「住まいの防災訓練への参加者」約2割

日常のちょっとした疑問を独自のミニリサーチ形式にて発信していく「Smart research」
今回は「災害の備え」について調査しました。

「災害への備え」約4割の家庭が実施

 

日本は地震・台風・豪雨による洪水等自然災害が多く、常に災害の危険と隣り合わせな国とも言えます。
特に今年は年明けとともに能登半島地震、隣国では台湾地震と大きな地震が立て続けに発生しました。
そこで今回は防災への意識を探るために自社モニターへアンケートを実施しました。

初めに家庭で災害の備えをしているか確認したところ約4割の方が「備えをしている」と回答しました。
備えをしている方の内訳を見ると、8割の方が「防災グッズや食糧の用意」と最も多く、次いで「避難場所や経路の確認」が5割という結果に。
まずは手軽にできることから備える方が多いようです。

次に住まいの防災訓練への参加を伺ったところ実施率は約半数であり、「参加していない」が最も多く「毎回参加している」は僅か5%と参加率の低さが伺えました。
一方住まいで実施していない場合も「参加意向はない」が意向ありの方を大きく上回る結果となりました。
災害発生時の具体的な行動計画を持たないまま過ごしている人が多いことが想像されます。

日本における災害のリスクは非常に高いにも関わらず、家庭での災害への備えや防災訓練への参加はまだまだ低いのが現状です。
地域社会や教育の場での更なる啓蒙活動と実践的な訓練の提供が必要です。
また、災害対策は個々の家庭だけでなく、コミュニティ全体で協力し合うべきであるとの認識が求められるでしょう。
災害は予告なく訪れますので、これを機に防災計画を見直してみてはいかがでしょうか?
 
 

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調査名
防災に関する調査
対象者条件
【性 別】男女
【年 齢】20代~50代
【地 域】全国
サンプルサイズ
計320サンプル(一部:132サンプル)
調査期間
2024年3月21日(木)~3月22日(金)
調査方法
Webアンケート
調査機関
株式会社アスマーク