例えば、ベビー用品に関するインタビューであれば、お子様の反応を確認した後はお母様へのインタビューへ移ることが多く、必ずしもインタビューに最後までお子様が同席する必要はありません。そのため、あらかじめ会場にベビーシッターを手配しておき、お母様がお子様にかかりきりにならずに参加できるような環境を作ることがあります。
そうすることによって、お母様は安心してインタビューに集中しやすくなり、発言のクオリティを保つことが期待できます。
調査内容によっては、ベビーシッターがいないと不安で参加できない・参加したくないという方もいますので、調査対象者への事前のケアも大切です。
また、乳幼児を連れて調査に来てもらう場合、授乳やおむつ替えが気になって、調査への参加に消極的になってしまう可能性もあります。インタビューの時間に合わせて調整してくるように伝えたとしても、特に乳児の場合は、予定通りにいかないことの方が多いものです。
● 会場内や会場近くに、おむつ替えができるトイレやベビールームがあるかどうか確認しておく
● パーテーション・椅子・授乳ケープ等で待ち時間に使うことができる簡易的な授乳コーナーをセッティングする等、
可能な範囲で対応策を準備し、対象者へも事前にアナウンスしておけば、より安心して参加することができます。
尚、乳幼児は突発的に熱を出したり風邪をひくことも多いため、急なキャンセルに備えて「予備枠」を設定しておくことをお勧めいたします。
グループインタビュー(FGI)
グループインタビュー(FGI)とは、調査対象者を6人程度集め、モデレーターと呼ばれる司会者が調査テーマについて質問を行い、自由に発言をしてもらうことでさまざまな意見・情報を収集する調査手法です。消費者と直接対面することが最大の特徴で、消費者の生の声を収集することができます。また、グループ形式であるため、その相互作用で意見が活発になりやすく、多くの意見を収集しやすいというメリットもあります。
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失敗しないグループインタビュー8つの心得
アウラマーケティングラボの石井栄造氏作成の特別レポート。実践に基づいたアドバイスや注意点が盛り込まれています。
●初めてグループインタビューの実施を検討している
●定性調査を検討している
●グループインタビューで失敗したことがある
●グループインタビューについて詳しく知りたい
上記に当てはまる方に是非読んでいただきたい資料です。
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