公開日:2019.12.05

トップオブマインド分析とは

  • データ集計・分析・活用

『第一想起』と『助成想起』からマッピングし『占有率(マインドシェア)』を把握する分析手法です。
ブランドの「第一想起率」を横軸に、「助成想起率」を縦軸に取り、当該ブランドへのマインドの「強さ」と「広がり」のポジショニングから視覚的に把握することができ、下記の4象限に大別されます。
『勝者(勝ち組ブランド)』『ニッチ(知る人ぞ知るブランド)』『レガシー(いにしえのブランド)』『マイノリティー(新興ブランドまたはマイナーブランド)』
 
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具体例

ある業界に対する企業名・ブランド名などを「純粋想起」「助成想起」により収集し、『市場の占有率(マインドシェア)』を把握する。

トップオブマインド分析具体例

『右上の象限:勝者』

市場で広く知られ、マインドシェアも高い「勝ち組」のブランド

『右下の象限:ニッチ』

強いマインドシェアによってコアなユーザーを獲得しているが、まだ広く認知を獲得するまでには至っていない、いわゆる「知る人ぞ知る」ブランド

『左上の象限:レガシー』

すでに市場で広まってはいるが、マインドシェアの強さに欠ける。いわゆる「いにしえのブランド」

『左下の象限:マイノリティー』

まだまだ市場への浸透度が低く、マインドシェアも獲得できていない新興ブランドまたはマイナーブランド
補足:
トップオブシェア分析の4象限は、商品ブランドの成長プロセスとも捉えることができ、ブランドの知名状況(浸透度)を把握することで、今後の戦略の方向性を見極めるための重要な要素考えられます。

認知レベルがどの程度なのか
競合ブランドと比べて上位なのか
→ポジショニングの確認とあわせて、定期的に確認することが重要
 
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執筆者
アスマーク編集局
株式会社アスマーク 営業部 マーケティングコミュニケーションG
アスマークのHPコンテンツ全ての監修を担い、新しいリサーチソリューションの開発やブランディングにも携わる。マーケティングリサーチのセミナー企画やリサーチ関連コンテンツの執筆にも従事。
監修:アスマーク マーケティングコミュニケーションG

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