実際に誕生日プレゼントを贈る時の、選び方として多いものをお知らせください。
(1つ選択)
Q.あなたがプレゼントを選ぶ時に、主に意識していることをお知らせください。(1つ選択)
■プレゼント選びは、「自分で選んだものを贈る」と「相手に欲しいものを聞く」がほぼ同数。 N=500
「自分で選んだものを贈る」回答者に、プレゼント選びで意識していることを尋ねたところ、男性は「自分が贈りたいものを選ぶ」と「相手が欲しそうなものを選ぶ」がほぼ半数のところ、女性は「相手が欲しそうなものを選ぶ」が7割強であった。女性の方が、相手主体でプレゼントを選ぶ傾向があるようだ。
Q.あなたが誕生日プレゼントを贈る時の、希望の選び方をお知らせください。(1つ選択)
■希望のプレゼントの選び方は、「相手に欲しいものを聞きたい」が半数。 N=500
前問の「相手に欲しいものを聞く」人と、「相手に欲しいものを聞きたい」人の割合がほぼ変わらないため、欲しいものを聞きたいと思っている人は、実際に聞けていると言えそうだ。しかし、「自分で選んだものを贈る」人の約半数が、選び方は「どちらでも良い」と回答している。
Q.配偶者/恋人から、もらった誕生日プレゼントが自分の欲しくない(好みではない)ものだった時、あなたのお気持ちに最も近いものをお知らせください。(1つ選択)
■欲しくないプレゼントをもらって「素直に嬉しい」と感じる人はほぼ半数。 N=500
男女別で見ると、「嬉しいが複雑な気持ち」の割合が、女性の方が16%上回る。女性の方が、実際にもらったもの次第で、素直に喜べない様子が窺える。
Q.前問の様な行動をとった理由をお知らせください。(自由記述)
■喜んだ n=178
・せっかく贈ってくれたのに悲しませたくないので(20代男性)
・好みではないものでも、プレゼントを用意して贈ってもらえたこと自体は嬉しいから。(20代男性)
・好きな人が、自分にあっていると思って選んでくれた物だから。(30代男性)
・時間をつかって選んでくれたことに対して喜んだ。(20代女性)
・相手を傷つけたくないため。また、好みでなくても、気持ちが大切なため。(20代女性)
・相手が一生懸命探してくれたならそれで良いと思ったので。(30代女性)
・プレゼントをしてくれたという優しい気持ちをきちんと受け止めたかったから。(30代女性)
■喜ばなかった n=14
・配偶者に嘘をつきたくないため(30代男性)
・正直に伝えて次回からは改善してほしかった。(30代女性)
・顔には出したくなかったが出てしまった・・嬉しくない気持ちが。(30代女性)
■欲しくない(好みではない)と伝えた n=18
・言葉にしないと伝わらない(30代男性)
・もし、また好みでないものを贈られると困るから、はっきり伝えた方が良いと思ったので。(20代女性)
・来年からの事もあるのではっきりいいます(30代女性)
調査結果の引用・転載について
- 本レポートの著作権は、株式会社アスマークが保有します。
- 引用・転載される際は、必ず「アスマーク調べ」と出典を明記してご利用いただくようお願いします。
- その際、引用・転載される旨を当社までご一報ください。
- 調査の内容の一部または全部を改変して引用・転載することは禁止いたします。
- 自社商品の宣伝・広告・販促を目的とした使用を検討されている場合は、必ず事前に当社までご相談ください。
- 引用・転載されたことにより利用者または第三者に損害その他トラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いません。
■誕生日プレゼントを「毎年贈りたいし、毎年もらいたい」と思う人は約半数。 N=1936
男女別に見ると、「毎年贈りたいし、毎年もらいたい」と思う人が、男性39.7%に対し、女性49.8%、「毎年贈りたいが、毎年もらわなくてもいい」と思う人が、男性24.6%に対し、女性8.5%と、女性の方が自分がプレゼントを贈る場合には、見返りを求める傾向があるようだ。