【例】使用頻度「週2~3日」が対象条件だったが、集まらないため「週1日」も含めたい。
●アンケートの仕様が、途中でアンケートを終了するモニターがいる場合
アンケート画面を作成する際に、「週2~3日」より少ない頻度の回答の人をすべて終了とし、以降の設問を答えさせていない場合には、それ以降の質問は再度聴取する必要があります。従って、「追加質問」として新たにスクリーニングをかけます。追加質問のボリュームや、追加質問をかけなければいけない人数にもよりますが、「追加質問費用」をいただき、対象となるモニターに再度アンケートを投げるという対応を取らせていただいております。
●アンケートの仕様が、途中で脱落せず、回答者全員が最後までアンケートを回答している場合
全ての回答データが残っておりますので、緩和条件に即して再度対象者を抽出し、データを提出させていただきます。この場合はウェブ調査と同等の扱いになりますので、モニターへのポイント付与が必要になります(初期費用増)。グループインタビューや会場調査などの定性調査のモニターリクルートの場合には、たったひとつの条件で集まる・集まらないがかなり左右されることがあります。
対策としては、予め条件が厳しいと想定される設問では、対象者条件不一致でも脱落させず、ある程度の緩和回答を拾う形でアンケート画面を作成することで、どの条件を緩めれば該当者が増えるのか、といった提案をさせていただくことが可能になります。この場合は、追加料金は発生しません。調査票(スクリーナー)作成の際には、そういった点をご考慮いただけると、条件緩和の必要があった場合の対応がスムーズです。
グループインタビュー(FGI)
グループインタビュー(FGI)とは、調査対象者を6人程度集め、モデレーターと呼ばれる司会者が調査テーマについて質問を行い、自由に発言をしてもらうことでさまざまな意見・情報を収集する調査手法です。消費者と直接対面することが最大の特徴で、消費者の生の声を収集することができます。また、グループ形式であるため、その相互作用で意見が活発になりやすく、多くの意見を収集しやすいというメリットもあります。
> 詳しく見る
市場調査でわからないことがあれば何でもご相談ください。
今ある疑問について聞いてみる