日常のちょっとした疑問を独自のミニリサーチ形式にて発信していく「Smart research」
今回は「国民皆歯科検診」の認知率と「歯」に関する調査を実施しました。
「国民皆歯科検診」とは、2025年の導入を目標としている歯科検診を義務化する制度です。
定期的な歯科検診を行うことで虫歯や歯周病などの早期発見に繋がり、医療費を節約できたりと国民にとって様々なメリットがあります。
そこで今回は、そんな「国民皆歯科検診」 に対する認知度や、普段歯の健康を保つ上で行っていることについて、自社モニターへアンケートを実施しました。
まず、国民皆歯科検診の「認知」については、約6割は「知らない」と回答しました。また、国民皆歯科検診の「内容まで詳しく知っている」方は全体の1割程度という結果に。
国民皆歯科検診の全体の認知率はまだまだ低いことが伺えます。
次に歯の健康を保つ方法について質問をしたところ、2人に1人が食後に毎回歯を磨いていることが分かりました。他にも約4割程度の方が定期的に歯科検診に行くことで歯の健康を保つことに努めているようです。
なお、自分自身の歯が健康であるかを伺ったところ、「非常に健康である、健康である」と回答したのは全体の約4割弱となり、自身の歯が健康だと思っている人が多数いることが明らかになる一方で、
「あまり健康ではない、全く健康ではない」と「どちらともいえない」の回答が合わせて6割程度であることから、国民皆歯科検診を導入することで良い影響が出るのではないかと予想できます。
歯科検診の義務化により、国民の歯に関するトラブルや症状が少しでも改善されることが期待されています。
今後の「国民皆歯科検診」の具体的な詳細についても注目して見ていきたいです。
調査名 |
国民皆歯科検診と歯の健康に関する調査 |
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対象者条件 |
【性 別】男女 【年 齢】20代~50代 【地 域】全国 |
サンプルサイズ |
計320サンプル |
調査期間 |
2024年6月25日(火)~6月26日(水) |
調査方法 |
Webアンケート |
株式会社アスマーク |
株式会社アスマーク |