SNS広告で4人に1人が商品やサービスを購入した経験あり

日常のちょっとした疑問を独自のミニリサーチ形式にて発信していく「Smart research」
今回はSNS広告に関する調査を実施しました。

自分の趣味や興味がある広告が表示されると思うSNS1位は『YouTube』

 


web広告を通じて商品を購入したご経験がある方は、多いかと思います。SNSプラットフォームでは、各ユーザーの興味や関心に基づいた広告がアルゴリズムによって表示されるものもあり、そういった場合、個々のユーザーに合った商品やサービスの広告が表示されます。また、SNSプラットフォームで表示されるSNS広告は、告知のような情報を伝える側面だけでなく、ユーザーの購買意欲を刺激し、消費者行動に影響を与える可能性があるwebマーケティングとして注目されています。
そこで今回は、注目されているSNS広告について調査を行いました。

まず、直近1か月で利用したSNSについてお伺いしたところ、「LINE」が最も多く、約8割弱の利用者がおりました。次いで「YouTube」が約7割弱、X(旧:twitter)が約5割強と続きます。

次に、SNSを利用している方に、自分の趣味や興味に合った広告が表示されると思うSNSについてお伺いしたところ、「YouTube」が約3割で最も多く、次いで「Instagram」が2割強という結果となりました。先ほど最も利用があった「LINE」は、趣味や興味に合った広告が表示されていると感じている人は18.7%と4番目に位置する結果となりました。

さらに、SNSを利用している方に、各SNS内で広告を見て、商品やサービスを購入した経験についてお伺いしたところ、約3割の方が「購入したことがある」と回答しました。

これらの調査結果から、「LINE」において、利用者は他のSNSと比べると多いのですが、広告の側面で見てみると、ユーザーに興味がありそうな広告が表示される機会は他のSNSと比べ少なそうです。一方で、SNS全体で考えてみると約3割の方がSNS内で広告を見て、商品やサービスを購入したことがあると回答していることから、バナーや動画のクオリティなどの影響もありますが、ユーザーの購買意欲を刺激し、行動を促進させている面も見えてきます。

今後、SNS広告がより個々のニーズに合ったものになることで、消費者にとって有意義なものに近づき、購買行動に与える影響力も強まると考えます。また、企業サイドでは、どのSNSが自社の商品やサービスに最も適しているかを見極め、それぞれのSNSの特性を活かした広告戦略を展開することがさらに重要になっていくでしょう。

 
 

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調査名
SNS広告に関する調査
対象者条件
【性 別】男女
【年 齢】20代~50代
【地 域】全国
サンプルサイズ
320サンプル(一部:289サンプル)
調査期間
2024年6月25日(火)~6月26日(水)
調査方法
Webアンケート
調査機関
株式会社アスマーク