ただ、対象期間が長ければ長いほど、参加するモニターの離脱が多くなってしまうため、最終的に残って欲しいサンプルサイズを決めた上で、逆算してスタート時のサンプルサイズを多めに設定する必要があります。
通常、ネットリサーチの場合、1ヵ月の期間を空けて同じ対象者にアンケートを実施した際の回答率は60~70%程度ですので、100サンプルサイズのデータを回収したいのであれば、スタート時には、【100÷60%(70%)】の142~167サンプルサイズ程度が必要になります。
同様に、1ヵ月ずつの期間をおいて、合計3度のアンケートを実施するのであれば、スタート時には【100÷60%(70%)÷60%(70%)】の205~278サンプルサイズ程度が必要になります。
調査内容や対象者への負荷、対象期間によりモニターの残存率は異なりますので、まずはご相談ください。
ネットリサーチの概要・特長
ネットリサーチはマーケティングリサーチの手法の一つで、Web上で実施する調査のことを指します。ネットリサーチで実施できる調査としては、アンケートなどの定量調査が主となります。
「安く、素早く、手軽に」調査を行うことが可能です。そのため、定量調査の中で最も活用されている手法の一つとなっています。
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