日常のちょっとした疑問を独自のミニリサーチ形式にて発信していく「Smart research」
今回はマンガ(コミック)アプリに関する調査を実施しました。
マンガ(コミック)アプリは、スマートフォンの普及とともに急速に成長し、誰でも手軽に漫画を楽しめるようになりました。特に「待てば無料」モデルやサブスクリプションサービスが広まり、若年層を中心に利用者が増加しています。さらに、縦スクロール形式のウェブトゥーンが普及し、国内外で新たな市場が拡大しています。
今回、マンガ(コミック)に関する調査を実施し、その利用頻度やマンガ(コミック)の購入への影響について分析しました。
まず、マンガ(コミック)アプリの利用状況について調査したところ、全体の約4割(41.6%)がアプリを利用していることが分かりました。そのうち、課金をして購読した人は14.1%、無料で読んだ人は27.5%でした。一方で、マンガ(コミック)アプリを利用しない人も全体の半数以上を占める結果となりました。
次に、マンガ(コミック)アプリの利用頻度について尋ねたところ、「週に1回以上」アプリを利用する層は6割強に達し、「ほぼ毎日」利用する割合も25.6%と高いことが分かりました。マンガ(コミック)アプリの特徴として、一定時間経過後に無料で読める仕組みや、1話ごとのページ数が少ないことが挙げられ、「読者はマンガの続きが気になるため、利用頻度の向上につながっているのではないか?」と考えます。
さらに、月に1日以上マンガ(コミック)アプリを利用する人に対し、アプリの利用がマンガ(コミック)の購入に与える影響について尋ねたところ、4割強の回答者が「購入額が増えた」と回答しました。また、最も多かった回答は「どちらともいえない」の52.6%でした。
以上の調査結果から、マンガ(コミック)アプリの利用者は全体の約4割であり、その内6割強が「週に1回以上」アプリを利用していることが明らかになりました。また、アプリの利用によって約4割の回答者がマンガ(コミック)の購入額が増えたと感じており、アプリの利用が購買行動に一定の影響を与えていることが分かりました。
マンガ(コミック)アプリは、単に無料で読めるツールではなく、読者の購買意欲を高めるきっかけにもなっていると言えそうです。今後もアプリの進化や市場の変化によって、マンガの楽しみ方や買い方がさらに広がっていくかもしれません。
【日・米・中】ソーシャルゲームに関する調査
下記についての調査データが得られます。
・各国の人気ジャンル、日本は「ロールプレイング」、アメリカは「パズル」
・ソシャゲの重視点、アメリカと中国はエンタメ性とグラフィックの質の高さが求められる
・ソシャゲの課金率が高い順は、中国→アメリカ→日本
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ボードゲームカフェに関するアンケート調査
下記についての調査データが得られます。
・2割弱がボードゲームカフェを知っていると回答
・男性20代の5割半ばはボードゲームカフェを利用してみたいと回答
・【利用したいと思う理由】男性30代の6割「新しい人との出会いがある」と回答
・【利用したいと思わない理由】女性20代の5割「人とのコミュニケーションが苦手」と回答
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調査名 | マンガ(コミック)アプリに関する調査 |
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対象者条件 |
【性 別】女性 【年 齢】20代~50代 【地 域】全国 |
サンプルサイズ | 320サンプル(一部:133・114サンプル) |
調査期間 | 2024年10月1日(火)~10月2日(水) |
調査方法 | Webアンケート |
調査機関 | 株式会社アスマーク |